はじめに
ランニングと筋トレをしながらこの冬を乗り切り、新年度は力強いプレーをさせたいと思った私は、まず、ランニングのエキスパートである駅伝部監督に、バレー部と一緒にランニングをしてほしいと持ちかけました。
すると、日ごろからまとまっての練習をしていなかった駅伝部は、チームの結束力アップのために一同に集まってトレーニングする機会を得ることとなるので、大歓迎だという返事をいただいたのです。
そこで、私はすっかりいい気分になり、その足で柔道部キャプテンが勤務する工場に向かったのです。
柔道部キャプテンの話
工場に行きますと、すぐにキャプテンの元に行きまして声を掛けました。
「お疲れさん。何も、変わったことないかね?」
「はい、特に異常ないです。」
キャップは、軽く会釈しました。私は単刀直入に話を切りだしました。
「あのさ、今度ね、冬場のトレーニングにね、バレー部と駅伝部とでランニングと筋トレをしようと思っとるんだけどね。」
「ほ~、走り込みと筋トレですか。」
「うん。それでだな。柔道部もそれに一緒にやらないかと思ってね。実はね、今年、君もそうだか、柔道部は怪我に泣いて職場対抗の試合でも実力を発揮できない者がほとんどだったろ。君たちの実力はあんなものじゃないと思う。学生時代には、皆、それなりの活躍をして来たものばかりだろ。だけど、怪我で思うように練習が進まず、試合でも結果が出なかった。俺は、トップとして応援に行ったけどね、ほんとに辛かったし、悔しくもあった。」
「すみません。」
「いや、いや、謝るこたあない。大会で勝つには、怪我するか、ベストコンディションかというギリギリの調整で練習もするわけで、その中で不幸にも怪我したものなんでね。そこは、しょうがない。」
「そうですか・・・。すみません。今年は頑張ります」
「うん、うん。そこでだな。今年は、まず、厳しい練習に耐えられる体を作ることに少し力を入れてはどうかと思うわけでね。そこで、考えたのがランニングと筋トレだよ。」
「なるほど」
「走り込みはね、駅伝部に任せるからね。筋トレの部分ね、柔道部と剣道部で有効なトレーニングを作って、バレーや駅伝と週1回やってみないか?」
「趣旨は理解しましたけど、週3回はしないと強くはなりませんよ。」
「うん、うん。ただね。バレー部はやや消極的なんだよ。だからね、まずは週1回でいいと思う。それでもだね、週1回だけやっていたのでは、絶対に皆苦しいはずだから、それを克服するには最低2~3回は別の日に自分でやっておかないとついて行けないと思うんだよ。」
「なるほど・・・・」
「だから、筋トレは柔道部と剣道部で考えて自分たちが強くなると思うようなメニューと量にしてもらっていいよ。ちょっと、苦しいくらいがちょうどいい。嫌でも、皆、別の日に自主トレするようになるからな。」
「なるほど、分かりました。じゃ、剣道部キャプテンと話してみます。」
こうして、柔道部のキャプテンが協力することとなり、
翌日、剣道部もこの合同トレーニングに参加することとなりました。
1月中旬に開始することとなり、毎週水曜日午後6時から約、1時間筋トレとランニングに汗を流すこととなったのです。
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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々とし、この3月、島根県松江市に転勤してまいりました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れないのは残念ですが、松江はなかなか住みやすい落ち着いた町で、とても気に入って言います。
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