村上春樹著「遠い太鼓」にフィンエアーがちらりと登場する。
日本からフィンエアーを利用し、ヘルシンキ経由でローマに行くというくだりがある。
CAが健康的でのんびりニコニコ働いているフィンエアーはお気に入りのエアラインのひとつなのだそう。
日本の航空会社はサービスはいいのだが、会社によってはマニュアルすぎた神経質っぽさがある。フィンエアーはその対極にあるといってもいいだろう(というふうに書かれていたと思う)
そんな記憶もあって、楽しみにしていたフライト。
私の座席のモニターがなぜか映らない。
離陸前、離陸後、とCAに声をかけてみるがやはり映らず。
時間をすこしおいて3回目のコールボタンを押す。
モニターを映してほしい旨伝えると返ってきた回答は
「3度トライしましたが動きません」。
私は観たい映画もあったのと、フィンエアーのサービス度もみたかったので
ちょっとくいさがってみた。
「回復しません。日本の雑誌でも読んでいて」
と半分面倒くさそうにいって、ビジネスクラスのほうから日本語の雑誌(しかも読んだことのない「○○主婦」とかいう雑誌←ショックで覚えていない。OH!!)を手にして戻ってきた。
まあ、往きのフライトはこんな感じで退屈だったが
私もフィンエアーは好きな航空会社のひとつである。
帰国後、フィンエアーのマイルをJALマイルに加算した。