ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

真っ白けー

2010-02-26 08:16:35 | イタリア:その他
イタリアに戻ってきてからまともに晴れた日がほとんどない

記憶にあるのはたった一日だけ
2週間毎日どんより曇り空か雨、、、

そして今日は真っ白けー、、、、霧のベニス

そういえば初めてイタリアに来た11月も連日霧だらけで太陽を見ることがなかった

これだけ長く太陽をみないといい加減うんざりしてくる
洗濯ものは乾かないし、気温が低いとは言え湿気が気になる

せっかく天気予報をみて買った“イカ”が、、、、あー

なぜ天気予報をみてイカを買ったかというと

“イカの一夜干し”を作るため、買ってせっせと掃除して
干したものの、、、この天気と霧のおかげで何時までたっても
乾かない、、、、もうこれで3晩出しっぱなしになっている、、、、
食べられるのだろうか????
“イカ”ここベニスでは魚は恐ろしく高い
このイカでも日本価格の3倍つく、、、魚はご馳走なのだ!


今朝もそんな霧の中昨日IKEAで買った店で使用する棚を
Pinoはカートにのせて引っ張って行った
この
写真の時間で10:00前、今日は一日中こんな感じだった





ベニスではこんな大荷物をもってバスに乗るのはごく当たり前で
人込みの中“ごめんやっしゃー”と言いながら乗り込んで行く

最初は“そりゃー無理やろー”と思っていた私も
最近ではごく普通に“ごめんやっしゃー”って言いながら乗り込んで行く
慣れは怖い

全部で20kgあるこの棚
Pinoは今日一日かけて組み立てしていた

悪夢の3連発!

2010-02-22 06:45:07 | イタリア:怒り&忍耐
イタリアに戻ってきてはや1週間たった
三ヶ月ぶりに戻ってきた我が家、、、、
今年もまた昨年同様恐ろしいことが起こっていた
想像もしてなかったこの悪夢

まずは昨年の話から
冬場の3ヶ月だれも居なかった家、セメント造りの家は凍りついていた
早速暖房をいれようとガス湯沸かし器の元栓をつけにいった

ががが、、、、壊れてる
そうこのガスの元栓もともとこの古い家を買ったときから付いている
相当年季の入ったもの、、、そろそろ壊れるのではと言っていたら
案の定この始末

新しいのに替えるまでの3日間、暖房もお湯も無しで過ごしたのが昨年の話
その上昨年は3ヶ月電話の支払いが出来てなかったので
電話回線もぶっつり切られていた(まーこれは致し方ない)

すぐさま支払ったにもかかわらずイタリアの電話会社(日本で言うNTTのようなもの)
なかなか回線を戻してくれない
なんと支払ってから2週間ほったらかしにされ
インターネットも使えず大変な思いをした

それでも請求だけは当たり前のように1ヶ月分しっかり期日にやってくる
2週間分支払っているのにつながらなかった分返せと言いたくなったけど
泣き寝入りに水、、、、イタリアとはそういう国なのだ

で今年の悪夢3連発
その1
なんと昨年新品に換えたガスの元栓、、、、またしても壊れた
理由はクリスマスにやってきたヨーロッパ大寒波
ベニスもなんとマイナス12度まで下ったらしい
その時にポンプが寒さで凍りつき破裂して水が吹きだし状態になっていた
当然機械関係は全てパー

隣のおじさんが、水溢れてるのを見つけてくれ水道の元栓を閉めてくれた
数日間は水も流れっぱなしになってた様子
これまた請求が怖い!!!
ここ数年水道代が恐ろしくあがっている
そのうえガスの修理代、、、、恐ろしい値段になりそうな、、、

と言うことで今年も3日間暖房、お湯なしで過ごすことに
家の中ではコートを着て夜寝るときは何枚もセーターを重ね着して寝た

その②
なんと冷蔵庫が壊れていた、これもちょっと前から怪しかった
そろそろ壊れるのではと言っていたらこの状態
中にあったもの全てがカビて腐り、扉は怖くて開けられなかった
冷蔵庫から漏れ出した異臭を放つ汚水、、、
帰宅そうそうこの掃除から始まった
日本からの長旅の疲れにさらにこの出来事、、、疲れまくった
もー本当にいやになった

その③
自宅では上記のような出来事があり、それでもめげずに
ベニスの冬のカーニバルの最終日、疲れていたもののきっとお客さん多いだろうと
いうことで店に行くことにした
店に到着、結構お客さんも多く店の前の通りは観光客でにぎわっていた
さー店にはいろうとPinoが鍵を差し込むと、鍵がはいらない
良く見るとなんと鍵穴に小さな金属片のようなものが押し込んであり
取り出すことがまったくできない、、、誰かに悪戯されたようだ

Pinoがつぶやいた“素晴らしい一日が始まったかも?”

Pino悪戦苦闘したにもかかわらずまったくだめ
ウインドーの前にはお店に入りたいお客さんが覗き込んでいる
なのに鍵があけられない、、、、

結局自力で鍵はあけられず近所の協力を得て
ドリルで鍵を壊すことに、、、、、
店到着から鍵を壊して中に入るまでその間3時間、、、、

そして壊した鍵を今日中に直さないといけなくなり
結局店あちらこちら動き回らないといけなくなった

だれがこんな悪質な悪戯するんやー!
日本では考えられない出来事

ということでこの1週間この悪夢の3連発で振り回された
昨日新しい冷蔵庫がやってきたのはいいけれど
システムキチンの一部としてあった前の冷蔵庫
木製の台と一体化しているためその台が腐り台からなおさないといけないことがわかり
本来の場所に設置できず、再度出直してもらうことに

あーこれでまた一日がつぶれる、、、、

なんかマイナスな出来事だらけで始まった今年のイタリアの生活
マイナスは打ち止めになることを祈っている



京料理とバレンタインデー

2010-02-19 08:45:42 | 日本:その他
帰国前に両親が京料理を食べに行こうと
新町六角にある〝瓢樹〟というお料理屋さんにつれてくれた

昔からある京都のお屋敷をそのまま使ってある趣のあるお料理屋さん
このお屋敷は有名な画家が昔住んでいたらしい
中に入るとなんと庭がいくつもありせせらぎまであったり
いい感じ、これぞ正真正銘の京町家?というよりもお屋敷って感じ

お料理の演出や器も素敵でまさに京懐石
夜はなかなかのお値段になってしまう、お昼ならそんな恐ろしい値段にならないので
ちょっと京料理を体験したい方にはいいところかも

食後、
友人Kチャン宅にPinoと一緒にすこし立ち寄った
ご主人と二人のかわいい娘Yちゃん、Sちゃんが迎えてくれた

ちょうどバレンタインデーのチョコレート作りの真っ最中



早速できたてのチョコレートを持ってきてくれた


なんかかわいいなー

今日本では友チョコなるものがはやっているらいしい
友人のRが言っていた、、、、

〝友チョコなんてお菓子会社の陰謀や!
友人に配るとなるといくつのチョコレートがいるのやら、、、
買ってられないので作る〟と言っていた

お母さんもなかなか大変だ!

そんな出来立てのほやほやのチョコレートを大口あけていただいた



〝ボーノ!:美味しい!〟とPinoご満悦!

次はまた秋に会いましょうね!

ベネチアンガラス体験教室  作品発表会!

2010-02-17 07:34:17 | 日本:体験教室
ということでこの3日間で製作いただいた作品を発表します

金曜にこられた方の作品写真を撮り忘れた為(金曜日の方すみません!)
土曜日と日曜日の方の作品です

まずは製作風景から







そして出来上がった作品は











みなさんいかがでしたか?
出来上がり思ったとおり?それともまったくイメージ違いました?

Pinoはいつも言ってます、
〝ガラスはマジック、釜から出てくるまでどんな風に仕上がるかわからないから面白い〟と

釜からでてきた作品をみて一喜一憂、私達いつもそうです

今回のガラスの説明で〝透明のこのガラスこんなきれいな赤色にかわりますよ〟と
お伝えしました、、、
でも釜出ししたら思っていたより黒くなってしまってました
申し訳ありませんでした、、、ベネチアの釜ではこんなに黒くならないのですが

難しいですガラスは、特に赤色はちょっとでも焼きすぎるとどんどん黒くなる性質があり
特に今回は通常1回しかいれない釜入れですが
すべての作品を制作上の都合で2回釜入れしてます
なので透明の赤は通常より黒くなってしまいました
赤色を楽しみされていた方すみませんでした

それでも皆さんそれぞれ個性のある作品を制作されてましたね

今回想像以上に出来上がりのよかった方、次回はさらにステップアップして
デザインに凝ってみてください

また想像と違ったなーと感じられたかた
大丈夫です、私も初めて製作したときはそりゃーもうぐちゃぐちゃでした
何個も製作していくうちにガラスのそれぞれの性格がわかり始め
製作にも幅がでてきました

次回の体験教室ではそのガラスの性格についてもう少し詳しくお伝えしようと思ってます

今回はご参加頂きありがとうございました!
また次回ご参加いただけたら私達すごく嬉しいです!

ベネチアンガラス体験教室 日本 日曜日

2010-02-16 06:19:33 | 日本:体験教室
体験教室も最終日の日曜日
申込者も午前、午後とも満員御礼
やはり日曜日の午後から予約は埋まっていった

今日の参加者の中には小学生のお子様が二人来てくれる
さーどんなふうに作ってくれるのか楽しみだな!

総勢11名、、、個々への説明ちゃんとこなせるかな?少々不安?
でも始まったらもう必死!全員に平等に説明しにいく
あーPinoが日本語話してくれたら助かるのになー、、、
このときばかりは痛感した!Pinoはよ日本語覚えてやー!

でみなこんな感じで製作開始




ガラス選ぶの楽しいんだなー、お気に入りのガラスを探すのはまるで宝探しの様


お気に入りのガラスみつかりましたか?


小学生の二人もがっばてるぞー


Pinoも日本語はなせなくても身振り手振りで助けてくれてますね


そしてお楽しみの一つ、釜入れ




ということで初めての日本での体験教室すべて終了した
はじめはどうなることやらと心配してたのがうその様

すごく楽しかった、
時間を忘れて夢中になった
子供に戻ったように無心になれた
もっと作りたかった、
また来年も来たい

というお客様の声を聞き私達も満足感でいっぱいになった

ベネチアンガラス体験教室 日本 土曜日

2010-02-15 04:11:05 | 日本:体験教室
体験教室二日目、土曜日と言うこともあって
申込者も昨日より沢山
午前の部は6名、午後の部8名


まずはPinoから簡単なベネチアンガラスの歴史とその種類や使い方について
説明してもらった

みな初めて見るミッレフィオリやザンフィリコに目を輝かせていた
(詳細は2009年5月27日“釜入れ&特注マドラー”
    2009年9月16日 ザンフィリコとフィリグラーナ)


私たちも二日目と言うことで進行も少し慣れてきた

説明が終わるといよいよどんな形の何を作るか決めていただく
ペンダントやブローチなどなどそれぞれの希望の物を作っていただく

次に色合いを決めて製作に入っていく

あまりに沢山あるガラスの種類に皆もう頭が混乱状態!


それでも時間がたつと少し余裕がでてきたのか、
夢中で時間を忘れて製作されていた


なかにはがんばって二つ製作される方も!頑張れー!



二つ目はまったく違う感じに製作すると違いがわかって面白い!

そしてできた方から釜入れを始めていった
釜入れは熟練された技術が必要なためすべてPinoが行う

皆自分の作品が釜に入り溶けて行く様子を不思議そうに見られてた!

さーどんなふうに仕上がるのかな?

ベネチアンガラス体験教室 日本 初日

2010-02-12 00:10:06 | 日本:体験教室
2010年 2月5日 金曜日 体験教室初日
いよいよ日本での初の教室開催
私たちもワクワクドキドキしながら準備のため会場に早めに行った

で先に届いているはずの荷物の確認
ところが3個送っていた荷物が1個しか届いていない
肝心の電気炉2台がない
どここかにおいてあるのだろうとスタッフに確認すると
荷物は1個しかとどいてないという、、、、、

えーそんなはずないちゃんと送っているはず
早速配送会社に連絡、お問い合わせ番号を言うと
なんと〝このナンバーは取り扱いないとのこと〟

顔面蒼白!オーブン紛失?

わーまさかこの場に及んでこんなイタリア的な出来事になるなんて!
でもここは日本そう簡単に商品がなくなるなんてことはありえない

Pinoは横から〝カナエおちつけ!あせるな!〟といい続けてる
わかっているけどあせってしまう!処理するのは私だから!

最終の伊勢丹デパートから出荷したこと伝えるとおそらく積み残しかもとのこと
えー、、、、どうしよう!

朝の10:00過ぎ、、、、もし積み残しなら
タイミングがずれると伊勢丹から出荷されて今日中には届かない!

あせった!あせった!
すぐに伊勢丹に電話、幸いいつも親切に対応してくださるJちゃんが出勤していた
〝Jちゃん!助けて!実はオーブンが届いてなくて今すぐに必要なの、
1Fの集荷場に残っていたらもっていかれてしまうのですぐにとめてほしいの!〟

Jちゃん〝わかった!すぐに確認して電話する!〟
2、3分後〝ごめんなさい!売り場に残ってました!〟と
すぐに連絡あり

ほーっとした!とりあえず配送会社には渡らなかった!
さーでもどうやってこのオーブンをとりにいくか???

あと30分で午前の部のお客様がやってくる
お昼休みにとりにいくしか仕方がない

スタッフに相談すると
うちのスタッフが伊勢丹にとりにいくよと言ってもらった

助かった!お言葉に甘えた!

でも最後のデパートが京都の伊勢丹でよかった
これがほかの街だったら、、、、万事休すだったなー

あとすこしでお客様がやってくる準備準備!

午前のお客様3名の予約だった
当日こられたのは2名で一人急遽風邪引いてこれなくなったとのこと

とい言うことでほぼマンツーマンのプライベート体験教室ということになった
こーんな感じ!





午後も4名だったのでゆっくりのんびり体験していただけた!

平日ということもあり申込者は少なかったけれども
皆初めてのベネチアンガラス体験工房を楽しんでいただけた様子
〝すごく楽しかった〟というお客様の言葉を聴きほーっとした!