はじめに
9人制バレーボールのポジションによって、効き足とは逆方向に移動してブロックに参加しないといけない場合があります。
通常は、サイドステップで移動するわけですが、より高い打点でスパイクして来るアタッカーに対応するべく、ここでブロッカーがランニングジャンプで対応しようということになると、少し方法を工夫しないといけません。
本日は、効き足が右の選手が効き足と逆方向、すなわち左側に移動してブロックする場合のステップについてお話します。
ランニングジャンプの方法
下図を見て下さい。
右端の白シャツから青シャツのとおり1回目のジャンプから着地したら、左足(赤で表示)はやや床から浮かした状態にし、右足(黒で表示)だけで着地します。これは、昨日までにお話しした着地と同じです。
しかし、この後が右側に移動する場合とは、少し異なるので、じっくり確認していただきたいのです。
1歩目・・・・青シャツから赤シャツのとおり、左足を小さく出します。
見ようによっては着地した位置に置くのだが、右足より
ほんの少しだけ、遅れて左足を床に置くという感じにも
見えます。
ここでは、とにかく着地の際、両足を同時に着くのではなく
右→左という順に床に着くことを意識してください。
左右同時に床に着くと次の移動が遅くなります。
2歩目・・・・ここで、赤シャツのとおり、体の向きを90度ライト側に向け
ながら右足を出します。
3歩目・・・・黄色シャツのとおり右足を軸に左足を前に出します。
4歩目・・・・緑シャツから黒シャツ、さらにはピンクシャツのとおり
左足で床を蹴り、右足を大きく前方に踏みだします。
ほとんど同時に蹴った左足を右足傍に引きつけ、
ピンクシャツの状態となり、アタックと同じ感じでジャンプ
します。
後は白シャツのとおり、体を右に捻りつつブロックを完成させていきます。
その時の足の運びも図もアップしておきますので参考にしてください。
ジャンプ直前の4歩目のところでは図のとおり、つま先はネットに対して45度くらいでネット側に向けます。しかし、この時点における上体は、上記図のピックシャツのとおり、ネットに対して直角で横向きにします。
この姿勢でジャンプするわけですが、腕振りの際ネットタッチする不安がある方は、ポン監督が言われてたようにネットに近いほうの肩(ここでは右肩)をやや前に突き出すことを意識するといいようです。
で、後はこの状態から両手を大きく振ってジャンプし、白シャツのとおり腕を振り上げたところから体を右に捻ってブロックを完成させるのです。
本日はここまでです。
明日は、練習時に不都合を感じる選手への修正方法についてお話し、その次に、さらに高速で移動する方法についてご紹介します。
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宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、福岡県、大分県、沖縄県、高知県等を転々としながら、各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等をご紹介しています。
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