ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

日本歌曲研究会・伊藤康英歌曲集

2018-11-16 02:00:02 | 講座・レッスン
大賀先生が亡くなって
日本オペラ協会の総監督が
郡愛子先生になって初めての
日本歌曲研究会の第一回が開催されました。


今回は作曲家 伊藤康英さんの歌曲を勉強します。


私が日本歌曲研究会に参加して以来
生きている作曲家がいらして
数回にわたる講座は初めてです。



そして、伊藤康英さんといえば
吹奏楽の世界では
とても有名な作曲家、指揮者ですが、
オペラでもミスターシンデレラという
とても面白く感動的な
日本オペラを作曲しており、
昨年、そして2004年は
日本オペラ協会公演として
新国立劇場で上演しております。



ということで
日本オペラ協会と伊藤康英先生は
ご縁が深いかと思われますが
私にとっても
ミスターシンデレラは
初めて2004年に日本オペラ協会から
合唱のお仕事を頂いた記念すべき作品。



そして打ち上げの時には
伊藤康英先生とお話ししたり、
コンサートを聴きにいったり
また幼稚園のコンサートに来ていただいたり、
とご縁のあった先生なので
今回はとても楽しみです。



扱う作品をみんなで歌ってみて
曲目を決めて、
というところまでが
第一回でしたが
少し時間があったので希望者は
歌いたい曲を歌ってみて!
とのことでしたので
思い切って手を挙げて

私と小鳥と鈴と

を歌って郡先生から
ワンポイントレッスンをして頂きました❣️




第2回、第3回は
先生がいらっしゃいます。



生きている作曲家が
作品をどのように演奏してほしいと言うのか、
どの程度自由を認めてくれるのか、
質問も出来るチャンスですから
しっかりと勉強しようと思います。



私はどの曲にあたるかなあ😊



とても楽しみです♫


伊藤康英先生のホームページより。
心温まる歌、楽しい歌がたくさんあります❣️



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ニシハライド歌う水戸黄門@第12回秋の幸せコンサート

2018-11-16 00:12:16 | 演奏会レビュー
今日は、ピアノの上條先生の先生、
橘麗子先生にお誘い頂き、
日本叙情歌合唱団『香音』の演奏会に
ゲストとしてニシハライドが出演して
十八番の歌う水戸黄門など演奏して参りました。




十八番の、と付けてしまいましたが
慰問コンサートの依頼も
この歌う水戸黄門という
寸劇付きの水戸黄門の主題歌が
行く先々で話題になり
是非にという演目。




それにしても、
正統派合唱団のコンサートに、
しかもすみだトリフォニー小ホールで
やって良いのか?
というほんの少しの迷いが
頭をかすめましたが
結果、とても喜んで頂けました。



私の中ではお話を伺った時
問題ないと思っていましたが
コンサート用に劇が拡大したり
新しく挿入された歌謡曲が思ったより多く
稽古に取り掛かった最初は
このままでは合唱部分の欠落した
劇団になってしまうと
頭を抱えてしまいました。。。



オペラでも演出に振り回されて
歌唱が伴わない!って
意見が出ることもありますが
まさにそんな感じ。


だから出来るだけ
声は喉声にならないように!
という練習やイメトレを繰り返して

演技は楽しく
歌は真面目に

を求めました。



当日の朝から本番直前まで
皆さん、大変だったと思いますが
発声も体操もしっかりやり
音楽もバッチリ❣️
ステージは会場の皆さんの拍手に支えられて
とても楽しく終わったと思います。




帰り際のお客様のお見送りでも
誰も知り合いは居ませんが
皆が楽しかった!とお声をかけて下さいました。



本番、無事に終わりましたが
次のステップを目指す時には
やはり発声とハーモニーの強化❣️かな。




演技は楽しいけれど
歌は目をつぶって、
と言われないように
基本を繰り返して
歌のベースを作っていって。



もっといいものをひきだせるはず、
と思っています。



来年の2/16には浦和で
第3回の定演を開催予定です。
ここでは水戸黄門はやりませんが
楽しいコンサートになるハズ!
是非聴きにいらしてください😊



香音さんの演奏は
指揮 多田先生の楽しいお話を挟んで
いろんな種類の合唱曲が!
正統派合唱団の心地よさを堪能しました。


そして多田康芳先生のバリトン独唱。
淡彩抄から三曲とジェルモンのアリア。
とても素敵でしたが、
特に日本歌曲が、
言葉も、声も、表現も
心に染み渡りました。
さすが奏楽堂日本歌曲コンクールに入るだけあります。


そして司会をなさった橘麗子先生。
私達を明るく温かく迎えて下さいました。
本当に感謝申し上げます。



お客様にとっても
私達にとっても
素敵な秋の幸せなコンサートでした!




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