はじめに
トスのタイプとAクイックを打つ選手のジャンプのタイプを見極めたら、おおよその助走開始ポジションとジャンプ位置を特定します。
ここに目印を付けて(ポン監督はテープを張っています。)、アタッカーはその位置でジャンプし、トスが合うのかどうかをチェックし調整していかねばなりません。
助走開始ポジションとジャンプ位置の決め方
色々なパターンを全部説明するとゴチャゴチャなって分かりにくくなるので、この記事ではジャンプのタイプとしては垂直に効率よくジャンプできるタイプの選手にAクイックを打たせるという例でお話します。
rosiiさんのジャンプがこれと異なる場合(幅跳びするタイプ)は、その分もう少し後ろからスタートし、本記事で示すより、少し後ろでジャンプします。
今回は真上に飛べるということを前提にお話しします。
先にジャンプ位置を決める
先にジャンプする位置を決め、そこから、逆算して助走開始ポジションを決めます。
でジャンプの位置ですが例えば、下図3のようにAクイックのトスを若干レフト方向に流してしまう傾向がある場合はボールの落下位置である●をしっかり把握した上で
下図のような位置に足が来るようにジャンプの踏み込みをします。
上記3のトスボールが床に落っこちた箇所が下図の●ですので、その個所を左足で踏みつけるような感じでジャンプします。
その場合のボールの頂点が●ということになり、この●をヒットするためのジャンプする場所を探さないといけません。
くれぐれも勘違いしないで下さいよ。
これ助走開始のポジションではありません。
ジャンプの踏み込みをする場所ですから、その点はくれぐれもよろしくお願いします。
下図4のようにセッターのトスがあまり流れず、ほとんど直上に近い感じで上げられる場合は、
アタッカーは下図のとおりボールの落下位置
である●の位置のすぐ外側、つま先が●にかかるかかからないところでジャンプしてみることにします。
その場合のボールの頂点は●です。
で、この場所でジャンプできるように、ここから1歩斜め後方にずらしたところに助走開始ポジションをとればよいのです。
1歩で力強く入って、下図のような位置でジャンプできればボールを捕らえてAクイックを打てる日は近いということになります。
調整
これで打てるということになればそれでいいでしょう。
しかし、これでは若干ボールが捕らえられないということであれば、そこから少しずつジャンプの位置を前後左右にずらしてみるのです。
そういう微調整をしながら合わせていきます。
この場合くれぐれも注意しないといけないのは、セッターとアタッカーと両方で調整しないようにするということです。
rosiiさんの場合、セッターには注文つけにくいということですから、トスを一定の状態で上げるようお願いしておいて、rosiiさんがジャンプ位置の調整を図るというのがいいと思います。
あすは、それでもうまく行かないという選手のための練習方法を御紹介します。
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