ベニス島で物を買って自宅にもって帰るのって
小さいものならなんの問題もなくもって帰れるのですが
大きなものを購入するとそれをベニス島内から大陸側(メストレ)に運び出すのは
至難の業!
手持ちのできないものはすべて船を利用して車やバスの入り込める場所まで運び
そこから又車やトラックなどで運び出すこととなり
送料だけで買った商品より高くつくこともたびたび
なのにPiさん買うんですよ、、、大物を、、、、
どうして運び出すのよってものを
5年くらい前の話
オスペアレット商店街 (ラルベロの近くのお店を私が勝手にそう呼んでいる)
の古道具屋さんのバルテルのところで年代物の家具を買いました
家具です、、、“年代物なのにすごく安かった”と、、、、
でも家具なんです!とっても大きな!!!
送料だけで間違いなく買った商品代くらいつく
いったいどうやって運ぶのよ~と
いつものように怒る私に
Pi “ バラバラにしてもらうのでそれを少しずつもって帰る ”と
バルテルがバラバラにした家具をお店(ラルベロ)に運び込んできました
バラバラにされた家具はそれでなくても狭い店の中に
案の定ながーく置き去り状態にされていました
時々バルテルがみにきて 〝Pinoもって帰っているか?〟って
私、、、、〝 まだあるよここに!〟
そんなやり取りが数ヶ月
いい加減バルテルもあきれてもうそれ以来に私に聞くことはなかった
が数年前何故か突然思いついたかのように
こんな風に持ち帰りはじめました、、、、
バスの中にも持ち込み
夜遅くなっても手持ちで家まで持ち帰りました
気が向いた時だけも持って帰るものだから
全て持ち帰るまでに2年ほど経過(笑)
そして家の納屋に1年ほど放置され
2011年の夏ある日突然組立はじめました
まだ家のどの位置に置こうか決めてない先に、、、
もちろん組立てられた家具は秋の私たち日本出発までには定位置に置かれることなく
家の入口の邪魔になる場所に数か月置き去りにされまま、、、
我が家に来客があってもその家具は玄関近くに所狭しと置き去りにされ、、、
来客もそんなPinoの性格を知ってか
〝まーいいやん時間あるときにやれば〟と
恥ずかしがる私をそう言って慰めてくれていた
この春帰ってきてやっとまともな位置におかれました
やっとこさ我が家のガラスのコレクションボードに変身できました
まだまだ手入れのいるこの家具
Piさんどんな風に直していくのでしょうか?
いつ終わるんだろうか?