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昨日のぽかぽかした陽ざしはなく、
空は灰色、ひんやりした日でした。
昨日の気温で今日の冷気はつらい。。。
新年号(1月号)のお清書です。
お仕事をお持ちの主婦の方が、
お正月に書けなかったので、
昨日は一日、書く日にすると決めて、
漢字、仮名を2時間ずつ (@@)
条幅を4枚も書いてお持ちになりました。
これもびっくり(@@)
一日に全部 書いたそうです。。。
条幅は、たいへん素晴らしい書に仕上がっていました。
五更暁色侵書幌半
夜寒聲落畫(画)簷
【読み】
五更の暁色書幌を侵し
半夜の寒声画簷(がえん)に落つ
【大意】
夜明けのほの白い景色は書斎の帳(とばり)に入り
夜半の寒い音は美しく装飾された軒にひびく
by 蘇 軾 (そ しょく)
筆の流れがとてもきれいです。
「侵」の ヨ が大きく 頭でっかちになりがちだったところ、いいバランスがとれました。
「書」 と 「畫」 が横に並んでいますが、よく見ると、中3本の横線の 長さ、太さ と 角度 筆遣いが違うのです。手本をよく観察されたのでしょう。空間がすっきりしています。似た字ですけど、全く別の字で、やや隣り合うため、書き方に違いがあります。 それぞれの一番 長い横線の入筆にも違いがあるところを、上手に運筆できています。
「落」 が行の小さく行の左にずれていたのを、うまく修正できています。
「簷」 の 「言」の横線に変化があって、空間に流れができています。
うんんん… 素敵!
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