ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

癒しのトスカーナ オルチャ渓谷 ① モンテプルチャーノ

2024-06-01 06:58:04 | 旅行:イタリアその他

2024年春は何年も前から行きかった世界遺産にも登録されている

イタリア中部にあるトスカーナのVal d’Orcia (オルチャ渓谷)

先日行ってきました(5月中旬)

 

イメージしていたのは春の柔らかい日差しの中

新緑と赤い花が咲いている麦畑の中をのんびりハイキングする

そんな目的を達成する為色々下準備をして計画を練り上げました~

 

まずはこのエリア公共の交通機関があまりなく車がないと思うように動けない

小さな村が点在するトスカーナ

起点になる宿泊する街を選ぶことからスタート

 

思案して宿泊は赤ワインで有名なMontepulciano (モンテプルチアーノ)に決定

ワイン好きには絶対に外せない

公共の交通機関でこの街に行くには2通り

 

①シエナまで列車で行ってシエナ駅の裏手のバス停から出てる112に乗り

 終点のMontepulucianoのバスステーションまで約1時間半

 このバスは一日に4本のみ(日曜は無し) 時刻表はネットからダウンドーロ

 https://www.at-bus.it/it/linee-e-orari/siena

 上記サイトの検索でバスNo112.を入れるとダウンロードできる

 

このシエナ駅のバス停の場所がまたわかりにくい

まずは駅前にある大きなバスターミナルで切符を購入する(上記サイトでも購入可)

※バスの乗車口にあるクレジットカード清算器でも支払い可能

 

駅前のバスターミナルから出発するのかと思っていたらいくら探してもないNO.112乗り場がない

駅員さんに聞くと駅の裏手にバス停があると

 

表示もなにも無いので初めての人にはわかりずらい

また駅の連絡通路に戻り正面とは反対に向かっていく

突き当りにある階段(エレベーター)で上がったところにバス停がいくつかあるけど

やっぱり時刻表がないのでどこから出発するのかよくわからん

停まっていたバスの運ちゃんに聞いて出発場所の確認

 

しかし夏山のドロミティに比べてもうほんと詳細が表示されていないので

乗り継ぎ時間が少ないと焦ってしまう

 

② Chiusi (キウージ)まで列車で行って駅前のバス停からMontepulcianoまで55分

バスNo,はFT4・FT2など

やはりこれも日曜日は運行がない

 

①と②の違いはと言うと

①は絶景のVal d’orciaの中を通っていく

②はバスの本数が多くて便利

 

私達行はVal’dOrciaの景色を楽しむ為①を選択

帰りは列車の乗り継ぎがいい②を選択

 

そんなこんなでMontepulcianoのバスターミナルに到着してCentro(町の中心)へ、

バスターミナルをでて通りを渡ったところに街に上がるエレベーターがあるので

それでまずは街の入り口につながる公園まで上がる

 

丘陵地帯の上に作られた街なので公園出口からから登坂は続く

小さなスーツケースならさほど苦痛ではないけど

日本から来るよう様な大きなスーツケースをもって街を歩くのは相当大変

できるだけ街の入り口近くのホテルにしたほうが体力温存できる

 

坂の街Montepulciano

階段もあちらこちらに

そしてトスカーナはブドウの産地、赤ワインで有名な街が点在する

街をあるけばワインを試飲させてくれるショップが軒並み

ワイン好きにはたまりませんよね~これ

ちなみに私はお酒ほとんど飲まないので見てるだけ~

それでも街歩きは楽しいのです

春はいいですねバラの花が満開でした

丘陵地帯の上にある町の城壁から見る景色

日が暮れてくると明かりがつき始めロマチックな雰囲気に

今宵のレストランは広場近くのアパートのオーナーさんお勧めのi teatro

私はチンタセネーゼといわれるこの地方の豚を使った1品

Piさんはニョッキ

これがほんと美味しかったのです

日本でいうと鹿児島の黒豚みたいなもんでしょうか?

 

お腹も満腹になり食後の散歩も続きます

左壁にある巨大なワイン抜きに目が釘付け

夜の階段もいい雰囲気です

宿泊したアパートの前にもおしゃれなレストランが

翌日は街の城壁外側にある近くの教会までお散歩

下から街を見上げるとブドウ畑の上に街がありましたよ

 

その日のランチは街の一番上にあるキャンティーナ&Osteria Gattavecchi

ここはテラス席があって見晴らしがいいだけではなく

食事も安くて&美味しいこれ トスカーナ名物:Ribborita(リッボリータ)

野菜の煮込みスープのに固くなったパンを一緒に煮込んだ料理

野菜とパンだけでこれだけ奥深い味になるなんて

翌日も予約したいというと貸し切りでダメでした~残念

そしてこのオステリアの地下にはキャンティーナがあるので食事をした人は無料で見学できます

ひんやり肌寒いくらいです

かなり古い大昔からあるキャンティーナです

あっ~発見2008年もの!私達が結婚した年のワインです

いろいろワイン好きにはたまらないこのMontepulucianoので

私が一番気に入ったのはここ

Café Poliziano もうこれ絶景カフェです!

この街の老舗カフェです(ベニスで言うとカフェフローリアンような存在)

日本でもイタリアでもカフェめぐりが大好きな私

ここは毎日通い詰めましたよ~

落ち着くし趣もあって

なんとお天気がよければ絶景眺めるこんなテラス席も

なんと一日2回行った日もありました

もう最高!カフェ好きには超お勧めです

 

という事で次回はこの旅の最大の目的 絶景麦畑のハイキングです



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