チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

ちょっと遅れたガラコン報告1

2006-09-06 23:12:55 | 音楽
ヤプログの大規模メンテナンスに続き、お決まりの障害の嵐ですっかり間が開いちゃったブログ。
いまさら土曜の事を書くもの・・・
ま、ブログは日記だから、人生のメモ書きってことで書いておこうっと♪


<当日のメニュー>
まだ舞台上には誰も出てきていません。舞台正面オケ席の上のP席は、今日は協会合唱団が入るのでお客さんがいません。やがてP席の最上段に管の人たちが並びました。
会場がライトダウン。スポットライトがついて。
あれ?マエストロ?(コバケンこと小林研一郎氏) 
指揮棒から振り出されたのは・・・

・野田暉行:ファンファーレと記念音楽より
  高らかにファンファーレが鳴り響きます。
  あ 今日の管は透明で伸びがある。
  うん、管がいいなら、今日は期待できるぞ♪

・ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 OP64 第1楽章  
  川畠(成道)さん お久しぶり♪ 一回りたくましくなったかな?
  ユーモアがあって、なかなか茶目っ気のある彼ですが、その音は
  繊細にして研ぎ澄まされたクリスタルの輝き。
  ピアノの梯さんもそうですが、お二人の音は実に色彩豊か。
  いったい線の細い体のどこからその音が出てくるのか。
  リサイタル向けの人だとは思うのですがね。
  一度CDを聞いてみてください。 絶対はずしませんから。

・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 
            OP102 第3楽章
・吉松隆:トロンボーン協奏曲<オリオンマシーン>第1楽章

  日フィル主席奏者の箱山さんのために作られた曲だそうです。
  箱山さんのトロンボーンの豊かな響きが、オケが描き出す宇宙の
  中に響き渡るようでした。本当に良い音色です。

・ ショパン:ピアノ協奏曲第1番 第1楽章

・ イタリア民謡:カタリカタリ(ピアノ伴奏コバケンさん)
  プチーニ:オペラ<トスカ>より「星は光りぬ」

  佐野成宏さんの心豊かで素直なテノールが、会場の空間を埋め
  ていきます。
  うわぁ。この人の声、好みかもしれない♪ 

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第1楽章
  やっぱりこの曲はいいですねー。音パワー全開!って感じです。

ここまでが第1部で、一休み。
1階席の前から2列目、左から7番目という、定例の第1ヴァイオリンかぶりつき席(笑)
音のバランスはイマイチかもしれないけれど、管やパーカッションの人の顔は見えないけれど、このあたりはヴァイオリンの手元が見えるし、ソリストの手元も見える。
コバケンさんの「ヴーーンン ン ン」って言う、声でも振っちゃうパフォーマンスも丸分かりの(時々、コバケンさん 雑音!って思っちゃうけど(^^;;)、私にとってはオイシイお席。
今日の公演はなかなかアタリを取っているのが、周囲の人々の話や表情から分かります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと遅れたガラコン報告2

2006-09-06 23:00:38 | 音楽
第Ⅱ部が始まりました。

・チャイコフスキー:白鳥の湖「4羽の白鳥の踊り」/
             くるみ割り人形「花のワルツ」

   バレエ付きですが、踊りはあまり見てません(ゴメン)。
   それよりバレエのためにスペース開けた為、かなりタイトな場所
   で弾く団員さんたちを見ながら、「うん、オケピットでもいけるじゃな
   い。これならバレエもオペラも大丈夫!」
   なんて思っていた私。

・シベリウス:カレリア組曲より「マーチ」
   前のチャイコフスキーとこのシベリウスは、楽団初代音楽監督
   の故渡邉暁雄氏のご長男さんが指揮をしました。
   お隣の人曰く「お父様の振りに似ている」だそうです。体格もね。

・サラサーテ:チゴイネルワイゼン
   千住真理子さんは迫力ありますね。超絶技巧もさすがの余裕。
   満足です。

・プーランク:2台のピアノのための協奏曲 第2・3楽章
・プッチーニ:トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」

 ヴェルディ:椿姫より「花から花へ」
・シベリウス:交響曲第2番 第4楽章
   ああ、やっぱりシベリウスは好きです。
   フルオーケストラのボリュームと情感はたまりませんね。

アンコールはガラらしくヴェルディ椿姫の「乾杯の歌」でした。
錦織(健)さんもさすがの風格でした。

今日はパンフレットにCD(20枚はいる)ケースのオマケ付き。
本当は日フィルのCDの1枚でいいんだけれどな。毎年のように来るパールマンのリサイタルのパンフレットには、彼のCDがついています。これがなかなかの内容で、お得感200%。日フィルさん、次回はCDお願いします。

会場を出たロビーで、大急ぎで駆けつけた楽団員さんたちが、バラを配っていました。
そこで・・・
伊波(トロンボーン)さん みっけー! 「こんばんわー♪」

あ!遠藤(パーカッション)さん いたー!! こんばんわ♪ 

実はこの方の音がとても心地よいのです。そして、どういうわけか音が分かる。
今回もファンファーレから「あれ?遠藤さん?」って思っていたのです。途中チャイコフスキーとカレリアは「音が違う?」って思ったのですが…パーカッションの首席奏者は他にいらっしゃるから、今日のすべてを遠藤さんがやっているわけじゃないでしょうし。でもアチコチで「やっぱり遠藤さんの音?」

で、ストレートに聞いちゃいました(^^;;
結果。
「さすがに(全部続けては無理なので)バレエとカレリアは、はずしてもらいました」
ピンポーン!!だったわけです。
彼の音はスナップが利いているというか、なにしろ音の頭がスパーーンと体に入ってくるのです。
小気味良いというか。
初めて意識したのは、シベリウスのヴァイオリンコンチェルト。特に第3楽章はティンパニーあっての曲。素晴らしかったのです。
そしてボレロ。これでもう惚れ込み!♪ 
いらい遠藤フリークの私です。今日はたっぷり聞けて、超満足! これからも楽しみにしています♪

深紅のバラをお土産に、途中お気に入りの行きつけでコーヒーをいただいて(本日のカップは菊)、久しぶりに充実したひと時への満足感で帰宅しました♪


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする