つまりね
殺生を禁じている仏教の最高位にある上人でさえ、ワレカラを食べちゃってるだろうという、仏教の厳しい戒律を皮肉ると同時に、ものごとには絶対完璧なんてことはないってコトワザ
だそうです。
そのワレカラってのが、先日磯で見つけた住人。

ワレカラって、何とも今風?に思えますが、りっぱに平安時代にも知られていたようで、乾燥するとすぐに粉々になる「割れ殻」ってことらしいです。
だから正しくは「われから」って平仮名が妥当なのかもしれませんね。
ワレカラにもいろいろタイプがあるようで、見つけたのはまるでシャコかカマキリかって感じの子。
向かって右が頭で、その下にカマキリの鎌のような手があります。
動く時はシャクトリムシ状態で、周辺には同じ形のミニサイズ(色はクリーム色)がいましたから、子育てするタイプのようです。
このワレカラ、海藻にくっついて食しておりまして、それもかなりしっかりくっついているから、普通にワカメなど採取して干し上げると一緒に製品になってしまうという。
そういえば、たまーに塩蔵ワカメなど戻そうと洗うと、赤いゴミみたいなのが出たりして(^^;;
なんたってチビに至っては数mmなんですから、気がつかないことも多いと思いますね。
食べたって毒にもならず、かえってカルシウムだかチキン質だかの補給の一助くらいにはなるかも?
何となく海藻にくっついている虫って感じで、ちょっと うげぇ~って気分ではありますが、なに ちりモンと同じと思えばいいんです。
☆ちりめんモンスター:シラスなどに混ざっている多種多様の海の生き物たち。エビやカニのゾエア(幼生)や魚の赤ちゃん。タコやイカや時にはタツノオトシゴの赤ちゃん♪とかいて、子供たちが小さい頃は、それらが必ず二つあるものを選びました。だって、あるのないのとけんかになりますから(笑) かーさん的には、テンテンついたイカの赤ちゃんがとってもかわいい♪♪
調べ始めは、「うーーーん どうやって見つけよう?」と思いました。
とりあえず これは虫みたいな節足動物的かな?思って、「磯 節足動物」と入れて結果を眺めていたら・・・
「ワレカラ」
あ! そうだ これこれ 確かワレカラだよ!
と、どこかでいつかの記憶がビンゴだとひらめいた。
いつ調べたかとか、いつ見聞きしたかなんて聞かないでください(笑)
単語を目にした途端に、なんだそうじゃない! って納得する、ちょっと不思議な体験だったんですから。
ちなみにワレカラは端脚目ワレカラ科の甲殻類の総称でありまして、節足動物じゃぁありません。
(Saurornithoidesさんが、甲殻類は節足動物の仲間だと教えてくださいました。
つまり動物界 節足動物門の下に、所属しているのですね。虫も海の生き物も、同じ屋根の下って感じでしょうか。
面白いなぁ~(^^))
そう言えば、テヅルモズルなんてのもいたなぁ。
海の生き物は、摩訶不思議な魔法の世界の住人です。
殺生を禁じている仏教の最高位にある上人でさえ、ワレカラを食べちゃってるだろうという、仏教の厳しい戒律を皮肉ると同時に、ものごとには絶対完璧なんてことはないってコトワザ
だそうです。
そのワレカラってのが、先日磯で見つけた住人。

ワレカラって、何とも今風?に思えますが、りっぱに平安時代にも知られていたようで、乾燥するとすぐに粉々になる「割れ殻」ってことらしいです。
だから正しくは「われから」って平仮名が妥当なのかもしれませんね。
ワレカラにもいろいろタイプがあるようで、見つけたのはまるでシャコかカマキリかって感じの子。
向かって右が頭で、その下にカマキリの鎌のような手があります。
動く時はシャクトリムシ状態で、周辺には同じ形のミニサイズ(色はクリーム色)がいましたから、子育てするタイプのようです。
このワレカラ、海藻にくっついて食しておりまして、それもかなりしっかりくっついているから、普通にワカメなど採取して干し上げると一緒に製品になってしまうという。
そういえば、たまーに塩蔵ワカメなど戻そうと洗うと、赤いゴミみたいなのが出たりして(^^;;
なんたってチビに至っては数mmなんですから、気がつかないことも多いと思いますね。
食べたって毒にもならず、かえってカルシウムだかチキン質だかの補給の一助くらいにはなるかも?
何となく海藻にくっついている虫って感じで、ちょっと うげぇ~って気分ではありますが、なに ちりモンと同じと思えばいいんです。
☆ちりめんモンスター:シラスなどに混ざっている多種多様の海の生き物たち。エビやカニのゾエア(幼生)や魚の赤ちゃん。タコやイカや時にはタツノオトシゴの赤ちゃん♪とかいて、子供たちが小さい頃は、それらが必ず二つあるものを選びました。だって、あるのないのとけんかになりますから(笑) かーさん的には、テンテンついたイカの赤ちゃんがとってもかわいい♪♪
調べ始めは、「うーーーん どうやって見つけよう?」と思いました。
とりあえず これは虫みたいな節足動物的かな?思って、「磯 節足動物」と入れて結果を眺めていたら・・・
「ワレカラ」
あ! そうだ これこれ 確かワレカラだよ!
と、どこかでいつかの記憶がビンゴだとひらめいた。
いつ調べたかとか、いつ見聞きしたかなんて聞かないでください(笑)
単語を目にした途端に、なんだそうじゃない! って納得する、ちょっと不思議な体験だったんですから。
ちなみにワレカラは端脚目ワレカラ科の甲殻類の総称でありまして、
(Saurornithoidesさんが、甲殻類は節足動物の仲間だと教えてくださいました。
つまり動物界 節足動物門の下に、所属しているのですね。虫も海の生き物も、同じ屋根の下って感じでしょうか。
面白いなぁ~(^^))
そう言えば、テヅルモズルなんてのもいたなぁ。
海の生き物は、摩訶不思議な魔法の世界の住人です。
そうなんだ・・ひとつ勉強(^_^
知らないうちに口にしていたかもしれませんね、
海の生き物って、本当に不思議なのがいっぱいですね。大昔から身近にいるのに、ぜんぜん気がつかなかったもの。出会えてよかった♪って思いますよ(^^)
「甲殻類(こうかくるい)は、節足動物の分類群の一つ。」
あら! 本当だ。
って、系統の上位まで見ればいいのに(--)
でも、あまり意識になかったことが覚えられて、うれしいかも~です。
教えてくださって、本当にありがとうございました♪♪♪
生き物は知らないものだらけ。 特に海はめったに行かないので、磯は発見の宝庫です(^^)
潮だまりなど、ウキウキしてしまいます。
あー また遊びに行きたくなりました♪
昆虫類が甲殻類から派生したことはもう定説になっているようです。エビもゴキブリも同じ甲殻類ってことにしないと分岐分類学的には矛盾してしまいます。2010年のNatureの論文に載ってた分岐図を貼っときます。英語ですけど検索すれば大体わかるかと^^
ありがとうございます! 会社でプリントアウトしちゃった(^^;;
まだ詳しく見ていませんが、眺めているだけでワクワクします。
系統樹って、変わっていくので時々チェックですね。
植物なども、分類などどんどん変わっていくのですもの。追い付かない・・・というか、もう完全に放棄~(笑)
でも名前など調べたい時には、ある程度見当がつかないとなんともはや・・・特に海の子たちは、生息場所で特に色などに変化が出るので、なかなか見つからないこともあります。
昆虫も微妙な部分で違っていたり・・・
「あなたは だぁれ?」と調べて、分かった時は本当にうれしくなります♪♪
ところで、Saurornithoidesさんは恐竜がお好きなのかしら?(^^)
こちらも新発見などで、どんどん変わっていきますね~
でも、核酸の塩基配列を用いて作成された系統樹がこの先大きく変わる可能性はあまりないと考えています。
生物の分類を難しくしているのは収斂や平行進化によるもので、つまり異なる系統でも形質が類似してしまうことが原因です。
一方核酸による分岐図の作成は、表現形に関係ない部分を利用してして行われるので、こうした懸念はなくなります。
ただ、化石種については核酸を利用するわけにはいきませんよね^^;
この前、知人にカブトガニと三葉虫の関係を訊かれて節足動物の初期の分岐を調べててNatureの論文みつけたんですが、ついでに軟甲類や貝形類の中の分類も気になって、いろいろ調べてて偶然このページにたどり着きました。
このハンドルネームは10年以上前から使ってるものですけど、特に恐竜が好きというわけではありませんw
どちらかというと一般には馴染みのないマイナーなものに惹かれる傾向がつよくて、哺乳類型爬虫類とか深海魚とかが好きです。