はじめに
セッターは、一定のトスを上げてアタッカーがそれに合わせるのか、それとも、それぞれのアタッカーが要求するトスを上げて行くのか、その考え方についてお話しています。
前回までに、セッターのトスアップの精度だけについて図式化して説明いたしました。
上図のとおり、
青シャツのセッターは処理範囲が広く、狭い範囲を狙ってトスアップでき
赤シャツのセッターは処理範囲は広いが、トスも広い範囲に散ってしまうというレベル
紫シャツのセッターは処理範囲が狭く、トスは広い範囲に散ってしまうというレベル
例えば、このように分けるころができるわけです。
今日から、このタイプのセッターがチームにいるとき、どのようなことが起こるのかについてお話します。
選手のプレーのレベルをA B Cのクラスに分ける
選手のボールの処理範囲と、返球やスパイクの行く範囲の正確さを比べてそれをA,B,Cの3クラスに分けます。
Aクラスの選手はレベルが高く、B、Cの順でそのレベルは下がっていくわけですね。
Aクラスの選手ばかりがプレーした場合
広い範囲のボールを処理することができ、そこから、ピンポイントで狙ったコースにパスやトス、スパイクを出すことができるAクラスの選手が揃った状態でプレーするとどういうことになるか考えます。
下図を見て下さい。
Aクラスのレシーバーは、広い範囲のボールに反応して、かなりの精度をもってセッターに返球します。
このことは、相手チームが厳しいボールを返球(サーブでも、スパイクでも)して来たのに対して、通常なら相手チームのポイントになりそうなところを、レシーバーがこれを処理してセッターに返球してしまうということを意味します。
まず、相手の得点をこの時点で防いでしまうわけです。
本日ここまでです。
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