ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

決勝トーナメント1回戦で起こった出来事(その6・・・フォーメーション選択)

2014年02月08日 10時26分42秒 | 戦術

はじめに
初の全国大会出場で、予選2位となり、決勝トーナメントに上がった我松江Winzは、前年度準優勝で今年第2シードとなっている大阪と1回戦で対戦することとなりました。

予選で福岡に善戦していたWinzは、この試合もまったく気後れすることなく立ち上がりからよい試合を展開しましたが、勝負どころでミスをし、終盤に突き放され、1セット目落としたたのです。

ただ、それでも気持ちはおれていませんでした。2セット目、もう一度気持ちを奮い立たせ挑むことにしたのです。
エース青本のへのマークは徐々に厳しくなっておりましたが、そういう中、青本は頑張ってスパイクし、レシーブ陣もこれを必死にカバーしておりました。

251123全国決勝1回戦2セット(大阪戦)

フォーメーション1
ところで、全国大会に使った私たちのフォーメーションについてお話します。
私が考えたのは下図のような2・4・3のフォーメーションでした。

これ、サーブレシーブ時のフォーメーションですが、

で示したのはバレーボール経験者
は女子選手(矢野さんはママさんバレー、志村さんはミニバレー)
は、この4月からバレーボールを始めた初心者
中衛ライトだけどサーブレシーブを免除されている足立は剣道とテニスをしている選手。
バックレフトの鴨下君は元体操選手
その隣の矢野課長はサッカーのゴールキーパー
リザーブの村本はラグビー、木田は野球、瀬川は駅伝の選手です。

とにかく、サイドアウトを取れないと話になりませんので、サーブレシーブ中心で組んだフォーメーションでした。

フォーメーション2
それに対して、経験豊かな小川係長が提案したのは下図のような3・4・2のフォーメーションでした。

攻撃重視でクイックの倉本をサーブレシーブから外し、そこそこレシーブができる矢野課長を中衛ラインに上げ、真ん中を矢野夫婦で守らせて行こうというものでした。

私としては、場合によっては私自身もサーブレシーブに下がろうかというくらい、チームのサーブレシーブには不安を抱いておりまして、そのために二段トスの練習にはずいぶん時間を費やしましたし、パスがアタックラインくらいまでしか戻らなくてもBクイックは使えるくらいの練習をしていましたので、後衛の負担が増えるこのフォーメーションには消極的でした。

ただ、選手の多くは特長的な速攻中心のバレーを展開するべく、これでやってみたいということでしたし、島根クラブとの練習試合でも、結果を出したので、このフォーメーションで全国に臨んだのです。



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