涼しいおはなし

2016年07月08日 | 日記

 

 先週 本当にあった お話です

 

 

 

夕方だけど明るい 5時ころ

 

 

職場の出入り口は、虫の侵入を防ぐため、この時期 ドアはしまっている

学校にありがちな、ガラスの引き戸

窓は、網戸で全開にしてある

(エアコンガンガンですが、感染症予防のため 換気必須です)

 

私は、おやつの片付けをしながら、お迎えの対応の当番

出入り口に近いところにいた

 

室内にいたお子は、2,3人

ほとんどの子は 屋外で遊ぶ時間

 

もう一人の職員さんは、 室内にいるお子さまと工作をしていた

 

出入り口 外から

 

「こんばんわ」

 

ん? 明るいのに「こんばんわ」 かい?

お迎えの保護者だ

 

布巾の消毒の手を止めて、出入り口 外を見た

どの子の保護者かな と 顔を確認するために・・・・・

 

いない

 

 

あれっ ?

 

空耳か?

 

もう一人の職員の方をみた

 

彼女は椅子に座っていたので、首を伸ばして

出入り口を 見ていた

 

「今、こんばんわって 、聞こえたよね?」

 

「聞こえた、聞こえた この明るさで こんばんわ って・・・・」

 

 

2人で顔を見合わせる

室内にいた子が、聞いている

これ以上、話を膨らませてはいけない

 

そのすぐ後、外遊びのお子様が戻ってきて、大騒ぎ

 

その喧騒と、おしゃべりに付き合い、そのまま 忘れた

 

そして、思い出した

 

多くの人が出入りする 学校の一部での 保育

上からの声だったかもしれないが

 

間違いなく 大人が二人で、同じ声を  同じ方向から 聞いた

 

中年女性の声で

 

 

 こんばんわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
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