痛ぁーい。◯◯ちゃぁん!
大騒ぎするあなたが、私は正直、苦手でした。
中学生カップルのような、無邪気なあなた。
私があなたの担当になった時、胃がキリキリしたものです。
誰か変わって。私は無理!と。
それでも日々、接するうち、
お互いがだんだんと慣れ、いろいろなお話をして
いつしか共通点を見出し、自然と自然な形で居ることができた。
でも。そうこうしていても、
着実に砂時計は落ちている。
無感情に平等に。
表面的なあなたからは知り得ない、
とてもとても頑張って生きてきた、あなたのもう一面を知った時、私はあなたに惹きつけられた。
自己犠牲だったかもしれない。
でも、この場に及んで決して口にしないあなたの生き様は、やはり愛だけだったのだと思う。
砂時計は落ちている。。。
おそらく私はあなたの最期にはあえないから。。
どうかあなたらしく、あなたのタイミングで逝けますように。
いつものように、痛かったら
痛ぁーいって言って、不器用な彼に見守られながら逝けますように。
息が苦しい中、
「いっぱい、いっぱい、親切にしてくれてありがとう」と言ってくれてありがとう。
私もあなたにあえてよかった。
最後のシャンパンの会も楽しかった。
ご縁に、ありがとう。
あなたらしく旅立ってね。