うららかdiary

思いのままに綴ります☆

レモンイエローの色彩。

2017-09-11 14:37:52 | Weblog
まだまだ暑い東京の9月。
近所の神社で祭事があり、神輿が町中を練り歩いている。

そんな中、私はふらりと図書館へ。
手にとったのは、梶井基次郎。

細かい文字が連なる本を、立ったままめくっていくと、頭の中が鮮やかなレモンイエロー一色になり、短編小説をひとつ読んだところで書棚に戻した。

「黄金色に輝く恐ろしい爆弾」は、ひっそりと私の中にあり続け、
夕食のメインはレモンバターソースを絡めたソテーになった。

こんなにも鮮やかな色彩を感じた小説が今までにあっただろうか。

ひと夜明けた今では、爆弾の威力はなくなったようだ。


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