前回の記事でお話したとおり、2・4・3のシフトでサーブレシーブをすることとし、これで、サーブレシーブのミスは格段に低くなりました。
サーブレシーブはセッターまで戻らない可能性も視野に入れ、二段トスの練習はずいぶん積んでおりましたし、少々返球が乱れても倉本のクイックは使えるところまで精度を上げておりましたので、とにかく、相手サーブをなんとか味方選手がカバーできる範囲に上げさえすれば、なんとかなるという状況になっていたのです。
当方は、結構厳しいスパイクを相手チームに決められつつも、レシーブ陣が粘り、青本が頑張ってなんとか中盤が終わるところまで、点差を開けられることなく接戦を演じてくれました。
しかし、青本へのマークはだんだんきつくなり、4枚ブロックが来るようになり、B前の時間差をしても3枚のブロックが来るという状況が生じていました。
相手チームが青本、青本という具合にマークしているわけです。
ラリーをしても、青本だけで決めきれなくなってきたのです。
長いラリーの後、相手のセンターにビシッとスパイクを決められてしまい17対17となった時、私、ここはどうしても一度ライトにトスを回さざるを得ないと考えました。
そこで、ボールデッドの間に山形君に
「山形君、次、ライトセミ一発行くから、準備しとって。頼むよ」
と声を掛けたのです。
ライトにあまりトスを上げてないから、大丈夫だろうかという想いはありましたが、ここは山形君を信じて、一本トスを回すしかなかったのです。
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