●色彩俳句0149・白029・永作火童・2013-11-20(水)
○「雪ばんば書かねば紙は白きまま」(永作火童01)
季語(雪ばんば・冬)
色彩の「白」ばかりが増えていきます。何も書かなければ、紙は白のままです。あたりまえのことを「再発見」しています。「雪ばんば」とは「綿虫」のことをいいます。
○永作火童(ながさくかどう)(1920~1995)
代表句「立つも夢遊ぶも夢や雪の鷺」02
季語(雪・冬)
茨城県生まれ。→久保田万太郎、→安住敦に師事。「春燈」同人。俳人ながさく清江の夫。
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