東平はこの10日間ずっと天気は曇りか雨。
朝の冷え込みはありませんが天気が悪いと気分もどんよりでした。
今朝の気温はマイナス2度、久しぶりの

12月になった途端本来の東平の冬がやって来ました。
きのう、おととい、今日と工場にいました。
某日本の大手通販会社から受けた商品が
「これは売れない」という勝手な理由でキャンセル。
サンプルを見てゴーサインだったのになんてひどい

某会社の名前が入った品質表示を外さなければいけません。
その数4000着、オクサン駆り出されました。
金曜日に始めた作業は今日で三日目

今朝6時半、日の出は7時20分ごろなのでまだ暗いうちに家を出ます。
工員さん4人、通訳のパンちゃんを拾って工場へ。

東平の町にはまだこんな料金所があって、
東平以外のナンバーを付けた車が町に入るのにはお金が必要です。
今でもまだこんな制度が必要な貧しい町です。

7時15分から20分までには工場到着。
工員さんたちはそろそろ出勤してくれています。

ここは工場の中の検品所。
今商品の検品はしていないので私を入れて4人ここで作業です。
写真からはわかりませんが広い作業所です。
たった4人なのに暖房ホカホカにしてもらいました。
ぱんちゃん「オクサンがいると暖かくしてもらいました」
り 「じゃオクサンがいるとお金がかかりますね」
ぱ 「でも給料ありません」 大笑い。
昨日、工員さん二人とパンちゃんはわたしに気を使って
「オクサンは明日はもう休んでください」
そういう訳にはいかんのですよ、
人手がいる作業だから猫の手も大事です。
4人の素晴らしいチームワーク

わたしの仕事は終わりあとは若い衆3人に任せて
お昼を食べたら帰ってきました。
工員さんたちは「オクサンと交流したいけれど言葉がわかりません」だそうです。
標準語でゆっくり話してくれたらなんとかなるかもよ。
初めの頃はオクサンが来ると工員さんたちは一斉に
こっちを見ていてものすごく恥ずかしかったですよ

日本人って珍しいからね。
「早上好、おはよう」って声をかけると
きゃって感じで向こうが恥ずかしそうにする。
なんだか自分がハンサムな男になったような気がしました。
今年の忘年会はオクサンもきっと来ると思っていたそうです。
わたしは22日の便で帰るのです。
残念がってくれるのがかわいいわ

わたしは工場の仕事には一切かかわりませんが
みんな親切に接してくれるのはきっと工場長がみんなにちゃんと
丁寧に接しているからだと思います。