ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2021年 Pergine Valsganaの おすすめ レストランAl Moro 

2021-11-27 03:05:25 | 旅行:イタリア山バカンス

今回の旅で私達のツボにはまる素敵なガーデンレストランに出会いました

Osteria Al Moro

 

ランチのみの営業で夜はやっていません

予約は基本できず直接行って並ぶしかないのですが

結構広いレストランなので多少人が待っていても比較的すぐ中に入れます

 

何がツボにはまったかというと

この庭にあるブドウやキウイがたわわに実る庭での食事 (庭での食事はシーズンのみ)

お天気も快晴でフルーツが実っているバッチリのタイミング(8月中旬)だったようで

美味しいそうなフルーツが手の届くところに綺麗に実っていたのです

(勝手に食べてはいけません:笑)

 

ブドウ棚は結構あらちらこちらでよく見かけるのですが

 

こんなに立派なキウイが実っているOsteriaは初めてみました

そうイタリアではキウイも生産しているのです

 

かなり人が並んでいたのでアペリティーボでもして待とうという事で

通してもらった場所がガーデンの一角

その先にレストラン席が続いています

ふと見ると干し草のソファーがあるので座ってみたら

座った瞬間“ふわ~っ”とてもいい干し草の乾いた匂いが

 

思わずハイジが山の家で干し草のベットに寝ていたシーンがよみがえりました

ほんとうにあの太陽で干された良い匂いが今でも脳裏に残っています

もうこれだけで100点満点あげたいところですが

 

肝心のお料理も文句なしに本当に美味しかった

そしてびっくりしたのがお値段:めちゃくちゃ安い

 

これ私が頼んだ“Stinco di Maiale al forno :豚すね肉のオーブン焼き”

なんとこれで 付け合わせの野菜の煮込みとポレンタもついて8.5ユーロ=1000円ほど

 

Pinoのラザニアもビックサイズで8ユーロと

涙もののお値段

 

そして店員さんもすごく愛想よくて親切

至れり尽くせりでもうほかのレストランを探す気もなくなり

Pergineにいるときは通いつめました

 

もしこの街でランチすることあれば絶対にお勧めしたいOsteriaです

夏場ならガーデン席で食事、ガーデンで食事できなくても

屋根のある屋外席もブドウ棚があり素敵です

Pergineは小さな町ですがお城もあって宿泊もできるようです

ベニスからもう少し近かったらランチを食べるだけに通ってしまいそうです

 

安くて美味しくて綺麗で親切な4拍子揃った

Osteria al Moro  → ここ 


2021 夏山バカンス おまけ Trentino Valsugana

2021-11-25 07:24:44 | 旅行:イタリア山バカンス

コロナ禍2年目の2021年の夏

毎年7月上旬に済ませる山バカンス

 

8月中旬友人からの電話

“Pino、Kanae 私達の借りた山アパートにこない?

好きなだけいたらいいよ私達は数日だけ一緒に過ごしてであとはギリシャに行くから~”

と嬉しいお誘い

 

毎年この時期は繁忙期

ラルベロでのベネチアンガラス体験工房の予約がかなり入ってくるので

休みを取るのは至難の業

ところがコロナ禍で日本人はじめアジア系の観光客は全くいないので

体験の予約もほとんどない

 

これは絶好のチャンスと二つ返事でOK

 

で行先はトレント近くのPergine Valsugana (ペルジネ・ヴァル スガーナ)

ベネチアから列車でBassano del Grappaで乗り換え(バスか列車:時間による)Pergine駅にて下車 約:3時間

 

時間はかかるけどすべて鈍行のため片道約10ユーロでこじんまりとした街Pergineへ

ここはまだ標高も200mの為暑い

 

ここからバスに乗って目的地のBedolloへ

標高1000mでやっぱり涼しい

周りにいつもの岩山はないけれどのどかな山の風景

 

やっぱりいつ来ても山はいいわ~

こんな庭のある一軒家で1週間過ごすことに

家の周りにはバラエティー豊富なお散歩コースが沢山

 

近くにある湖(Lago di Serraia と Lago delle Piazze)の散歩

 

裏山から続く山手にはベリー系の農家が沢山

壁にはブラックベリーの壁画が

黒くなる前のブラックベリーが沢山実っていました

これ熟れるととても美味しいのです!

 

近くのお散歩道には木の切り株がアートになっていました

さすがイタリア!切りっぱなしではなく手が入っています!

いつものPiさんコレクションまた1枚増えました

翌日は少しトレキング

バスでBrusagoまでそこから標高1678mのMalga Stramaioloへ

誰もいない山道をゆっくり登っていくとこの時期旬の野生のラズベリーがあちらこちらに

どこを見ても真っ赤なラズベリーがいっぱいで

私もPinoも食べながら収穫

お腹に入りきらない分はお持ち帰り

いたるところにラズベリーの森がありすすぎて

持っていったケースはあっと言う間にいっぱい

このケースあと20個くらいは必要だった(残念)

 

山頂の山小屋でランチしてCentraleへ下山

途中不思議な花も咲いていました

花の中に花が咲いてる~

一日ゆっくりコースです

 

持ち帰ったラズベリーはその場でジャムにして翌日から毎朝パンにと一緒に完食しました


2021 Monte Elmoから国境越えオーストリアへ

2021-11-22 08:21:31 | 旅行:イタリア山バカンス

私達の宿泊エリア Sesto/Mosoから

国境越えと言うほど大層なものではないのですが

尾根伝いにオーストリアに足を突っ込みそのまますぐにイタリアに戻るコースです

 

出発はSestoから出ているロープーウェイにのって一気にElmo山の頂上に

この頂上にある山小屋:Monte Elmo(モンテエルモ) 2050mには

かなり昔に行っているのですが→ ここ

 

8年ぶりに行ってみると綺麗に改装されていて山小屋周辺にあるミニ散歩コースも沢山あって

子供やお年寄りでも一日楽しめるようになっていました

 

綺麗な景色はみたいけど歩きたくないのよ~って方は

快晴の日に一気にロープーウェイで上がって美味しいランチ食べて

食後のお散歩、そのあとまたロープーウェイで下れば有意義な一日が過ごせます

 

で私達はMonte Elmoから尾根沿いにオーストリア領のRif.Silianer Hutte:2447mへ

ルート4からRif.Gallo Cedroneを通過して

ルート3に進んでいきます 

振り向くと8年前途中棄権したHelm Monte Elmo:国境監視小屋が遠くに見えています

そしてここ国境

途中ランチ休憩しながらゆっくり歩いて約1時間半ほどで

見えてきました

目的地のオーストリア領のシリアンヒュッテに到着

頂上ではワンちゃん連れのお兄ちゃんや

マウンテンバイクおやじ

皆それぞれに楽しんでいます

私達もちょっと一休みして

下りの乗り場ロープウェイのあるStiergarten:2092m目指して下山開始

下山そうそうここは国境なんだと感じるこんな建物

そのまま道なりに行くと強風で方角も曲がってしまったボロボロの標識

間違わないように下山道を確認して進んでいくと

あとはもう山は私達の貸し切り状態

前からも後ろからも誰も歩いていないドロミテ貸し切りの醍醐味の瞬間です

少々きつめの下りをゆっくり歩いていくと

目前にはお花畑が広がり

いたるところに花が~

先には目的地のロープーウェイ乗り場が見えました(一安心)

Monte Elmoから出発して途中ランチ休憩入れて4時間半~5時間ほどのコースです

そして到着

今回はこれに乗って下山です


2021 ドロミテ Prato Piazza から Monte Specieへ

2021-11-15 08:37:24 | 旅行:イタリア山バカンス

2021年コロナ禍でもやってきました夏山バカンス

今年はドロミティのシンボル Tre Cime を遠くに眺めるコースです

Prato Piazza (プラト ピアッサ )経由 Monte Specie (スペーチェ山)2307m

 

以前に書いたPrato Piazzaまでの詳細は→ ここ

この時は悪天候のため最後の絶景を見られずしまい

 

Prato Piazzaに到着後

まずはMonte Specieへ行く前に

Rif. Vallandor(バランドロ山小屋)でカフェタイム 

そして頂上めざして出発

 

お花畑が綺麗で

緩やかな登りで

初心者でも問題なく楽しめるコースです

 

2000mを超えると見かけるブルー系のアルプスの高山植物

ゆっくり歩いて約1時間で頂上に到着

こんななだらかな登山道です 気持ちいい~

頂上からは遠くにTre Cimeが見えました

やっぱりどこから見てもドロミティのシンボル:Tre Cimeは存在感たっぷり

ここお勧めコースです

 


ドロミテ 山小屋:Rif.Locatelli(ロカテッリ)からLandro湖へ下山

2021-11-09 08:28:57 | 旅行:イタリア山バカンス

毎年Tre Cime di Lavaredoの山小屋:Rif.Locatelli(ロカテッリ:標高2405)から

下山するコースを新規開拓しております

 

今年はLandro湖 (標高1420 )へ下山するルート102を選択

このコース地図を見ていてもある程度予想ができたのですが

おそらく今までで一番楽なコースでした

 

過去のルートはこちら

ルート105 → ここ

ルート103 → ここ 

ルート101 → ここ と ここ

 

コロナ禍で山小屋:Rif.Locatelliはトイレにも行けないくらいの人だかりだったので

そそくさと退散して102コースへ14:00下山スタート

下山早々Tre Cimeの絶好写真スポット

赤い102コースを進んでいかないといけないのに

Pinoいつもの脱線コース、一人ガンガン黄色コース:山小屋Auronzoに進んでいくのを

私はいつものように“そっちに行くと出発地点に戻るよ~”と大声で引き戻し

やっと軌道修正に応じたPiさん

毎年のことながら疲れます~

 

しばらく行くと本格的な下りスタート

とは言え今までのコースに比べたらかなり緩やか

 

楽勝なはずだったのですがわたくし昨年あたりから夏場は更年期の影響で

バテバテ状態 緩やかな下りだったにもかかわらず

足元はフラフラでトボトボ歩き

後ろ姿からかろうじて歩いてる感じが伝わってきます

ほんとこの時は足がもつれて

途中の川沿いで何度も休憩しながらゆっくり下山

雪解けのキンキンに冷たい川の水にワンちゃんは大喜びで水浴び

 

Piさんはフラフラになりながら歩く私を心配そうに何度も振り返ってました

 

Landro湖が近づいてきてふと振り返ると

Tre Cimeが見えてます

下山から2時間ちょっとでバス停(Lamdoro / Punto panorama Tre Cime)に

到着予定だったのですが3時間以上も時間がかかってしまったため

Landro湖にはよらず17:30のバスにのりDobbiacoへ

 

このバスはCortinaからDobbiacoに行くメイン通り445番のバスになります

 

このコースならバスで山小屋:Auronzoに行き山小屋:Locatelliを経由して

Cortinaに戻ることもできます


ドロミテ Tre Cime di LavaredoからTre Scarperiへ下山

2020-10-09 05:55:17 | 旅行:イタリア山バカンス

まずは毎年行くドロミテのシンボル“Tre Cime di Lavaredo ”

この山で一番有名な山小屋が“Rif.Locatelli(ロカテッリ)”

この山小屋:Rif.Locatelli(ロカテッリ)を経由して

宿泊エリアSesto /Mosoに下るコースを毎年新規でトライしています

 

昨年2019年の下りのコースまさかの記載もれしておりました

書いていたつもりがすっかり抜けておりましたのでまずは昨年の下りコースの紹介から

 

2019年は山小屋:Rif.Locatelli(ロカテッリ)に宿泊したので→ここ

翌朝にゆっくりと下りコースを出発

選んだコースは私たちの宿泊エリアMosoとSan Candidoの間にある 

Tre Scarperi のトレッキングコース→ ここ に降りていく ルート105

 

標識を見るとRif.Tre Scarperiまで2時間らしい

でも私の足ではおそらく3時間以上はかかりそう

とは言え午前中の出発なので時間はたっぷりあるので焦ることはなさそう

 

標識の通りに進んでいくとコース途中なんと雪が残っている

ザクザク滑り落ちないようにゆっくり前進

登り切ったところにまた標識

がこの標識の先道が右と左に分かれているどちらに進むのが正しいのか?

 

ここ間違いやすいポイントです

Pinoは右だ右だとなんの根拠もなく言っているけど右は細すぎる稜線?

 

私は左ではないかと思案しているとなんとPinoは勝手に先に進み始めている

山は自分の思い込みで進むと知らず知らずルートからはずれて迷ってしまう

危ない危ない

 

Pino絶対にそっちじゃないよ~と叫んでいると左コースから人が登ってきた

彼らに“Rif.Tre Scarperiのコース105はこの左の道で間違いないよね?”と尋ねると

“そうだよここ降りていくといいよ~”

 

あーやっぱりもう勝手に動き出すPinoを制止するのはほんま大変

何回もそっちじゃないよ~と大声で呼び戻しやっと私の言うことに耳を傾けた

も~疲れるわ~Piさん あなた地図もってないのに勝手に動かないで~

死ぬで~!!!

 

軌道修正して左の道を進んでジグザグの道を

滑り落ちないように注意して降りていく

Piさんはいつものように先にどんどん降りていく

しばらく行くとこんな感じに視界がパーッと開けてきた

今まで下りた地獄の下りコースはこんなに視界が開けていたことがないので

“わ~このコース楽勝やん今までの下りと全然違う楽しいな~”

なんて思いながら景色を楽しみながら余裕の下山

 

そしてここもやっぱりぜいぜい言いながら登って行く人と数人すれ違いました

彼は背中にイタリア国旗

私達には登りは絶対無理ですね~

 

途中少し川の中を横切ったりして今まで体験したことがない下り

 

そして見えてきたあの白い平らなところまでいけばゴール近し

楽勝!楽勝!そう思いながら降りていくと川を越えたあたりから

急に激しい下りになり始めた

ゆっくり滑落しないように注意しながら降りていくも

足がガタガタになるほどの下り、時間にして約20分ほどかな?

ヘロヘロになりながらやっと平の白いエリアに到着

最後にまさかの急降下でやっぱりこのコースも地獄の下りだったのです

目前にRif.Tre Scarperi やっと休憩

休憩後は山小屋からさらにバス停Antoniussteinまで下り(約20~30分弱)

449のバスに乗り終点Bv.val Campo di Dentroまで(最終バスは18:00)

そこからはDobbiaccoから出ているバスNo.446にてMosoへ戻るといううコースです

 

このコースは最後の急降下がなければなかなかいいコースです

 

 


2020 ドロミテ ボルツァーノ レノン高原

2020-10-06 07:09:59 | 旅行:イタリア山バカンス

今年はなかなか晴天に恵まれなかったのでお天気が怪しい日は標高が低い街に

日帰りで出かけていました

 

勿論いつもの“ MOBIL CARD ”→ https://blog.goo.ne.jp/vetrina/d/20141007

を使って

 

出かけた先はボルツァーノ レノン高原

Mosoから列車を乗り継ぎBolzanoまで行き

駅をでて右に歩いていくとバスターミナルがあります

さらにその先5分ほどでレノン高原行のケーブルカー乗り場に到着

 

4分おきに出ているケーブルカー(MOBIL CARD使用可)に乗り

いっきに標高1000mのレノン高原(約12分):Soprabolzano へ

 

まずはここでこの小さな町:Sopurabolzanoを散策

こじゃれた庭付きのミニホテルが沢山ありそこでカフェタイム

その後駅前から出ている高原列車に乗るために戻ると

ぬいぐるみが沢山並んでいる???

と思ったらなんと本物のラマ

愛嬌たっぷりケーブルカーで到着する人たちを眺めておりました

 

駅前のインフォメーションで時刻表&地図をゲットして 

高原列車にのりこみ終点Collalboへ(約20分)

もちろんこれもMOBIL CARD使えます

 

目的はこの町:CollalboのはずれにあるPramidi di Terraを見に行くこと

終点Collalboから街中を抜けながら

国道沿いに約30分ほど歩くとPramidi di Terra見学コースNo.24に入る

しばらくすると見えてきました“ Pramidi di Terra ”

ところが!二人とも一目見て“えーたったこれだけ?”って

というのも初めてみるならきっとこの珍しい景色に感動したかもしれませんが

以前に見たPerca(ペルカ)のPiramidi di terra → ここ 

のほうがかなり近くから見られたためか迫力があり見ごたえがあったため

思わず二人ともおもわず苦笑!

 

まーこの景色はおまけで今までと違う街にきてゆっくりお散歩できたということでOK

そのままPramidi di TerraをみながらコースNO.24を進んでいくと

バスが通る国道にでられます、すぐそばにバス停があるので

No.165(1時間に1本)にのりCollalboに戻りまた高原列車にのってSopurabolzanoへ

 

ちなみにこのバスはCollalboを経由してそのまま

終点ボルツアーノのバスターミナルに行くこともできます

 

ということで

Mosoからはかなり遠いですがレノン高原日帰りで楽しめました!

次回はこの高原列車途中下車しながらお散歩したいな!

 

Alto adigie 時刻検索はこちら

https://www.mobilitaaltoadige.info/it/


2020 南チロル ドロミテ Lago di Antelselva

2020-09-28 06:34:26 | 旅行:イタリア山バカンス

暑かった9月もあと数日昨日から一気に気温が下がったベネチア

他のヨーロッパ諸国にくらべるとまだまだましですが

イタリアも毎日感染者が徐々にふえつつあります9/27現在約1700人

さ~これからどうなるのでしょうか?

 

今年はコロナでバカンスは無理かな~なんて思ったりもしていたのですが

実はロックダウン明けの6月終わりまだ皆が夏バカンス計画を躊躇していた時に

思い切っていつもの山 “Alto Adigeドロミテ”→ここ に早々に行ってきたのです

 

何故か今頃になって書き始めているおかしな私です

10年以上同じ場所に行っているにもかかわらず

まだまだ行ったことのないエリアが沢山あり今年も新規開拓に精をだしてきました

 

新たに開拓した場所はVal Aurinaにある

“Lago di Antelserva”(1642m):アンテルセルバ湖

ここもすごく綺麗な湖です

 

ドロミテの湖といえば ドロミティの真珠:Lago di Braies が超有名ですが

有名すぎて年々人も多くなりとうとう昨年から

いつもの“ MOBIL CARD ”→ https://blog.goo.ne.jp/vetrina/d/20141007

の対象外となり追加料金が必要になってしまいました、、、、残念

 

でもこの“Lago di Antelserva”は乗り放題券が使えるのでお得

行き方→ 私たちの最寄り駅:San candido駅から列車で20分 Vardaora 駅下車

駅前からNo.431のバスに乗り約30分終点にて下車

 

バスをおりてそのまま5分ほど歩くと湖の入り口に到着

左に続く湖の遊歩道に入り湖周を一周するコース(約3キロ弱)

上り下りはほとんどない整備された遊歩道は歩きやすく

ゆっくりのんびりのお散歩にはピッタリ

 

歩き始めてしばらくすると湖の右手先に気になる館

なんだかとっても気なるけどまずはそのまままっすぐ進む

 

 

こんなところで日向ぼっこいいな~

ちょうど湖周半分くらいのところに大きめの入江があり人も集まっている

カフェレストランもあるけどいまいちピンとこないのでそのまま通過

後半は少し山の中を歩くことになり

 

高台から眺める湖もいい感じ

そして最後バス停に向かって歩いていくと

 

行きに気になっていた館:ホテル前通過

気になるので少し中をのぞいてみると

 

なんとこんな感じのカフェテラス!

これいい感じじゃない~

Pinoも “ここでお茶しよう” ということで

 

中に入ると湖面につきでたオープンカフェ

あそこにしようと思いつつも日陰だったので

ここは次回にということで

日のあたる場所を選びPiさんはビールでにんまり

かなり気持ちのいいカフェでついつい長居をしてしまいそう

 

ここはHotel Seehaus

宿泊すると結構お高いですが

これだけの景色を前にしてゆっくり座ってカフェとビールでお支払いは

なんと600円でお釣りが!

やっぱりドロミテすごいわ~

 

次回はここでランチしようと決めたのでした!

 

Alto adigie 時刻検索はこちら→ https://www.mobilitaaltoadige.info/it/


2019 Alto Adigeドロミテ Tre cime 周辺の戦地後

2019-08-18 22:41:58 | 旅行:イタリア山バカンス

ここTre Cime はAlto Adigeドロミテで一番の景勝地で世界中から

この絶景を見に来る人が後を絶えません

圧倒される迫力ある岩山の連続は見た人の脳裏に焼き付く忘れられない景色です

 

その反面ここはイタリアとオーストリアとの国境にあり

私もそうだったように世界大戦の激戦地だったことを知っているひとは

それほど多くないのでは?

この地に足を踏み入れて改めて思い知らされる場所なのでもあります

 

山小屋で宿泊することが決まったので

時間の関係で日帰りではできなかったロカテッリ周辺の散策にでかけてみました

 

ふと目前にそびえる山(Monte Paterno)に小さく人が動いているのがみえました

ちょうど真ん中の雲の下に人が二人見えます

Ka “Pino あそこに人がいるよここから行けそうだだからちょっと行ってみない?” 

Pi “いいよ~、かなえ大丈夫あそこ結構高いし足場も急だし怖いから帰るって言わない?”

Ka “頑張る~”

てことで人が動いていた場所まであっさり到着

絶景や~

 

そして先にはまだずーっと道が続いている

振り向くとロカテッリがこんなに小さく見える

興味本位でどんどん進んでいくと

山の中をくり抜き道はどんどん続いている

 Piさん登ったり

下ったり

どんどん進むと

第一次世界大戦時に作られたもので所々にある穴(Gallerie)から

敵からの攻撃に備えていた場所

Tre Cimeも

ロカテッリも

 あの時代にこんな場所で掘り続けられた山の中の穴

一体どれだけの人がここで命を落としたのかと思うと絶句

 絶対にあってはならない戦争

 

そんなことを思いながら30分ほど歩いたかな?道はまだまだ続いていたけど

夕食の時間が迫っていたため引き返すことに

本来このルートは上級者コースでこんな恰好をした人が後ろから私達を追い越して行きました

きっと先には足がすくむような場所があったんだろうな~

気になってちょっと探してみました

ありましたよ映像が、、、、とても私達に行けない断崖絶壁でした

Ferrata del Monte Paterno (Gallerie giro ad Anello )

https://www.youtube.com/watch?v=QUCHV1cUQz8

 

時間がある人はここ見るべきところです

道幅は狭いですがロカテッリから進むと30分くらいはそれほど危険ではないです

 

数年前Sestoのインフォメーションでみた衝撃的な写真

夏山にたかがリュック背負ってやってくるだけでも息切れしていた私

TreCimeの激戦地で命を落とされた人が運ばれている

 

絶景だけではない悲しい歴史も持ち合わせているドロミテなのです

 

 


2019 Alto Adige ドロミテ Tre cime の夕日と朝日

2019-08-11 01:10:26 | 旅行:イタリア山バカンス

夏休みは毎年恒例のAlto Adige ドロミテ 山バカンス

今年は念願のTre Cime の夕日と朝日を思い存分味わってきました

 

ベネチアからほど近いこの山に毎夏来るようになってはや10年、何度きても最高

まったく飽きることなく山の魅力に取りつかれている私達です

 

で今年は長年思い続けていた念願のTre Cime の夕日と朝日を堪能してきました

 

3つの条件がすべて揃った時に行こうねっとPinoと計画していたのに

何年もなかなかすべての条件があわない

でも待った甲斐あって2019年やっとチャンスが巡ってきました

 

その条件とは

①    前日に雨が降り少し気温が下がったあと2日連続の晴天日を選ぶ →

    気温が下がることで空気が澄んでより一層山が綺麗

 

②    山にきてから数日経過し体が標高1500mに慣れてからTre Cimeへ

   →もうお世辞にも若いとはいえない私たち(笑)体に負担をかけないよう安全第一

 

③    こんな我儘な条件で行きたいため山小屋 Rif.Locatelli(ロカテッリ)の予約なし

    到着して空いていたら宿泊

 

特に③のロカテッリ宿泊はなかなか難しいらしい

当日の朝お宿の奥さんに

“ロカテッリが空いていたら今夜は宿泊するので戻らないから心配しないでね”

と伝えると、

 

“ 夕日と朝日すごく良いよ~人気の山小屋だから空いていたらいいね”と

 

後から聞くといつも一杯でなかなかハイシーズン中は予約なしでは空いていないことが多いらしい

 

ということですべての条件が揃いました

 

まずは私たちの宿泊エリアSento/MosoからバスでRif.Auronzoへ

ここまでは以前は1週間のバス周遊券 MOBIL CARD → ここ 

でこれましたが2年前からこのTre Cimeは除外になり追加料金が必要に

 

そして2019年度からはなんとドロミテの真珠と呼ばれている

美しい湖:ブライエス湖 → ここ   追加料金が必要になってがっくり、、、、

 

人が集まる人気のエリアはドロミテもどんどん有料化していきます

 

話は戻ってバスで頂上到着後Rif.Auronzoからのんびり歩いで約1時間ちょっと?

最初のTre Cime ビューポイントへ:ここからの眺めはTre Cimeは斜め見えです

 

日本の団体ツアーでは体力のある人のみがここまで来ることができるそうです

そして目前に見える山小屋 Rif.Locatelli(ロカテッリ)を目指して歩き始める

毎年ほぼ同じ時期に来ていますが今年はなんとこのコースに雪が残っていました

通常ここは黄色の山ポピーが綺麗に咲いています

 

今年の4、5月は北イタリアは天候不順で雨続きでいつまでも寒かったため

花が咲くのも遅れているのでしょう(7月上旬)

 

30分ほど歩いたかな?

Tre Cimeを目の前から眺められる超有名な山小屋:Rif.Locatelli(ロカテッリ)に到着後まずは一息

その後山小屋の空きを確認、ラッキーなことにベットは空いていました

1泊2食付でドミトリーで一人60ユーロ(現金のみ)

 

この時期の夕日は20:30ごろだったかな?

夕食までの時間はこのエリアの散策 これについては次回詳細を書くとして

 

夕食後日が沈み始めると宿泊者は一斉に外へ赤に染まり始めたTre Cime

だんだん染まってきて

真っ赤になりました

 Piさんも大満足

日没後外をみるとなんとマウンテンバイクの人たちが到着

 

凄いな~こんなところまで

 

ちなみにRif.Locatelli(ロカテッリ)の夕食は一応フルコース

プリモ、セコンド、ドルチェ、お水込 

ドルチェはTre Cimeの形をしたババロアがかわいかった~

ドミトリーはこんな感じでした

なかなか暗くならず寝る前のショット

明日は朝日を見るのに早起きするため22:00頃にはベットへ

夜中に次からつぎへと皆トイレに行くので熟睡はできず

 

朝日は5時くらいからと聞いていながら少し寝坊

あわてて外に飛び出すともうかなり明るくなっている

まずは朝日の昇る方向に ロカテッリの後ろにある小さな池

 Tre Cime

 ロカテッリ

Piさん

存分に朝日とお散歩を堪能

ヌートリアも日向ぼっこ

そして朝ごはんへ

ハム、チーズが付いた朝食を食べながら突然あることに気が付いた私

Ka “あーしまったなんてこと!!!!星空を見るの忘れてた~”とPinoに

Pinoも“あーすっかり忘れてた~”

 

夜中に皆がごそごそトイレに行っていると思い込んでいたのは

皆星空を見に行っていたんだ~

 

2人ともボケが来ているようです

何たる失態!!!こんなチャンスそう簡単にめぐってこないのでかなり後悔

 

朝食で同席してた男性はそんな私の話に

“あー残念だったね、、、、降るような星空だったよ”って

 

もう本当に残念すぎる!朝日と夕日で頭が一杯で星空まで考える隙間が無かったようです

もし次のチャンスがあれば今度こそ星空に挑戦しよう!

 

次回はTre Cimeの周辺についてです