ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

チーム育成(その10・・・運動初体験でレギュラーになった理論派男(1))

2012年08月24日 07時12分12秒 | チーム立ち上げ

はじめに
レギュラー選出に関する2人目のサプライズは、運動初体験ですが、かつて「青年の主張」で宮崎県のグランプリを獲得した経験を有するTさん(48歳)でした。
彼もまた、スパイクやブロックはできない選手でした。
チームに加入した触れこみは、年1回地域で行われるミニバレー大会で活躍するためにボールに馴染みたいというものでした。
ですから、練習には極めて積極的だったのです。
しかし、そこは48歳、運動能力を比較すると他の若手選手に劣っていました。

ところが、彼はひょんなことからレギュラー入りに大きく近づくこととなったのです。

Tという男
とにかく、何事にも前向きな選手でした。
48歳の自分が頑張れば、他の若手も頑張るだろうということで、何事にも積極的に取り組んだのです。
青年の主張でグランプリを獲得しただけに、理論派であり、バレーボールに役立つこと、チームに貢献できることはなんでもやろうという選手でした。
バレーボールはもちろん、運動の未経験者ということで、どういう練習にも素直に取り組んでくれる、一つ一つのプレーを大事に考えるというタイプの人だったのです。

怪我の功名
チーム立ち上げて週2回の練習をする中で、必ず入れていたのが、最後のミニゲームでした。試合経験がないという選手が多いので、その感覚を掴ませるのと、なんといってもゲームになると皆が生き生きとなり、楽しいからです。

練習に参加するメンバーの中には夜勤者もいますし、家庭の行事を優先することもあるわけで、毎回の練習は12~15人くらいで行うのが常で、少ない時は6人ということもありました。

したがって、ミニゲームも3~7人ずつに分かれてやることになるわけです。

そんな時、ミニゲームの終盤にTさんの足がけいれんを起こし、見学に入ったことがありました。
当日は練習メンバーは12名であり、ミニゲームも6人制コートを使ってやっていたわけで、それほど厳しい練習をしているというわけでもなかったのですが、Tさんの足がけいれんを起こしたのです。
実は、このことがきっかけとなり、Tさんのレギュラーへの道が開け始めたのです。

その夜、私は自宅に帰って、練習を記録したビデオを見て驚きました。
そこには、ミニゲーム中には私が気付かなかった、Tさんの実に興味深いプレーが写っていたからです。


本日ここまでです。

 

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