○挿絵俳句616・塗箸の・透次630・2023-04-22(土)
○「塗箸の剥げて春光滲み込むや」(→鎌田透次630)【→Haiku and Illustrationへ →第13句集50句へ】
○季語(春光・三春)
a lacquered chopsticks
the paint peels off
spring light soaking into / Touji
【作句メモ】:春の光彩は 光沢を失った部分から 滲み込んでいく
↓
■Pickup「春の光彩俳句4句(2023-04-22)
→01「橋の裏まで菜の花の水明り」(『吃水』2010)(菜の花・晩春)(鳥井保和)
→02「深海の光を放つ螢烏賊」(「馬醉木」200807)(螢烏賊・晩春)(服部鹿頭矢)
→03「如月の光の馬が校庭に」(『空のさえずる』2000)(如月・仲春)(星野早苗)
→04「樟昏し一閃青き蝶を吐き」(蝶・三春)(三浦亜紀子)
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