ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

セッターの練習(キャッチ&スロー)

2010年06月27日 08時54分06秒 | セッター・トス
http://sports.blogmura.com/volley/
1  図1のとおり、壁から50cm~80cmくらい離れて立ち、壁に向かってボール
  をパスします。バウンドして返ってきたボールを、また、壁に向かってパスしま
  す。
   マリつきのように連続してポン、ポン、ポン、ポンとこれを繰り返すのです。



2  この練習では腕全体を動かすのではなく、図2のとおり、下腕部は手首までほ
  とんど動かさず、手首から先だけを前後に動かしながら、壁にバウンドして手
  元に戻ってくるボールを手首を前方に折った状態(図の青で示した手の状態)
  で迎えます。

3  すると、そこへボールが飛び込んできますので、緑のAの位置にボールが来
  たところで、そのボールを青で示した状態の手で向かい入れ、そのままボール
  の勢いに押されるままに手首を後ろに折っていきます。

4  緑の位置のボールを迎えた青い位置の手首を、ピンクで表示した手の位置
  まで折る際は、意識して手首を折るのではなく、ボールに押されるまま手首が
  止まる所までボールに押され、その結果、手首が後方に折れ、手がピンクの位
  置に来て止まるというイメージでボールを受けてください。正にボールを
  キャッチですね。

5  手首がピンクの位置に止まった時、ボールはオレンジ色のBの状態にありま 
  すので、ここから手首を前方に跳ね返すようにして、ボールを押し出します。

6  手首は再び青い位置まで押し戻され、同時にボールも手に密着したままBか
  らAまで押し戻され、その先は手元を離れて、空中に(この練習では向かい側
  の壁に)飛んでいくわけです。この部分がスロー(投げる)になるわけですね。

7  ボールはA→B→Aの間、手に密着した状態です。  

練習のポイント
 この練習では、力を入れるのは、ボールを押し出す瞬間だけという感覚で行うのですが、実際、ボールを受ける際も指や手首に若干の力が入っていないとうまくボールはキャッチできないわけでして、その時の力加減やタイミングの感覚をつかむための練習なんですね。
 
 選手から「ボールを受けるときは、手にはどのくらい力を入れるのですか?」と尋ねられますが、その解答は難しく、「中くらいの力入れたらいいよ。」って、結局分かりにくい返事して笑われるのですけれども、キャッチ&スローは「理屈よりアクション」で、とにかく回数こなして、感覚として体得するしかないような気がします。
 
 バスケットボールで見られるドリブルは手にボールが吸いついて見えますよね。極端に言うと、ああいう感じでボールを手にフィットさせ、壁に向かってパスできたらいいと思います。
 
 とにかく、挑戦して体感してみて下さい。

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では、また、よろしくおねがいします。


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