すっかり天気は回復
・・・ウリは相変わらずアスファルトを歩きます
な・・・長い・・・・
トレッキングシューズとはいえ
長いアスファルト歩きはこたえます
しかも妻はもう待機中
気持ちだけは焦るものの足は進まず・・・
しばらく行っては立ち止まり休憩し・・・
こんな時ある方のコメントを思い出しました
「数を数えながら歩くと楽」
テンポも出てくるし距離も解る!
よ~し!1・2・3・4・・・・
確かに段々テンポも出てきたし
1000歩で小休止とか目標も立てられます
アスファルトからの照り返し熱を受けながらも
数をお供にズンズン坂道を歩きます
見上げれば三嶺(たぶん・・・)
次回は同じコースで登りたい山
こうしてやっと白髪山登山口駐車場に着いたウリ
ふ~
・・・と休みたいところですが・・・・
時刻は13時をだいぶ過ぎ・・・
急いで四季美谷温泉を目指したのですが・・
堂床から光石登山口までほぼ清流沿い
木の橋の側には休憩場所まであります
ふ~
しばらく行くと光石登山口です
駐車場もあり立派な登山口
さて・・・ココから白髪山登山口までは
車道歩き~
しかもズ~っと登りが続きます
天候も回復し気温が上がる中での車道歩きは
ツ・・・ツライ
しかし時刻は12時過ぎ・・・急がねばなりません
ひ~ひ~言いながら早足で歩いていると・・・
妻から電話・・・
「あ~あたしだけど・・リタイヤして
もう四季美谷温泉で待ってるから!」
「え~!?今未だ帰路歩き中だよ!」
「あぁ○○さんは未だ競技中だからゆっくりでいいよ~」
とはいえ・・・ペースを上げなければ・・
と早早歩きで歩いていると
「いや~頑張ってるね~!どこから?」
と声をかけてくださったおじさん
本日のコースの話し等して しばし談笑
このおじさん達・・・なんと鹿狩りの方々です
道々このような鹿狩り隊は何組も来ています
ウリが鹿なら四国の山がいいと思ってましたが・・・
鹿界もそんなに甘くないかも・・・
だいぶうろつきましたが・・・
白髪山~さおりが原と満喫出来たので
光石登山口を目指す事にします
まずは堂床野営場方面に廻り込みます
先程の林道分岐まで戻るのが良いのですが
同じ道を引き返す気分になれず・・・
遠回り覚悟で進みます
川沿いまで来ると~
き・・・綺麗!
四国に来るといつも感動させられるのが
川の美しさです!
ウリが鹿だったらやっぱり住むのは~
四国の山の中が良いなぁと感じます
川沿いの道はとても気持ち良く続き
さっきまで迷ってる間にでた変な汗も引きました
野営場を過ぎ木の橋を渡ります
林道分岐からは・・・・
やっぱり川に向かって降りていきます
やな予感がするけど・・・・
今度は登山道がしっかりしているので
信じて歩いていきます
川に差し掛かると~木の橋!
どこかのHPで見たことのあるような場所です!
期待~大!
川を渡り登ったり下ってまた橋を渡ったり・・・
しっかりした登山道は続きます
しばらく道なりに進んでいくと~
パ~っと明るい林帯に到着しました!
休憩東屋も出てきました!もしかして~
看板には~「さおりが原」の文字!
ついに「さおりが原」に着きました!
きっともっとまともなルートはあると思いますが
ガレ場を進み迷って引き返し
途中で諦めかけたりしたウリには感動の瞬間です
だ~れも居ない森ココの樹木を確かめたくって~
そうです!南沙織さんのさおりを取って
「さおりが原」なんです
森の巨人たち100選の巨木が二本もあるのに
とても明るい不思議な場所です
分岐道標まで戻り林道方面へ進みます
「さおりガ原」にも向かえず・・・
こんな事なら三嶺に素直に向かえば良かった・・
しばらく落ち込みながら歩いていくと~
おや?トイレがあるぞ!
どうやら林道の終点に出たようです
ココからなら車道まで出て駐車場に帰れる!
と、思いましたが~
何とココに「さおりガ原」方面への案内道標!
またまたさおりガ原への可能性が出てきました!
しかも林道へは直進は出来ない様子・・・
迂回路が記されています
ま~た訳の解らない迂回路に行くより~
目標のさおりガ原に向かうっきゃない!
と、その前に~一服して~トイレ借りて~
身体と気持ちを落ち着かせます
今度こそ行くぞ!さおりガ原!
白髪山分岐→鞍部→堂床分岐→さおりガ原分岐→
危険な感じの道を進みます
しばらく下っていくと・・・清流!
その清流に赤テープは導いています
水音を聞きながら一休み
緊張しながら歩くのはとても疲れます
清流で顔を洗って・・・ひゃ~冷たい
元気が回復した所で再び赤テープを探しますが
この川沿いでテープは途絶えています
?
川を渡る良い場所は無く
しかたなく下流に向かいますが・・・・
越えるには危険そうな大岩に阻まれます
大岩横から覗いても先の赤テープも見えず・・・
対岸にも歩けそうな場所はありません
またまた悩みます・・・
迷った時の基本は~引き返す
仕方なく来た道を道標までノロノロ引き返します
ガレ場は続き・・・・・
倒木や迷い道・・ぬかるんだ場所を進みます
やっと・・・・
分岐の道標のある場所に出ました
何とかココまではルート通りに来れたかなぁ・・・
さて・・・道標には・・・
さおりガ原の案内方向が示されています!
やった!目的地の名前が出てきたゾ!
細い山道をルンルン進みますが・・・
赤テープはあるものの道・・・無いじゃん!
急斜面沿いの道がほぼ消えかかっています!
よ~く見れば微かな踏み跡・・・
こ・・・ココを行くしかないのかぁ・・・
少しでも足が滑れば谷底まで止まりそうにありません
しかもこの傾斜は・・・登り返せない!
いつも通りののんき歩きでは・・・
命が危ないかも・・・
かなり~慎重になりながら・・・・
へっぴり腰でソロソロ進むウリなのでした
風が強くなり・・・気温も低下・・・・
堂床分岐でユニクロ製薄ダウンを羽織ります
雲行きも判断に悩む感じ・・・
従走路は最高の眺めですが
いざ風雨が襲ってきたら逃げ場はありません
見ると・・・登山道脇には鹿の骨・・・
骨・・・・・
多少のリスクを負ってでもココから
「さおりガ原」方面へ降りる事にします
最初はまぁまぁ歩きやすい下り坂
赤テープもしっかりあるし
危険って程では無さそうです・・・・
しかし・・・しばらく進むとかなりガレてきました!
少しでもテープを見失うと~
登り返しが困難・・・
大水の通り道跡みたいな場所が多く
実際水が流れている所もあり・・地面は滑ります
膝痛もあるけど・・・ココは気合入れないと!
当然辺りに人影は無く・・・
赤テープとウリのやり取りが続きます
白髪山の分岐で休んでいると
雲がササ~っと流れてきました
日差しが遮られると気温もかなり下がります
まぁ・・寒かったり雨降っても・・・て
あれ?そうか!雨具無いんだった
なんとなくゆっくりしている気分になれず
三嶺方面に向かって急坂を降りていきます
かなりの急勾配・・・・
段々膝痛が出始めました
こりゃぁ・・・この後あまり長くは楽しめないかも・・・
三嶺にも登りたかったのですが
「さおりガ原」も気になっていたウリ・・・・
この膝痛の感じからして登りはともかく
急な下りは避けたい感じ・・
分岐鞍部~三嶺から「さおりガ原」に降りてく道は
何本かあるようです
最初に出てきた堂床への分岐で
おにぎり補給しながらココで曲がるか・・思案
この先のピークや三嶺から下るより
角度は無いと思うけど・・・・
地図には「ガレ場危険」って場所もあるし・・
気持ちの良い従走路を登ると~
白髪山分岐です
あれ?人が居る!?
白髪山からココまで単独歩きだったので
初めてこの道で人に会いました
おはようございます!
あれ~?どちらからいらしたのですか?
私は白髪山から来ました
私は剣山から縦走し昨夜は山小屋泊です
これから三嶺へ登り岡山へ帰ります
岡山?ウリは倉敷なんですヨ!
この日山道で初めて会った方は岡山県人でした!
しばし二人で素晴しい嶺々を堪能し
岡山の方は先に三嶺に向かわれました
ウリはのんびりしながら
これからの計画を時間を見ながら考えます