ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2013年度 ラルベロ本店 体験工房 1

2013-10-30 01:09:43 | ラルベロ(店)体験工房

さて気が付けばもう10月も最終週になってしまいました

毎年ベネチアのラルベロ体験工房は10月半ばで終了しております

 

と言いますのも11月から始まる日本での実演販売の準備のため

私一足先に日本に帰国して足の踏み場もないほど商品を広げて

整理整頓してPinoの来日を待つわけです

 

話がちょっとそれてしまいました

今年も昨年同様

沢山のお客様にラルベロでのガラス体験を楽しんで頂きました

 

今年は外国在住の日本人のお客様がすごく多かったですね~

イギリス、フランス、スイス、アメリカ、ロシア、トルコなどなど

その国の話がきけてなかなか面白かったです

 

特にロシアからこられたお客様

出来上がった作品は絶対にロシアに送らないで日本に送ってくださいと

やっぱりと言うか荷物届かないらしいです

イタリア、時間はかかるけど届くだけまだましだということですね

受け取りには かなりの労力 を使いますがね~

 

以外にトルコはちゃんと荷物は届くらしいです

失礼しました!私が聞いてしまいました “ 荷物届きますか? ”って

 

で2013年度の体験内容はといいますと

なんと初めてフランス人男性と

ノルウェーからの女性が

体験トライされました

以外にもこの体験はほとんどが日本人のお客様なんです

まー考えてみれば私が日本語でしか案内してないからなんですが~

 

それでも店内で制作される様子をみられた外国の方は

すごく興味深そうにみられるのですが実際に体験したい人と言う人は

殆どない状態でした

 

そして面白いアイデアを下さるお客様も多かったですね

たとえばこれ

このイヤリングの上の丸い部分はお客様のデザイン

下のガラスはお店にあった出来上がりの物見つけられてこれを下に付けてほしいと

 

うまくバランスがとれて綺麗に仕上がりました

 

そしてネクタイピン

金具を全部隠してほしいと

でこんな風に仕上がりました

 

丸やハートのど真ん中に金具を付けてゴムを通すと

ヘヤ―ゴムに!アクセサリーを付けない人でもこれならOKのようです

 

HPの価格表には載せてないのですが

ピアスやイヤリングも制作できますし

もちろん男性はカフスを作ることもできます

 

それ以外にには帯留め、ループタイなど可能な限り対応しております

 

そして究極はこれ!

新婚旅行でこられた“ 荒川 ”様と言うお客様 

お二人で表札作りに挑戦されました

通常お皿が周りを少し上げて焼き上げるのですが張り付けたいと言うことで

後ろはまっすぐのまま焼き上げました

苗字を一字ずつお二人で仲良く制作されました

ちなみにこマルのサイズ、型を正方形にすると一回り小さくみえます

でもこれ同じサイズで材料費も同じなのです

こちらご主人

 こちら奥様

 

立てるとよくわかりますよね

透明のガラスで中の文字を抜くとしっかり文字が浮き上がります

 

次回はラルベロでの制作体験の醍醐味

今年のお皿作りを紹介いたします

 

 


2013年 ドロミティー 癒しの風景&美味しい食事 ⑤

2013-10-28 00:15:36 | 旅行:イタリア山バカンス

昨日の地獄の下りのせいで翌朝は二人とも

今日はもう絶対に歩きたくないということで

同じ時期に山バカンスを楽しんでいた友人と合流

 

素晴らしい景色が見えるカフェがあるからと

Val Fisicalina のHotel Dolomitenhof のカフェへ

毎年山バカンスを楽しんでいる彼も “此処いいね~” とお気に入りの様子

 

この景色やっぱり癒されます

最高にいいお天気だったのでいままで見た中で一番綺麗だったな~

見てるにはいいけど昨日はこれを下ってきたわけだ~

 

そして最終日ランチまでの時間に近所をお散歩

するとPiさん“あー見つけた!” 発見しました

 

初きのこです

 

この時期山に行く人はキノコ狩りを楽しむ人も多いようで

あれよあれよという間に手のひらいっぱいになったきのこたち

そしてPiさんの前にはいかにも毒っぽい不気味なキノコもニョキニョキ

 

これ食べられるのかな~なんてのんきにテーブルの上で

キノコのお掃除をしていた私

前を通りかかった奥様3人組

“わーきのこ見つけたの、、、どれどれ”と近寄ってきて

一言

“わーこれ、、、、救急車の確立高いな~、、、

うーこれ絶対危ない、でもこの近くに病院あるから~大丈夫!”と、、、

 

キノコの知識など全くない私達

だから誰も採らなかったのね~、めっちゃ美味しそうなのにな~

Piさんそれたべたら死ぬかもよ~、、、あきらめきれない様子

 毒キノコをその場に放り出しランチに行くことに

 場所は昨年も行った Lanterna Verde

 ここのフンギポルチーニのパスタが忘れられなくて

今回ここには数回通いました

ベニスで食べるパスタと違ってポルチーニが山ほど入っていてこのボリュームでなんと

8ユーロ(1000円ほど)、、、近くにあったら毎日でも通いたい~

お持ち帰りもできるこのレストラン、安くて美味しいと地元の人にも好評です

 

昨年は雨が降っていたのでレストラン内で食べて気がつかなかったけど

こんな素敵な庭があったのです

ポルチーニのパスタこの庭で頂きました!気分も最高

最後はやっぱり大好物のリンゴケーキ (アップルパイ) でしめくくり

見てよし、食べて良しのドロミティー

最後に至福の時を過ごし私達の夏バカンスは終了しました


2013年 ドロミティー Tre Cime 地獄の下り ④

2013-10-17 07:15:37 | 旅行:イタリア山バカンス

上から眺めていたこの谷

いざスタートしてみたら結構急な下り坂

狭い山道はほとんど砂利道、急いでおりたら滑ってこけそうな下り坂

 

そんな坂道をPiさんは走って降りていく

Pino危ないから走らないで~と言う私の声も聞こえないほどどんどん降りていく

60過ぎのオッチャンとは思えない体力

 

私はというと“ こけて怪我したらしたらどうしよう ”と言う恐怖心から

前日同様またまた足がすくみ固まり、、、超スローペースで降りて行く始末

 

私よりはるかに後から降りてくる人たちにどんどん抜かされる

おそらく40人ほどの人に牛蒡抜きされただろうか?

殆どが私より年上の人たちだった

 

自分の体力のなさと、この心配性の性格が情けない!!!

若い時はこういうことで心配になったりしたことなかったのに

最近なぜか心配ごとばかり、、、、すぐにネガティブなことを考えてしまう私に

Pinoのは“心配ばかりしていたら何もできなくなる”といつも怒られる

 

Piさんはどんどん先に降りて行き

私はマイペースで一体いつたどりつくのだろうかと思ながら休み休み

下る、、、途中猛烈に足の指が痛む、

山道に座り込む私

 

それでももう引き返すことはできない、、、

下るだけでこんなに大変なのに時々この谷を登って行く人がいる、、、、

 

“ やめて引き返した方がほうがいいよ ”と助言したくなるほど激しい下りだった

 実際30分ほどして引きかえしてきた男性がいた

 

いつまでたっても降りてこない私を途中

こんな風に待っていたPiさん

ちょっとお行儀悪いよ

彼もよほど足が痛かった様子

 

目的地まで1時間40分とあったけど結局私はほぼ3時間近くかかってしまった

もう最後は足元もフラフラ 

楽しみにしていた Val Figicalina の風景も夕方になっていた為ほぼ日陰

というか私にはもう景色など楽しむ余裕がなどなかった

 そのままとぼとぼホテルまで帰った私達でした!

 

考えてみれば下りといえどもTre Cime のヒュッテ 2700mから

Moso1300mまで標高差1400mを下ることになるのでそりゃ大変なわけです

 

ホテルで靴下脱いでびっくり生まれて初めて足の指に血豆ができていました!

痛かったはずだ~

 

もういやや~こんな激しい下り

お勧めコースにしようと思っていましたがお勧めできませーん!

足腰に自身のある方はトライしてみてください!

 


2013年 ドロミティー Tre Cime ③

2013-10-13 07:19:18 | 旅行:イタリア山バカンス

昨年魅了されたTre Cime 

今年も絶対に行こうと行く前から

張り切って新コースを研究していた私

 

私達のいるSesto/ Moso エリアからTre Cimeの登頂口:Auronzo ヒュッテまで

バスで約1時間半 

 

コースを見ていると行きはバスでそこまで行って

帰りはなんとSesto/ Moso エリアに戻って降りてくるコースがある

しかも超お気に入りのVal Figicalina の景色が見られるホテルに降りてこられる

これは一石二鳥ということで張り切って出発

 

早速昨年同様Auronzo ヒュッテからスタートして昨年間違ってショートカットした

ところまでやってきた

9月に入っているのにまだ咲いている花もあった

 

 

 

目指すは先に見えるTre Cimeヒュッテ

殆どの人がこのヒュッテを目指して歩いていく!

 

ヒュッテ前は大きな広場のようになっていて

何処でも貸きりのようにTre Cimeを見ながらお弁当が食べられる

 

Piさんもご機嫌さん

 

絶景やTre Cime

食後はせっかくここまで来たのだからと超有名なこのヒュッテでお茶でも

しようと行ってみたもののやはり人で一杯

とても座れそうにないなと思っていたらラッキーなことに

前に座っていたひとがすぐに出発したので座ってお茶することができました

でもこのヒュッテでわざわざ高い食事や休憩なんてしなくても

もっと広々とした開放感あふれる無料の場所が周りには広がっている

 

ハイシーズンにはヒュッテ前を目指す山道は時間差の一方通行になるほど

人で溢れかえるらしい

Tre Cimeの有名ヒュッテでは食事やお茶は不可能なことでしょう!

やっぱり持参のお弁当&Tre Cime見放題無料貸切広場に限ります!

 

休憩後はヒュッテを超えて奥に進むと

もうそこは私達だけの貸きりのような世界が待っていた

振り向くとこんな光景が

ほとんどの人がヒュッテからまた出発地点に戻っていく為

ヒュッテの反対側に進む人はほとんどいないということに

 

そしてヒュッテを超えるとこんな景色が広がっていました

越えないと見えなかった景色

 

大きな池が二つ、その周りにはせせらぎが流れ

水周りには白い花が咲き誇っていました

この大きな池の周りを1周するだけでも値打ちがありそうな素敵な光景でした

今度はここでお弁当食べよう!

 

標識をみると

目的地まで1時間40分、、、

 そしてルンルン気分でなだらかな下りを進んでいくと

突然視界に入ってきたこの風景

叔母様3人がベンチにすわり休憩しています

その横でこれから降りる谷を眺めているPiさん

おくれて到着した 私 “ わーずっと下りだから楽勝やね! ”

 

Pi  “うーんどうかな?”と私の顔をみてニヤリ、、、、

 

そして山を下り始めた私達なのでした!

 

 


2013年 ドロミティー Monte Elmo ②

2013-10-03 07:36:38 | 旅行:イタリア山バカンス

二日目も快晴に恵まれたので

Sestoのインフォメーション奥にあるロープーウェイで標高2050mの

Monte Elmoへ

とりあえず山頂にあるヒュッテでまずは一休み

なんかヒュッテとはいえお洒落ななんだな~

ソファーまで置いてある~

 

一服後いろいろあるトレッキングコースの中から

まずは遠くに見えるあの小屋(オーストリアとの国境)まで行こう

ということでなだらかな坂道をゆっくり歩いて

景色を楽しみながら

近くまで到着

お天気最高で景色も最高

ランチはこの最高の景色を見ながら食べるパニーノ!

これに限るわ~

こんな坂道なのにマウンテンバイク野郎が走っていく

すごい!

 そしてPiさんは昨年の学習もまったく効果なし

今年も帽子無しで一皮剝夫に変身

仕方がないので

さっき買った新聞で急遽日よけの帽子制作

つばもつけてご機嫌さん

でも新聞帽子たしか前もどこかで見たような?

彼の得意技のようです

でも風がふいてあっと言う間にボロボロに

来年はしっかり帽子買ってくださいね!

 

ランチ後目的の小屋めざして急な登り坂を這うように登り始めた私

何気に後ろを振り向いたのが大失敗だった!

 

高所恐怖症の私、その瞬間に足がすくんで前に進めなくなってしまった

 

“ 登れても絶対に降りられない ”そんな恐怖心が私を襲い

半泣きになりながら

 

“私もういかないから~Pino一人で行って~下で待っている~”

とへっぴり腰になりながら降りていく私

Pino “ 上からの景色最高なのに~ここまで来たのに~ ”と

彼も私にお供して降りてきた

 

Piさんの若い時はイタリアでもまだ兵役制度があったそうで

彼はパラシュート部隊に属していて飛行機から飛び降りていたらしい、、、

なので彼は高い所は全く平気

 

最終目的は達成できなかったけど満足な一日でした


:2013年 ドロミティー やっぱりここ①

2013-10-01 06:53:35 | 旅行:イタリア山バカンス

はい!今年も行ってきました毎年恒例になりつつある

北イタリアの世界自然遺産 “ アルトアディジェ / 南チロル:ドロミティー”

もう10月になると言うのに今頃夏休みの事書いてます~

場所は毎年あきもせずやっぱり同じ所に戻ってきてしまいす

他のエリアに行ってみようかといつも言っているのにやっぱり最終は

ここになってしまうんですね~

だって綺麗すぎるから、、、、、なんせ花がすごい

 

これ個人の住宅の玄関口

 

ここも個人宅

 

こちらは宿泊施設

 

 

 

私がガーデニングに目覚めたのはこの花を見て感動したからなのです

 通い続けて4年目やっと期間中一度も雨に降られず

快晴に恵まれた最高のバカンスでした

 

Sesto/ Moso エリア

アルトアディジェ:ドロミティーの東玄関口となるコルティーナからバスでさらに

1時間ほど北上した街:ドッビアーコ

そこからさらに東に行きオーストリアとの国境に近い街

Sesto / Moso(標高1310m)

 

広いアルトアディジェ:ドロミティーは何処に行っても素晴らしいと皆言います

私はこのエリアしか来たことないのであわりよくわかりませんが

若い時から仲間たちとドロミティーのあちらこちらに行っているPinoが

“いろいろ行ってどこも綺麗だけど

その中でも記憶に鮮明に残っているのがこのエリア ” と言う

 

行き方の詳細は→ ここ

 

2013年度はヴェネチアのローマ広場から朝7:50発のコルティーナ行のバス

片道12.9ユーロ、コルティーナからドッビアーコまで片道5ユーロ、

ドッビアーコからセストまで片道2ユーロ 合計片道20ユーロで到着

列車で行くよりはるかに安くて便利

 

バスの乗り継ぎもよくお昼過ぎにはSestoに到着

 

さっそく到着後いつものカフェ

やっぱりここの景色ははずせない!

まずはここからの眺めをみながらお気に入りのリンゴのドルチェで一息

そのあとはいつもお散歩コースで足慣らし

明日は初のトレッキングコースの紹介です