ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

攻撃的なチームを作る(その4・・・サーブカットとミニゲーム)

2014年05月25日 07時30分47秒 | 技術・練習方法全般

初回練習日に、一通り従来の練習方法を見せてもらうこととしました。
キャッチボール
打ちつけ
オーバーパス
アンダーパス
対人レシーブ
シートレシーブ
スパイク
という具合で練習は進められたのです。

選手たちは、そこそこバレーボールをするために必要なものは身に付けているという感じでした。
しかし、なかなか思うように試合で結果が出せないという話でしたので、サーブカットからの攻撃を見て、その後ミニゲームをしてみることにいたしました。
その動画が次のものなのです。
 
サーブレシーブはそこそこうまく対応しているという印象でした。
攻撃も、セオリーどおりにトスが上がってくれば打つという感じです。
しかし、ラリーが続き始めると、思うようなポジションが取れなくなったり、思ったとおりのトスが来なくなったりしますでしょ。そうなると、スパイクが間に合わない状況が生じて、軽く打ったりチャンスボールを返球したりするような状況になっている感じがいたしました。

ただ、こうした問題はなにもアタッカーだけの問題ではないのです。
走り込むスペースが十分なくて、つまり、別のプレーヤーがいてぶつかりそうなのでその様子を見ながらボールコンタクトに行くので、対応が遅れ、スパイクできないとか、通常からミスをしないように丁寧なバレーボールをしているので、そもそもセオリーどおりのトスが来なかったら、無難なプレーに走るとかですね、そういうことがあるわけなんです。
こういう問題は、ラリー中の動き方を良く理解していない初心者がコート内にいる時に起こって、経験者が思い切って動けないというのがありますし、初心者は初心者で経験者に迷惑かけてはいけないという想いは抱きつつもどこに行けばいいのか分からず、うろたえて結局プレーにも消極的となり足を引っ張るというようなこともあります。


手抜きしてるわけでもなく、丁寧にプレーするというその戦い方も間違っているわけでもないのですが、ただ、ボールをつないでチャンスボールを返球するだけでは、いくら守備が良くても限界があります。

ミニゲームはレギュラー9人対その他の5人(うち男子2名)で行いましたが、2セットして1対1。
接戦だったのです。
レギュラー9人には、もう少し安定して勝ってほしいというのが正直なところでしたが、要はこの辺りを変えて行く必要があるのだろうと考えたわけです。



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