大阪府枚方市のパーソナルトレーニング&リハビリテーション施設「DPC-hirakata」余膳正志BLOG

トレーナーさんにもっと仕事と自分を好きになってもらいたい/そんな想いから微力ながら情報発信をしています。

てきとうダイエット

2015年11月10日 | Weblog
 今日は珍しくダイエットについて書いちゃいます。


とは言っても、


「これを実践すると痩せます!」


みたいなワクワクできる、内容やオチではありません^^;




 書こうと思った理由は、


肌感覚ですがあまりにも「低糖質ダイエット」を


実践されている方が多く、


健康上の問題をきたす方の割合も


多いのかなと感じているからです。




 「低糖質ダイエット」の大まかな内容って


糖質=エネルギー、なので取りすぎると太るから


制限して予備タンクの役割をしてる


中性脂肪をエネルギーとして使っちゃえ!


ってことですよね。




 しかし、これだけは頭の片隅に入れておいて下さい。










『人間の根本である【細胞】の材料は糖質も含まれている。』










 ってことは、肌・内臓・筋肉などの材料なんですよね。


本当に中性脂肪だけを、効率よくエネルギーに


変換できる体質なら吉と出ますが、


そうは問屋が卸さねぇ訳です!笑



 健康上の問題の具体例は、


膝の軟骨成分が、【グルコサミン】だとすると


【グルコサミン=グルコース(糖質)+アミン(アミノ酸)】なので、


糖質とタンパク質が材料なわけですよね。


糖質不足だと軟骨が作られず、


ボロボロになってきますし


たとえサプリメントでグルコサミンを飲んでも


お腹の中で、グルコースとアミノ酸に分解されます。




 糖質不足だと軟骨より優先的に


脳・内臓といった【生きるためのシステム】に


糖質が使われるので、結局軟骨さんには行き渡りません。。。


軟骨さん可哀想過ぎる!!笑




 例を上げると果てしないですが、


「痩せた」結果が身体の中では


どんな代償が起こっているかわかりませんから


「低糖質ダイエットをしてるから夜はお米食べませんっ!」


みたいな方は


身体からの不調に敏感になってあげて下さい。




 低糖質ではなく「適糖質」な


【てきとうダイエット】なんてステキですよね。