泳ぎ方を本で読んで知っていても、実際には泳ぐことができない
(実際には、理屈で知っているだけだった…)
あるいは
歌を知っていると思っても、実際にはその歌がきちんと歌えない
(実際には、単にその歌を数回、聴いたことがあるだけだった…)
ということと同じように…
(知識として)知っているはずのものが、実のところ、何も知らなかった
ということがあったりします。
この知っているはずのものは、少し厄介で…
単に、自分の中で何も知らない、というばかりか
知識として知っていることによって
そのことを本当に知っているつもりにさせ
妙な優越感を生んだりして
本人の傲慢さを引き起こしたりするおそれもあります。
何か知っていることを発言する場合など
それが実体験などを通じて本当に理解しているのかどうか
今一度、謙虚に見つめる必要があるのかと思います。