日々徒然です

カフェにようこそ!

甘い囁き

2013-09-13 00:53:14 | 小説
学生の頃からやっている仕事はそれなりに責任のある仕事へとなってきた。
今の仕事は嫌いじゃないが真っ直ぐ家に帰るのが嫌で前から気になっているバーに寄る。

一人飲んでいると痴話喧嘩を見てしまう。
喧嘩別れした奴は好きなタイプではないが声をかけてみた。
怪訝な顔をしていたが話しているともっと知りたくなっている自分がいる。
ちょうど現場の仕事が人手不足だったので一週間だけと雇ってしまう。

初日から遅刻もせずに任した仕事はきちんとこなし気が利いている。
帰りは送りがてら飯に誘う。
なんだか気になりつつある。

最終日もソツのない仕事でもっとやっていかないのと言われていた。
帰りは俺の家で飯に誘う。
色んな話をしていると不意に離したくない気持ちがこみ上げてきた。

もっと一緒に居てくれないかと耳元で囁き
そのまま口を重ねる。
あいつは俺が一週間手を出さなかったのが不思議だったようだ。
俺は気になりつつもあり
どうしていいか解らない気持ちをハッキリさせたかった。
口を重ねているともっと触りたい
色んな表情を見てみたい
声を聞きたいと思うようになって口づけが深くなる。

甘い言葉を囁き言葉責めを繰り返しながら俺の口づけは首から鎖骨へ
更に小さな突起へと進んでいく。
このまま止まらなくなっていく俺にあいつは
甘い吐息を漏らしている。
気づくと最後までしてしまい寝かせてやることができなかった。

俺の中には例えようのない幸福感が芽生えた。