俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句685「つはの葉につもりし雪の裂けてあり」(加賀谷凡秋)

2025-01-26 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句685・亀裂(空間)2・加賀谷凡秋01・2025-01-26(日)
○「つはの葉につもりし雪の裂けてあり」(加賀谷凡秋01)
○季語(雪・晩冬)(「→ハイクノミカタ」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:光沢のある石蕗(つわぶき)の葉に積った雪。裂けたまま落ちないでそのまま葉に乗っている。細かいところに気づいた写生句。


加賀谷凡秋(かがやぼんしゅう)(1895-1970)
○好きな一句「水仙の葉に葉かげあり賑はしく」02
○季語(水仙・晩冬)(引用同上)

【Profile】:秋田県横手市出身。東京帝国大学法医学教室の先輩、→水原秋櫻子、→高野素十らに従って俳句を作り始める。1941年医学専門部の「やはぎ会」の選者となる。「ホトトギス」同人。

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