ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

実際のトスアップを意識してバックパスを2種類覚えよう

2010年07月03日 08時30分54秒 | セッター・トス

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A図
前回の「バックパス練習で、選手同士が連携する楽しさを体験させる。」のおさらいですけど、まずは、コーチにパスを出してもらい、これを真後ろにバックパスする練習をします。


B図・・・・真後ろへのパスがができたら、今度は方向を変えてパスしますが、この時セッ 
     ター(ピンクシャツ)は、図のとおり、左肩口でボールを担ぐような感じで捕らえ、
     斜め45度~90度方向を変えてトスアップします。真ん中の図Bで、体の向きと
     ボールの位置確認願います。
      
   手や頭の動かし方のイメージは上の右図を見て下さい。
         1 黒い人型のイメージでボールを迎えた後、
           肩越しにトス方向を見ながら(ピンクの人型の頭部参照)
         2 ボールキャッチした後は右ひじを上方に突き出し(A)
         3 下腕部の腹(内側)を外向きにひねり出し(B)
         4 右手の平が天井向くように手首を返し(C)
         5 左手の平も天井向くようにライト方向に手首を返し(D)
         6 左手下腕部をライト方向にずらし(E)
   バックトスした瞬間、ピンクの人型になるようなフォームでトスします。
    
      このパスは、比較的力が入れやすいのと、バックトスする方向が視線に入る 
     のとで、乱れたパスからでも(頑張れば、アタックライン辺りからでも・・・)、
     CクイックやDクイックのトスを上げることができ、実戦ではかなり使えるパスで
     すから、ぜひ覚えたらいいと思います。
      実戦での使い方の詳細は後日紹介します。



C図・・・・これは、トスを上げる方向に完全に背中が向くようにしてトスアップします。こ
     れが、普通のトスですね。直前まで前後のどちらに上げるかが分からないよう
     なトスアップができます。真ん中の図のCで体の向きとボールの位置確認願い
     ます。
     
      このトスは、ライト側から返球されたボールに対して、セッターがレフト側を向
     いてボールを捕らえ、そのままバックトスでライトに上げるというフェイクなど、
     さまざまな使い方のあるトスアップですから、しっかり覚えて下さいね。

      指導する時はできるだけ、将来持ってく方向も選手に示すと、選手はそれを
     意識しながら、一生懸命取り組みますよ。

これができたら、次はネット際でネットを意識して練習します。これは次の記事でアップしますね。
 
で、明日は、ネット際のトスアップ練習方法の記事をアップしますが、ここで、いったん、セッター練習を中断し、その後、しばらくコメントで質問のあった「後衛のゲーム中(ラリー中)のポジション取り」について記事をアップしますので、よろしくお願いします。

こちらの記事も参考になるのがたくさんありますよどうぞ~

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