はじめに
こんがらかって動き方が分かりません・・・。
という、前衛レフトを守ることとなった選手に、判断スピードを上げる練習方法があるぞと持ちかけると、大喜びして跳びついてきました。
でも、練習内容を告げ、実際にやらせてみると、かなり、がっかりして、「ついていけるか心配・・・」と漏らした練習がありました。
でも、これを克服すると、確実に判断スピードが上がり、プレーの速度も上がるという練習方法がありますので、御紹介しておきます。
とにかく苦しい状況で練習する
とにかく、どんな方法でもいいのです。体が十分に動けない状態を作ってから、練習をするのです。できれば判断力が落ちた状態くらいまで追いこんで練習します。
例えば私たちが若いころやっていた練習ですが
まず、30分間はフットワークをします。
ダッシュやゴム飛び、逆立ち等をやります。
最初のうちはこの時点で気分悪くなったりします。
そこから、パスに入ります。
すると、体に力が入らない状態でぱすをせざるを得ません。最初のうちは大変ですが、そのうち、力を入れずともしっかりしたパスができるようになります。
対人のレシーブをやった後、3メン等でみっちり鍛えられ、その後ワンマンのレシーブが20本×2セット
ワンマンスパイクが20本×2セットという感じで行われますが、これが、どうにもきついわけです。
どちらとも後半になると、動けなくなってきます。何と言ってもアマチュアですから、体力的に苦しいわけなんです。
しかし、そういう状態が来るのが怖いですから、いつの間にか、ワンマンの始まりのほうで力を抜いて、ちょうど長距離走で、前半はペース調整するでしょ?あんな感じで調整するようになります。
その状態って、実は力まずにプレーしているのですね。これがまず大事なんです。
若干無理な体勢があっても力まずにいれば、しなやかに体を調整してボールにコンタクトできるわけなんです。
こうやって、どのようなボールにも力まずにコンタクトできる状態を作っていくわけです。
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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としてきました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れなかったのですが、昨年宮崎県に戻って来たのを契機に、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介してみることにしました。
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