○五感俳句0333・嗅覚067・山田真砂年01・2017-05-29(月)
○「梧桐の夜は水の香が起ちあがる」(山田真砂年01)
○季語(梧桐・夏) 「あおぎりのよはみずのかがたちあがる」(「俳句201205」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この水の香は実際の嗅覚ではないかもしれない。夜も旺盛な青桐の水を吸い上げる力が、水の香の幻想をもたらしたのだ。
●山田真砂年(やまだまさとし)
○好きな一句「銀杏若葉鳥居の影の倒れをる」02
○季語(銀杏若葉・夏) 「いちょうわかばとりいのかげのたおれをる」(「俳句201507」より引用)
【Profile】:1949年、東京都品川区出身。→鍵和田秞子に師事。「未来図」同人。句集「西へ出づれば」で俳人協会新人賞受賞。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます