鳥羽水族館

先日のアサリの色止め。
どう調べてもわからない。
こうなったら海洋研究の学会か研究機関、あるいは水族館。
あちこち見回って「お問い合わせメール」があった鳥羽水族館に聞いてみました。

動物園も水族館も、職員さんは本当に忙しい。
だからお返事いただけたらラッキーと、気長に待つつもりでいたのです。
メールを送ったのがお昼ちょっと前。
なんと２時間後には、丁寧なお返事が（＠＠）　はっやーーー！！
さすがというか何というか、さすが鳥羽水族館！！　と思ってしまいました（＾＾）


肝心の色止めですが、やはりどうやっても退色は防げないようです。
でも短時間ならばと、いくつか方法を教えてくださいました。

その1
熱を使わずに肉抜きをし、丁寧に水洗いした後、チャック袋などに入れて冷暗所に保管。

その2
乾燥すると白っぽくなって発色が悪くなるのは、炭酸カルシウムによるものが多いので、インテリア用などの貝殻には薄い塩酸をかけてこれを溶かし艶を出している。サンポールなどで代用できるけれど、洋服に穴が開いたり、キッチンのステンレスにとれない染みができたり、手荒れなどの危険性もあるので充分注意のこと。

その3
簡単に発色を良くするのにはベビーオイルを薄くぬる。これも乾いてしまうとまた白っぽくなるが、かなり長くもつ。

とても丁寧に教えてくださいましたｍ（_ _）ｍ
件のブルーのアサリは、ただいま冷凍庫。
やってみなくては！！


それにしても、啓蒙活動が熱心なところは、とても丁寧で親切だなぁと思います。
過日の相模川のお魚同定の時も、神奈川県の内水面試験場のお返事は早かった。
大昔、ホトケドジョウが産卵孵化した時に内水面試験場に電話をした時も、わざわざ詳しい職員さんが連絡を下さった。
（当時はメールなんて便利なものはありませんでした。）
皆さん生き物が好きだからこそなのでしょうが、本当にありがたいです。
そう言えば、暖地桜桃の桜桃幼果菌核病の時の、JAサガエさんもお返事がすぐに来たっけ。
あれも本当に助かった。


ちなみに、ブルーのアサリを見ていただきました。
「私も時々潮干狩りに行きますが、ここまで青いアサリは珍しいですね。」

その一言で、こちらはルンルン（＾＾；；
きれいな砂浜だからこそ、これだけ豊富な色が出るのでしょう。
やっぱりだいじにしなくちゃ、この自然環境。

来年ひよこ王子は小学校。早いものです。
で、つきものなのが、夏休みの自由研究。
６年間の定点観測。「野島」
子供の自由研究はかーさんのお楽しみ。
今からババは狙っておりまする（笑）

「確かに年によってアサリやシオフキ、バカガイの獲れる割合は大きく変化しますね。
６年間調べるのはとても面白いと思います。
天候や海流もチェックすると良いかもしれません。
がんばって下さい。」

はい　サルは木に登ります！！