食彩館アルビンのブログ

オーナーの板長が作る食事とトイプードルのコロン、ダイヤの日々の生活。お客様のトイプードル達と趣味ののんびりランのご紹介。

18歳以下の子供たちの医療費の無料化

2012-01-17 10:15:25 | 東日本大震災
本日の地元紙の論説に福島県民の内18歳以下の子供たちの
医療費無料化につて書かれておりました。

現在18歳以下の子供達約13000人が放射線被害を逃れるために
福島県から避難生活をしているらしいです。
いまだにこの数は増え続けているようで
この判断が正解なのか不正解なのか時間がたたないとわからないでしょう。
現在妊娠中の多くのお母さん方も福島県内での出産を希望してはおらず
さらに避難生活を生後直後から強いられる子供達が
増えることは間違いないようです。

我が家の3人も疎開をした方がいいとアドバイスをいただきましたが
色々な事が重なりいまだに、福島県に居残って??おります。
さらに歳を重ねると、裏磐梯よりも何倍も高い線量の
地域で生活を余儀なくされます。

この医療費の無料化というのは
ただちに健康への影響はないものの
今後何かの影響が出てくる可能性があるということなのでしょうね?
それとも被災者の生活の補助として医療費を無料化するのでしょうか?

放射能の影響を受けなくても普通に風邪はひくでしょうし
他の病気にもかかるでしょう。
成人前の子供たちの病気をすべて無料化するというのは
子供を持つ親としては大変ありがたいことですが
放射能、イコール、病気という方程式は少々、少々どころではない不安に襲われます。

霞が関のお役人も「どうして福島県の子供だけ特別扱いするのですか」と
と問われたそうですが、確かに全ての医療費となるとそうなるでしょうね?

ただ、県から配布された健康調査票はあくまでも放射線量の
推定にしかすぎません。
こちらでも線量計が配布され、一時子供達もおもちゃのように
付けていましたが、今は壁にかけられたままです。
大変貴重なデータのはずで、しかも大変高価な計測計にもかかわれらずです。
はなっから自己の放射線管理の為に使って下さいと言われると
確かに子供達が振り回して遊びの道具になり下がってしまうのは見え見えでした。

さらにこの線量計をもとにまじめに報告をしているにもかかわらず
なぜか被ばく線量が低く報告されているようです。
1日の線量に365日をかければ年間の被曝量は分かるはずです。
しかも毎日空間線量は発表され、こちらはこの線量に24時間かけて365日をかけることにより
簡単に年間の被曝量を推測できます。

医療費の無料化が云々される前に福島県内やその他周辺地域の
放射線管理の方が最優先されると思うのですが、いかがなものでしょうか?
(できるかどうかわかりませんが、集団疎開等の措置が
未来の子供たちを救うには必要??)
いまだに県内の中通り、浜通りでは年間1ミリシーベルトを簡単に超える地域で
生活している方々が沢山いらっしゃいますので。
小手先の除染をしている間にどれだけの県民がどれだけ被曝するのか?
それこそ霞が関のお役人のお子様をこの地域でお育てになってみてはいかがでしょうか??
胃に穴が開くほど心配になる親の気持ちをお分かりいただけるかと思います。

阪神淡路の震災から17年
東日本大震災から1年経とうとしております。
ご冥福をお祈り致します。

http://p-alvin.com
コメント (2)
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