○色彩俳句0304・紅015・松島十湖01・2016-11-10(木)
○「白菊に紅さしてくるはつしぐれ」(松島十湖01)
○季語(白菊・秋) 「しらぎくにべにさしてくるはつしぐれ」(→「明治の俳人松島十湖」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:芭蕉の「白菊の目にたてゝ見る塵もなし」をふまえた句。この芭蕉の句とともに伊賀市上野農人町愛染院に句碑がある。時雨中、白菊の中心の重なりの深いところがほのと紅をさして来ました。
○松島十湖(まつしまじっこ)(1849~1926)
○好きな一句「月や風や夏しら波の海と湖」02
○季語(夏) 「つきやかぜやなつしらなみのうみとうみ」(→「浜松情報BOOK」より引用)
【Profile】:遠江中善地村(静岡県浜松市)出身。俳人、農政家。栩木夷白(とちきいはく)、伊藤嵐牛、→橘田春湖に師事、多くの門人を育てる。福山滝助に報徳思想を学び、1968年生地に報徳社を、1972年報徳遠譲社を結成し社長。県会議員、郡長をつとめた。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より抜粋引用)
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