●五感俳句373・嗅覚79・平木智恵子1・2018-4-5(木)
○「風ほのと花の匂ひに子を賜ふ」(『帆走』1984)(平木智恵子1)
○季語(花・晩春)(「俳句201707」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:満開となる花の芳香と子を授かった喜びが重なる。人生の幅のある時間の中でこの上のない瞬間を享受する。今日は二十四節気の「清明」。今日から晩春に入る。
●平木智恵子(ひらきちえこ)
○好きな一句「春風をまた詰めにゆく旅鞄」2
○季語(春風・三春)(「俳句201502」より引用)
【Profile】:1932年兵庫県出身、千葉県松戸市在住。「雲母」に学び、1961年「秋」創刊同人、→石原八束に師事。八束没後、→文挾夫佐恵主宰となり編集長を務める。
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