あたしだけど・・・熱が39度あるので
病院へ連れて行って欲しい
夕方仕事を終えてロッカーまで戻ったウリは
妻からそう連絡を受けました
急いで帰宅後近所の医療大学付属病院へ!
受付時間を過ぎていたので
救急窓口です
ウリはマスクをしっかりして妻を送り
一緒に約一時間半待って・・・
「A型インフルエンザ」との診断で
「リレンザ」という薬や解熱用とんぷく薬を貰って帰宅
このヨーグルト飲んでるとインフルにならないよ!
と、言ってた妻ですが
先日の信州の山歩きが応えたのか
どっぷりインフルエンザにかかってしまいました
妻の容態は薬のおかげで直ぐに落ち着き
やれやれと思った4日後・・・
早朝勤務のウリが仕事前のラジオ体操をしていると・・・
やたらダルいし・・・関節痛い・・・
熱は無さそうだけど・・・普通の風邪じゃない!
職場の方にお願いしてその日はお休みにしてもらい
帰宅後すぐに病院へ!
「A型です」え~ん気をつけていたのに~
翌日も休まなくてはならないので会社に電話し・・・
その後・・・薬を飲んで・・・寝たきり・・・
楽しみにしていた休日を棒に振り・・・・
すっかりグレていたウリなのでした
休日・・・どこか遊びに行きたいけど
天気も悪いし・・・明日から仕事だし・・・
と言う訳で~岡山にちょこっとお出かけを計画
国道180号線を西に走っていくと・・・
お!?
信号待ちになった場所に妻が
「ここのレストランいつもいっぱいで入れないのよ」
と言いました
「自然食材 おはな」?
んじゃお昼には早いけど行ってみよう!
と、急遽右折しお店前に駐車
店内に入ると~なかなか良い感じ
センスというかこだわりが感じられます
メニューを見てみると・・・ランチにはかなり力が入っていて
いろいろメニューがある中で
ランチの850円は割りと高い値段設定
ふわとろ卵のオムライス750円や
焼き魚定食800円若鶏のグリルセット700円より
お店的にはランクが上なのでした
お肉かお魚が選べ
食後の飲み物も選べたので二人してランチを注文
と・こ・ろ・が~
ここ「おはな」のランチは~美味い!
妻はお魚ウリはお肉でしたが
どちらも美味しいし前菜や洋風茶碗蒸しにいたるまで
かなりハイレベルなランチ!
超お薦めですが・・・お昼時は混雑しています
無事和気天神山城跡を歩き終え
次に向かったのは日生
夕立受山!
瀬戸内海の風景を撮影したくて向かいますが
天候は・・・下り坂
空には重たい雲がかかり・・・小雪が舞っています
どうしようか悩みながら走り・・・
備前海の家まで来ました
「マルナカ 穂波店」に入りトイレ休憩
最近品薄の白菜を買おうと店内を見ますが
この日は置いてありませんでした
外を見ると・・・やっぱり天気が悪いので
スパっと諦めます
本当は夕立受山下山後の予定していましたが
ココに着たからには海鮮丼食べなくっちゃ!
生憎天然ブリ丼は売り切れだったので
マグロ丼を注文しました
しばらく待って~いただきま~す!
・・・ってあれ?
お味噌汁・・・普通の味噌汁になってる・・・
値段は変わらないものの
ちょっとがっかり
白菜も買えなかったし・・・残念な感じでした
天神山城跡本丸跡でおじさんと
長々山談義を楽しんで
ウリは帰路に着きました
さ~て・・・
すっかり日も陰り・・・再び雪が舞い始めています
手や足の先はジンジン冷えてきて
温かくするのには動く以外なさそう・・・
しかし
このコースは概ね降りてきた道なので
当然帰路と言ってもこれから登山みたいなもの
最初は本丸からルンルン降りて行きますが
そこからは山頂に向かう登り道なのでした
しかも本丸で合った方々は皆
吉井川沿いからの登山道を歩かれて来たらしく
こちらを歩くのは行きも帰りもウリ一人
危険は無いものの
足が攣ったりしても助けはいません
寒いと・・・元々硬い体がさらに動かなくなり
何が起きるか解らないので
慎重に岩場を登ったり降りたり・・・
それでも立ち止まって写真を撮ったり
景色を見なが周辺をウロウロしないので
案外早く無事駐車場まで戻りました
想像以上に歩きがいのあった道
和気うつくしい森から太鼓の丸~天神山城跡本丸
普段靴で来たのはちょっと後悔しました
それに・・・
この先は山を下りる形で
二の丸三の丸等といわゆる本道ですが
そこまで行く気にはなれません
さておにぎりを食べていると先程の登山者は
荷物も片付けたので
どうぞ写真をお撮り下さいと言いながら下山されました
とても気遣いして頂いて感謝でした
お言葉に甘えて写真撮影~
荷物を天津社に置いたままウロウロ景観の写真も撮っていると
また登山者がお一人登ってきました
人気のある場所のようです
登ってこられたおじさんはとても親切な方で
この辺りの山々の事
初雪が降った時に登った大山山系の烏ヶ山の事等
いろいろ教えていただきました
でもこのおじさんはウリと一緒で
2000mを越えた事が無いので
「白山」に登ってみたいとも言われていました
ウリも・・・剣山(1955m)が歩いて登った最高峰
2000mかぁ・・・
飛騨の丸まで来ると・・・
話し声が聞こえてきました
こんもりとした土の山を迂回し進むと~
「本丸」!!
記念碑が奥に建てられています
登山者がお二人
ご夫婦?親子かなぁ・・・?
記念碑の所で荷物を置いて写真を撮られています
こんちは~
こんにちは!
お邪魔してはいけないのでウリは手前の社に移動
これは天津社と書かれた社で
何となく後山や日名倉山で見た物と似ています
記念碑撮影は後回しにして
ウリはこの社の石垣で食事にする事にしました
とはいっても軽めのおにぎり
(後で別の場所に寄るつもりなのでした)
周囲の山やウリが歩いてきた場所からは
ちょっと低い場所になってる天神山城跡本丸
登山目的なら吉井川沿いから登って
この本丸経由で太鼓の丸&山頂までが良さそうです
南の段・南櫓と馬屋の段を越え
少し登った場所は~
飛騨の丸?
本丸と勘違いしていてちょっとがっかり・・・
だってここには石垣があり
かなり広い場所なのでした
まず最初に飛騨の丸下の段が現れ
少し高くなってる場所が飛騨の丸です
この和気うつくしい森から歩くコース上では
かなり史跡っぽい場所なのでした!
宗景の重臣明石飛騨守景親の屋敷跡・・・
屋敷跡かぁ・・・
山城のすぐ近くに屋敷を構えてたんだから
きっとすごい人だったんだろうなぁ・・・
(想像だけで調べたりはしないんか!)
さてこの飛騨の丸には
登山道が合流しています
侍屋敷方面からの登山道のようですが・・・
どうやら天瀬登山口という所につながっているようです
登山口はメインの天神山城址登山口からが
いわゆる三の丸~二の丸経由の本道
侍屋敷からの登山道も
それらを経由しない登山道なのでした
いよいよ天神城跡・本丸への登りが始まりました!
まず出てくるのが「堀切」
こんなにがっぽり掘らなくても・・・
堀切は一般的な守備の基本のようで
何処に行ってもよく見られます
迂回路がちゃんとあるので~進むのには問題ありません
さて堀切を過ぎ一登りすると
「南の段」「南櫓」という場所に出ます
この工程では広い場所で
真ん中のこんもりした場所が櫓(やぐら)跡のようです
南櫓は迂回路もありますが
踏み跡があるので歩けるようです
まぁ史跡の上を踏むのも何だかなぁ~と
思いウリは迂回しました
南櫓を過ぎると「馬屋の段」
お城に使えていた馬が居た場所だと思います
何だか直ぐにでも本丸に着きそうな雰囲気
太鼓の丸はこうした段々になってる所があまり無く
あまり城跡っぽく無かったのです
お城の周囲って色んな設備・建物があったので
こうした平らな場所が多いと思うんです
次の登りを越えると~どうかな~
(初めて歩いた場所だと長くなってすみません)
上の石門・下の石門区間は
注意が必要な場所でした
更に道は谷に向かって伸びています
太鼓の丸から遥か下方に見えていた天神城の山
今は見上げるようになっています
それにしても・・・
なんて岩が多い山なんだろう・・・
そういえば
和気富士と呼ばれている場所があり
そこではロッククライミングが出来るとか・・・
さて下の石門から更に降りていくと
ちょっと平坦になり少し登ります
一際岩が多い場所に出ると「亀の甲」です
亀の甲羅の上・・・というのは大袈裟ですが
集まった岩の上を歩きます
そして~
その先にやっと鞍部らしき場所が見えてきました
~
ずいぶん降りてきてしまいました
降りている間はただただ一生懸命でしたが・・・
いざ鞍部まで来てみると・・・
帰路はこれを今度は登るのかぁ・・・と
あらためて見上げます
でもココまで来たからには本丸までは~
絶対的に行きたくなったウリなのでした!
太鼓の丸から先は・・・・岩の多い急な下り坂です
この先は出来れば運動しやすい装備と
滑りにくい靴・手袋は必要だと思います
・・・ぐらい大変
前期天神城の太鼓の丸と天神城跡(後期?)の間は
かなり谷になっていて
これから向かう天神城・本丸は
そもそも入り口はどうやらこちら側では無さそう・・
先程の全様図を見る限り
三の丸・二の丸といったいわゆる本丸前に有る物は
山の反対側にあるようなのでした
それにしても・・・
帰路が心配になるほどの下り坂・・・
ステッキをフル活用し木々に捕まりながら
落ち葉で滑りやすい道を降りていくと・・・
「上の石門」に着きました・・・
?上?
大き目の岩がゴロっとある場所ですが・・・
確かにまだまだ下っていってるようです
更に注意深く頑張って降りて行くと・・・・
やっと「下の石門」に到着しました
この間も岩が多くあり落ち葉もあってウリには難所でした
下の~と書かれているのですから
鞍部に近い筈ですが
え~と・・・
何だかまだまだ道は下っているのでした