本で得たり、人から聞いたりした
頭で分かっているだけの、情報としての知識とは異なり…
自らの体験により得た知識は
自分の頭と心と体に刻まれた
真実であり、真の知識なのかと思います。
もし、そのような知識について、話しを聞く機会があれば
その言葉の持つ、一つ一つの重みや
説得力を感じるのではないでしょうか。
他方
その知識には
自分の偏った見方や特殊な体験が反映されていたりして
たとえ同じようなことであっても
もしかしたら
人によっては、ニュアンスが違っているかも知れません。
実体験から得た知識の中には
“自分の中だけの真実”
というものもあるのかも知れません。
自らの体験によって得た知識を、普遍的なものに昇華させたり
その知識によって、ものごとの本質を知るためには…
実際に体験したことに対する
根本的な原因や要素を観察してみたり
別の視点から見つめ直してみたり
他の人の考えなどを確認したり
する必要があるのかと思います。