またまた、今回のうたカフェの曲紹介
前回のジャックが建てた家、
と同じ作曲家 伊藤康英先生の曲からもう一つ。
そこにあなたがいてくださることは
を歌います。
野呂昶(さかん)さんの詩
『そこにあなたがいてくださることは
なんと素敵なことだろう
庭で木の実が小さな音を立てて落ちた
風が窓をたたいて通り過ぎていった
そんなことが嬉しい』
まだまだ続きますが
著作権の関係もあるので、
この辺りで。。
詩が日常の小さな幸せを
列挙していますが
それが実はとても大きな幸せだということ。
詩の持つ優しさが
そのまま曲になっています。
ワークショップでは伊藤康英先生は
この曲は自由に歌ってください、と
仰っていました。
なんと素敵なことだろう
の素敵のすも、人によって
無声だったり有声だったり。
楽譜に書いてあるクレッシェンドも
逆に歌っても綺麗ですね、とか
フォルテのつもりだったけど
ピアノでもいいね、など
作曲家の思わなかった表現でも
素敵であれば構わないと。
こだわりが少し見えたのは調性。
原調はC-durですが
ソプラノにとっては低めなので
要望に応えてE-durまでは楽譜を作ったけれど
数年前までは移調禁止だったとか。
このC-durのメロディ、が
一番しっくりくるので
高くして欲しくなかったと。
語るように歌うととても素敵。
大きな声で歌い上げる、と言うよりも
小さく聴こえるようでも
丁寧に語るように歌う方が
先生のお好みのようでした。
この曲は大切な人が
そばにいてくれる幸せを歌っていますが、
詩人は亡くなったお母さんの事を
書いています。
作曲家は生きている人を想定して
作曲したけれど、
もしかして詩人は違うのではないか、
と途中で思ったとか。
なのでどこかで
もしもこの人がいなくなったら、、
と思って歌う場所をつくってもいいかも
との事でした。
テンポの落ちるところで
そこをつくってもいいし。
ワークショップでそこを
生きている人に向けて歌ったものも
素敵だと思いました、といっていたので
やはり歌い手がどう組み立てても
よいようです。
楽譜がなくて
こういう記事を書いても
普通の方には???でしょうけれど
この曲を歌ってみたい人には
是非参考にしていただければ
嬉しいです。
テンポも自由
強弱も自由
語り方も自由
その中に歌い手の個性や性格、人生観、
人としての包容力が
滲み出てくるような気がして
みんなちがって みんないい
そんな歌になるのが
この歌の魅力ではないでしょうか。
いまの私がこの歌を歌って
どれだけの深さ、温かさが出せるか
難しいところですが💦
聴きにきてくださったお客様に
『そこにあなたがいてくださることは
なんと素敵なことだろう』
を共有したいと思います❣️
こちらはちゃんと楽譜が
出版されています。
野呂さんの詩に曲をつけたものを
集めた歌曲集です。
私が五月に歌った とても楽しい
おんがくか おかしや
も入っているし、
聖路加などで歌った
眠りの小径
や
歌ったことがないけれど
歌ってみたい
薔薇のかおりのゆうぐれ
など、日本歌曲好きには
是非歌ってみたいものが
結構入っています😊
という事で、
楽譜の詳細はこちら
コンサートのご予約はこちら
前回のジャックが建てた家、
と同じ作曲家 伊藤康英先生の曲からもう一つ。
そこにあなたがいてくださることは
を歌います。
野呂昶(さかん)さんの詩
『そこにあなたがいてくださることは
なんと素敵なことだろう
庭で木の実が小さな音を立てて落ちた
風が窓をたたいて通り過ぎていった
そんなことが嬉しい』
まだまだ続きますが
著作権の関係もあるので、
この辺りで。。
詩が日常の小さな幸せを
列挙していますが
それが実はとても大きな幸せだということ。
詩の持つ優しさが
そのまま曲になっています。
ワークショップでは伊藤康英先生は
この曲は自由に歌ってください、と
仰っていました。
なんと素敵なことだろう
の素敵のすも、人によって
無声だったり有声だったり。
楽譜に書いてあるクレッシェンドも
逆に歌っても綺麗ですね、とか
フォルテのつもりだったけど
ピアノでもいいね、など
作曲家の思わなかった表現でも
素敵であれば構わないと。
こだわりが少し見えたのは調性。
原調はC-durですが
ソプラノにとっては低めなので
要望に応えてE-durまでは楽譜を作ったけれど
数年前までは移調禁止だったとか。
このC-durのメロディ、が
一番しっくりくるので
高くして欲しくなかったと。
語るように歌うととても素敵。
大きな声で歌い上げる、と言うよりも
小さく聴こえるようでも
丁寧に語るように歌う方が
先生のお好みのようでした。
この曲は大切な人が
そばにいてくれる幸せを歌っていますが、
詩人は亡くなったお母さんの事を
書いています。
作曲家は生きている人を想定して
作曲したけれど、
もしかして詩人は違うのではないか、
と途中で思ったとか。
なのでどこかで
もしもこの人がいなくなったら、、
と思って歌う場所をつくってもいいかも
との事でした。
テンポの落ちるところで
そこをつくってもいいし。
ワークショップでそこを
生きている人に向けて歌ったものも
素敵だと思いました、といっていたので
やはり歌い手がどう組み立てても
よいようです。
楽譜がなくて
こういう記事を書いても
普通の方には???でしょうけれど
この曲を歌ってみたい人には
是非参考にしていただければ
嬉しいです。
テンポも自由
強弱も自由
語り方も自由
その中に歌い手の個性や性格、人生観、
人としての包容力が
滲み出てくるような気がして
みんなちがって みんないい
そんな歌になるのが
この歌の魅力ではないでしょうか。
いまの私がこの歌を歌って
どれだけの深さ、温かさが出せるか
難しいところですが💦
聴きにきてくださったお客様に
『そこにあなたがいてくださることは
なんと素敵なことだろう』
を共有したいと思います❣️
こちらはちゃんと楽譜が
出版されています。
野呂さんの詩に曲をつけたものを
集めた歌曲集です。
私が五月に歌った とても楽しい
おんがくか おかしや
も入っているし、
聖路加などで歌った
眠りの小径
や
歌ったことがないけれど
歌ってみたい
薔薇のかおりのゆうぐれ
など、日本歌曲好きには
是非歌ってみたいものが
結構入っています😊
という事で、
楽譜の詳細はこちら
コンサートのご予約はこちら