「最近、叱れない幹部が多い」という話を耳にします。
これを真に受けて、部下職員にやかましくさえ言えばいいなんて考えてる幹部がいるから、ダメなんですよね。、
時には、パワハラで訴えられたりする問題も生じています。
私に言わせれば、叱れる幹部になって、是は是、非は非として部下をしっかりと指導できるようにするには、叱るのと同時に親身になって部下職員のことを思う、そういう気持ちを持つことが大事であると思うのです。
何のかかわりもない状態で、やかましいことだけを言っても、部下にしてみれば
「何を、たわけたこと言うとんじゃ?現場のことも知らんクセに・・・」
くらいしか思いません。
しかしですね、ここに例えば一緒にご飯食べに行っておごってもらったとか、仕事のミスをカバーしてもらったとか、自分のことを認めてくれているとかそういう感謝の念があれば全然違います。
そういう幹部に叱られると、普段良くしてもらってるだけに部下職員にしてみれば
「あんなに、俺のことを思う人を怒らせるようなことして申し訳ない・・・」という気になるのです。
叱れる幹部になれというのは、叱れる人間関係を部下と作りなさいという意味で、何も、野蛮な言葉を部下に吐いて、怒鳴りなさいという意味ではないのです。
ここを勘違いしたら、大事しますのでね、そこは十分考えて指示・指導をすべきと思います。
やはり、部下は慈しんで大事にしないとダメなんです。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます