はじめに
助走を1歩助走にして、そして概ねのジャンプ位置と助走開始ポジションを掴んでも、タイミングが今いちよくつかめないという選手のための練習方法です。
そう言えば、学生時代にやらされたという方もおられると思うのですが、分からなくなったら、基本に立ち返ってそこから少しずつ進んで行くというのがいいかと思います。
投げパス、トス、キャッチ
セッターと二人で練習します。
右端に白シャツとグレーシャツの選手が2人描かれていますが、これは一人のセッターを2回描いたものです。
オレンジシャツ、青シャツ、ピンクシャツ、クロシャツ、赤シャツはAクイックを打つ選手が動いていく様を表しています。
セッターの動き
やり方は簡単です。
セッターが白シャツのとおり、○のようにボールを持ってネット際に立ち、
ここからセッターはボールを直上に投げます。高社セミか、セミよりちょっと高いくらいの高さが理想です。トスアップしやすい高さでよく、
○→●→●という感じです。
で、その後●→●→●→●とボールが落ちてきますので、セッターは直前に直上に投げたボールを●で捕らえ、●→●のとおり自分でトスアップします。
アタッカーの動き
Aクイックの助走開始ポジションに立ちます。
で、セッターがボールを投げ上げたら、タイミングを見て、1歩で思い切って走り込みます。
この時走り込むタイミングは、ボールが●に来た時、アタッカーもピンクシャツのとおり、腕を振ってジャンプを開始します。
気持ちの上では先にジャンプして空中でトスを待つようなイメージでジャンプします。
しかし、ビデオを撮ってみるとだいたいこのくらいのタイミングでジャンプすると、概ねトスアップと同時に体が床を離れて空中に上がるという感じになります。ボールが●の時アタッカーは黒シャツ状態という具合です。
赤シャツの状態に空中に飛んで姿勢を保っているところに、●→●のとおりボールが飛んできますので、
これをタイミング良く両手でキャッチします。
アタッカーはトスアップ直前にジャンプして空中で待ち、上がって来るトスボールを両手でキャッチするというイメージを大事にしながら、この練習を行います。
ボールのキャッチができないと、Aクイックは打てません。
逆にキャッチができるようになると、Aクイックの完成はかなり近くなります。
本日ここまでです。
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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はウナギのかば焼き。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としてきました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れなかったのですが、昨年宮崎県に戻って来たのを契機に、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介してみることにしました。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。
ボールにきちっと手を当てたい。そしていいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい,ベストを尽くし一発当てたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
日本を代表する格闘技である柔道の選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍した事例等、上達したいという皆さんの期待に沿う記事をアップします。現在5つのカテゴリでトップを採っているほか、お盆や「格闘技(お盆や格闘技の記事は少ないですが・・・)のカテゴリでもランクインしています。
皆さんには、マラソンの有森裕子さんのように、地道に頑張る大器晩成、勝負どころでベストを出せるタイプの選手を目指していただきたく、初心者向けの記事や初心者が頑張っている記事をアップしたいと思います。
その他、夏休みの避暑地としてベストな宮崎県と鹿児島県境の霧島、日本一の焼酎会社霧島酒造等で有名な霧島、温泉や観光でベストな霧島の記事をアップアさせていただきます。
たくさんの練習方法のupをありがとうございます。台風で練習が中止になり、久々の練習日です。早速、実践してみます。
読めば読むほど、かすんでいた思いが、はっきりしてきて、早くボールに触りたいです!!!
監督は、ボールの上がり際を打つよう指導されています。また、3のパターンのよう、ボールがあがります。
私は、確かにボールの軌道を見てから打つくせがぬけず、また、腕の振りで、アタックを打っていたのだと振り返っていました。スナップを強化しなくては。。。
チーム方針としては、とにかく相手チームにAがあることを印象付け、チャンスボール以外でもAにもっていき、オープンのブロッカーを一枚減らすという狙いがあります。なので、へなちょこなAでもまずは、OKなのですが、やっぱりそんなギャンブルみたいなAでは、私は納得できないし、セッターもなにより、這いつくばって拾ってくれるレシーバーに対しても、申し訳ない次第です。
とにかく、できることはなんでもチャレンジします!!
コメントありがとうございます。
改めて御返事させていただきます。
コメントありがとうございました。
監督が求めておられる、ボールの上がりっぱなを叩く感覚を掴むお手軽練習も御紹介していきますので、是非頑張ってください。
できるだけrossiiさんに合ったものを御紹介したいと思いますので、記事アップ途中で思うところがあれば、お気軽にコメントいただけるとよろしいかと思います。
対応する記事のアップには2~3日要すると思いますが、具体的な解決策を提供するよう心がけたいと思いますので是非頑張ってください。
先日、ボールをうまく投げられなかった選手にAクイックを打たせる記事を御紹介しましたが、彼は、6月23日の九州大会でAクイック(プッシュなんですが・・・)を打ちまして、2年前に全国優勝していた鹿児島を相手にこれを決め、ブロックも決める活躍を見せました。
動きはまだ、ぎこちなく、ネット際のプレーなどはあまりできませんし、ボールのヒットもビシッと打つのは無理なのですが、チーム戦術の中で有効なAクイックを身につけて活躍しました。
鹿児島戦ではAクイックを決めたのは1本でしたが、相手のセンターのブロックが1枚付いて来るようになったため、5枚のブロックを分断するのに成功したのです。
その状況を作った上で、別のアタッカーが時間差のセミやライト平行でポイントを取るという戦術が当たり、この試合に勝利して決勝進出しました。
速いAクイックの存在がチームを勝利に導く一要因となったのはまちがいありません。
rosiiさんも是非頑張っていただきたいのです。やれば、できるものなのです。
では、また。