子三瓶山頂は縦走路から数メートル入った場所
標識&ベンチがあります
ここでも給水&休憩
ココからも眺めは良く
男三瓶・女三瓶・室ノ内池そして孫三瓶が見えます
すぐ隣りの孫三瓶はココより50m以上低く
見下ろすような感じ
手持ちの水は残り少なくなりましたが
元気も戻ってきたのでまたまた下山します
年末旅行で・・・妻が吹雪の中ラッセルで登った孫三瓶
国民宿舎さんべ荘から登れます
ちょっと急ですが鞍部まで無事降ります
さて・・・力を振り絞り~孫三瓶の登りに挑みます
かなり・・・足にもきだしました
男三瓶→子三瓶→孫三瓶と標高は段々低くなりますが
それぞれに鞍部がある縦走路
ウリにはキツイ歩きになってきます
助かるのは要所要所のベンチと時折吹く風
やっと~孫三瓶(903m)山頂に立ちます!
ここで~ベンチに寝転び・・・休憩
水は・・・残り僅か・・・体力はそろそろ限界
熱中症の症状の悪化はなんとか抑えられています
・・・・
すっかりグロッキー状態のウリは
鞍部のベンチで長々と休憩をします
最悪を考慮し携帯電話のアンテナチェック・・・
バリ3!
リフトの半券には三瓶観光(株)の電話番号
さらにココからなら室ノ内池経由の帰路もあります
回復を信じ・・・じっと待ちます
以前近所の山でもっと酷い状態になり
自信の状態が解る様になってるウリ・・・
ココでの無理は危険と判断し動きません!
暫らくすると・・・回復傾向になりました
良かった
交替勤務に大酒飲みその上ヘビースモーカー
メタボトレッカーのウリ・・・
でも山歩きに魅力を感じているので
自己責任で頑張りたいのです!
(てゆ~か摂生しろ!)
さて快復したので次の子三瓶の登りに挑みます!
登山道は男三瓶のそれに比べると
割りと歩きやすいものの急登箇所もありのんびり歩き
ゆっくりと子三瓶山頂に立ち
本日3山目子三瓶(961m)登頂です!
デジカメ・・・落としてしまった・・・
最大の難所なのに・・・
少し悩みましたが・・・こうなったら
最大難所 お薦めされていない時計周りの登り
受けて立つしかありません!
カメラの価値というより
今日のここまでの思い出を見捨てる事は出来ません
今降りてきたガレ場を登り返します
草の茂る場所では掻き分けて探しながら進むと・・・
あ!あった!
棘のある植物にストラップを引っ掛けられ
ポーチから取られていたのでした
ホっとしたのもつかの間・・・
またまた難所のガレ場下りです
難所の昇り降りを繰り返し・・・・やっと鞍部
異常に・・・疲れました
鞍部にはベンチがあったのでゆっくり休憩をしたのですが
ウリの周りは小さな羽虫が沢山・・・
持参した虫除けスプレーをばら撒きなるべく休みます
高温多湿のこの日・・・
少しフラフラします
熱中症の症状が出始めています
リフト乗り場から丁度反対側に居るウリ・・・・
無理はできません
広い男三瓶山頂の天国のような山頂を後にし
子三瓶へコースを取ります
少し行くと砂地が広がる場所
女三瓶~男三瓶間にも少しありましたが
こちらの砂場は広く・・・
山頂が天国ならこちらは賽の河原っぽい感じ・・・
火山岩も転がっていて雰囲気・・・出ています
さて・・・
リフトのおじさんも言われていた通り
ココから子三瓶への区間がこのコース最大の難所
落石の危険もある場所とのことで~
気合を入れ直します
どんだけガレ場なんだろう・・・
子三瓶への下りが始まり・・・ガレ場を覚悟していましたが
鬱蒼と茂る植物・・・
足場もガレてる箇所は多いのですが
それ以上に植物が邪魔をします
天気が回復してきたとはいえ岩は濡れていて滑るし・・
こりゃ確かに難所・・・
しばらく緊張しながら慎重に降りて行きます
大分鞍部近くになりこの難所を撮ろうとデジカメを探しますが
無い!
入れていた筈のポーチにデジカメがありません!
落とした?・・・どうしよう?
キツイ場所もありましたが~
いよいよ本日二山目「男三瓶」に登頂~・・・て
あれ?
登りきった場所は避難小屋のあるお花畑・・・
天国は行った事ないけど・・・
花々が咲き誇る綺麗な岡が広がっています
天国のような場所・・・最初の印象はこうでした
お花畑の真ん中に通路があり
登っていくと今度は広い広場・・・
左手にも右手にも展望台があるようです
その広場に山頂標識が立っています
何だかとても1126mの山頂とは思えない風景
広場の両端にはベンチが設置され
家族連れが休憩しています
と・・・とりあえず・・・記念写真・・・
(後で見ても・・・山頂には見えないなぁ・・・)
山頂広場には日陰は無く
避難小屋まで戻ろうかとも思いましたが
せっかく山頂にいるんだからと・・ココで早い昼食にします
普通のおにぎりと・・・山賊おにぎり!
今回はドライブと縦走を考え・・・ちょっと多目の食事です
食後は一服しながら休憩
家族連れの記念写真のお手伝い等しながら
この男三瓶山頂の雰囲気を満喫しました
八月・・・今日は湿度も高く・・・コンディションは最悪
それでも頑張って縦走を続けます
ユートピアで休憩後いよいよ男三瓶へ再登りです
時折吹く風に助けられます
左手が土手のようになった場所では
風が遮られ・・・暑い・・・
と、見ると土手に一箇所切れ目があり
そこから顔を出すと涼しい風が流れています
持ってきた水類は2L
少しづつ飲んでいますが・・・ギリギリな気がしてきました
縦走路の先に目をやると・・・
男三瓶山頂手前の地層が見えてきました
すごい!
三瓶山は火山の山
ゴロゴロした岩岩もこうした火山灰の積もった地層も
内ノ池も全部火山活動の後を色濃く残しています
10万年前に始まった火山活動
中国地方では若い火山で・・・まだ活火山
内の池周辺にはガスが出ている場所もあるくらいです
まぁその恩恵で~
登山後は源泉かけ流しの温泉に入れるんですが
男三瓶に向かって頑張って登ります
せっかく着替えをしたばかりですが
今度は天気の回復に合わせて・・・汗が吹き出てきました
あ・・暑い・・・
途中反対周り(?)の登山者とすれ違いました
両手にストックを持った本格的な装備・・・
あ~こういう人が三時間で周るのかぁ・・・
何て勝手に想像してみたりするウリ
人気の山のはずですが・・・・
縦走路で出会ったのはこの方だけ・・・
(男三瓶山頂には居ましたが・・・)
今回も孤独な時間が流れていきます
日が差し込み始めてしばらくすると
目の前の霧も晴れてきました
見上げると・・・手前にピークがありその奥に男三瓶!
やっとその雄姿が見えてきました!
でも・・・その前に「ユートピア」が有る筈です
東の原から上がった所の案内板に書かれていました
鳥取の大山のユートピアといえば・・・お花畑
ココのユートピアってどんなだろう!?
・・・・と、期待しましたが・・・
?あれ?ココ?眺めはいいけど・・・・
女三瓶山頂には電波塔が立ち並んでいます
もちろん標識&綺麗な展望台があります
濡れた上着をさっそく着替え休憩します
今回は水・スポーツドリンク各1Lづつとおにぎりとおやつ
着替えは三着持参してきました
天気が不安定だったので
上下雨具に折り畳み傘も持ってきています
ついでにデジカメも予備を一台
でも・・・この調子で着替えていたら・・・足りないかも・・・
少し休んだ後
今度はメインの山男三瓶に向かいます
今度は・・・覚悟がいります
岩場が出てきますが~
しっとり濡れててズル~っと滑るからです
予備知識で岩を掴んで登る場所も有るとのことだったので
今回も皮手袋をしていて
しっかり岩は掴めるんですが・・・
足元がズルっと滑るのでなかなか進めません
慎重に慎重に歩きます
殆どが単独歩きのウリにとって
一番怖いのが動けなくなること・・・・足でも挫いたら大変です
しかし・・・良いのか悪いのかココで・・・
天候が回復してきました
日がさしてきて・・・・気温は一気に上昇!
・・・湿度もかなり有ります
ふえ~
さぁ!いよいよ三瓶山縦走の始まりです!
最初に目指すのは女三瓶!
案内板には20分とあります
・・・・と案内板の下を見ると・・・
「登山道では目撃されていませんが・・・
この三瓶山にはクマが居ます。
出会われた場合は・・・・」
と注意書きがありました!
怖がりのウリはさっそく鈴を取り出しリュックに付けます
まだ辺りに人影は無く・・・
呑気なクマが居るかも知れないからです
九時過ぎ~出発!
登山道はしっかりしていて歩きにくくはありませんが
ゴロゴロと岩があるので普段靴ではキツイかもしれません
それにしても・・・
真っ白い雲の中は・・・衣服が濡れます
ウリの長袖シャツはもう大分水分を含んできました
気持ち悪い・・・
少しガレ場もあり濡れた岩が滑ります
い・・・意外とキツイなぁ・・・
山の形から柔らかいイメージの女三瓶ですが
しっかり登山させてくれます
そして~女三瓶(957m)登頂です!!
三瓶山東の原観光リフトは往復650円
偽者トレッカーのウリには高くはありません
だって・・・
朝もやの中を足をブラブラさせて進むリフトは
観光気分で~楽しい!!
特に四時間かけて一般道を走ってきたウリには
良い息抜きになります(わずか10分くらいですが)
到着すると上の係りの方がいます
おはようございます!
おはよう!頑張って楽しんで来て下さいネ!
このリフトの係りの方々は
とっても愛想があり良い気分でリフト場を後にします
さてと・・・
室ノ内展望所・・・すぐそこか・・・
確かHPだと紅葉が綺麗ということだったけど・・・真夏だしなぁ
まぁ一周した後は疲れてるだろうし
見ておこうっと!
足元は切り株の快適な階段です
真直ぐ行った所に小屋がありましたが・・・
・・・予想通り・・・霧に包まれ何も見えません
せめて反対側の子三瓶でも見えればなぁ・・