パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

キーツ (自作詩)

2021-06-18 20:34:39 | パソコン相撲

生きとし生けるものへ
あらん限りの声持って
叶わぬ夢とは何か
審美の眼は語った

妙なる光のもと
湖沼で見たものは何か
美を求む業への償い
故の儚さ 哀れを

リュートは響く
あなたを運ぶ
天空の守り神の元へ

リュートは響く
零落の風は吹く
そして影のみ残る

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寵愛 (自作詩)

2021-06-07 21:59:32 | パソコン相撲
愛されるものは
愛される故に躓く
神の寵愛のもと
穢れる前に消えるのです

慈しみという光の中
人は夢から夢へと渡るのです
そこには湖があり
その時 湖水は揺れるのです

それは絵です
私は立ち止まる
けれど語れない

それは絵
私はそこに
そして 語れない
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枯葉は夢を  (自作詩)

2021-06-07 21:49:45 | パソコン相撲

秋は春の生まれかわりなのだろうか
枯葉は漂う
新芽の頃を思い出し
生から死へのドラマを

枯葉は夢を見る
枝から離れ地に落ちるまで
そして この一時を
人は回想と言うのだろう

救いの風が吹くにせよ
あえて言うことはない
それは 故にだから

無と言う河を越え
たゆたゆと舞い
いつしか それは蝶になる

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春の別れ  (自作詩)

2021-06-07 21:17:57 | パソコン相撲

そこに落ちた髪の毛が
お前の顔を
いやす温もりを
続く淋しさを伝える

慰めることしか知らず
奪われるだけ奪われても
仕方なく笑い
これで いいと言う

春が好きだと言い
別れるのは春がいいと言う
せめてもの誤魔化しが出来るから

そして この髪の毛に
物語を知る髪の毛に
しがない真実を見た

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和蘭 (自作詩)

2021-06-07 20:58:35 | パソコン相撲
太陽と川と水車
そこは和蘭
赤と白と青の国
飛ぶ鳥 大空我がものに

辿り着くは原色の世界
ゴッホの空間
プリズムの反射
巷の風も穏やかに

直線の悲しみ
光の交差
見えない花火は散るという

帰らざる光
せめて懐へ
あるいは この国へ
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そこに 音楽が・・・・ (自作詩)

2021-06-03 21:38:13 | パソコン相撲
あの頃 大地は唄ってた
ジプシー踊る
片目閉じる
そこに 音楽が

消されぬは命の炎
灯火は語る
片目笑う
そこに 音楽が

いつの世でも煌々と
永遠を照らすもの
そして 帰らぬもの

そこに 音楽が
そこに 郷愁を
そして 帰らぬもの を
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かつての巴里 (自作詩)

2021-06-03 21:25:35 | パソコン相撲

かつての巴里は 今どこに
きらめきの裏には何がある
街路をさ迷う高踏派
虚栄の街と嘲笑う

そして思いはノスタルジア
新たな意匠あるなか
シンボリスムの鐘鳴らそうと
ボードレールらはよぎる

すぎ行く風は昔を運ぶ
色んな思いのせ
漆喰の空

人は集まり笑う
何の為に あるいは・・・・
その音は響く

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青い目の女 (自作詩)

2021-06-03 21:14:18 | パソコン相撲

見詰めれば 清く 儚く
見詰め返す目はそこに
サモワールの明かり
二人は物語となる

あたえられた空間の中で
影はいつも一つ
そして時を刻む
ほのかな明かりを灯そうと

いつもそうであるかのように
異国の風なびかせ
お前は笑う 青い目で

あるのはロシア的なもの
そして走馬灯
二人の想いも 駆け廻る

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帰り着くところ (自作詩)

2021-06-03 21:02:02 | パソコン相撲
ボードレールから始まろうと
虚無を知ろうと
憂悶の淵に流されようと
ワーズワースに帰りたい

明日が見え過ぎて憂えるより
昨日を悔やんで俯くより
この 今に浸かりたい
自然に帰りたい

わからないと
何もかも わからないと
そう言い得る勇気がほしい

そして夢を見る
踊るはニンフ
そこには 私も
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オフィ―リアによす (自作詩)

2021-06-03 20:51:16 | パソコン相撲

悲しき出来事 見詰め過ぎ
忘れさす涙も枯れてなく
愛しき影はどこに
ひび割れた心は そこに

永久までの願い折れようと
現世は何れ 儚いもの
あるいはそれでいいと
彼の人は言う

演じる為のこの世なら
たとえそうでもいい
それが狂気であろうと

浮かれ唄 流れるがよい
時空を超えるがよい
そして 昇華のあらんことを

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悲しき言い条 (自作詩)

2021-06-03 20:41:01 | パソコン相撲
緑なす平原に
囀りという光満ちるなか
疲れた心を晒し
茜に染まりたい

目には粒子舞い
時空を越えるも出来ると言うが
脆弱故のこと
刹那と刹那を渡れない

時という慰めのなかで
暫しの猶予のなかで
縺れた糸を直したい

絵画的でもいい
単調な調べを恋う
ほかに 何がある
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時よ・・・・ (自作詩)

2021-06-01 19:28:08 | パソコン相撲
過ぎ行く 時に
過ぎ行くしか知らない 時に
何を望もうというのか
この呪縛に向かって

美を無に化し
レーテまで纏わってく 時よ
優しさとは何か
お前の顔が見えるなら

そして操る者がいて
操られる者もいる
影はどこまでも分身であるように

ああ 言うまい
それは私だと
ジュノーに誓って言うまい
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お気に召すまま  (自作詩)

2021-06-01 19:09:43 | パソコン相撲

あなたの意のままに
見えるように見え
見えぬようにも見え
ごろうじろ お気に召すままに

その目で見るから 見えなくて
あの目で見るなら 見えるかも
わかろうとするから わからなく
わからないということが わかるもの

泡沫の恋であろうと
アーデンの森では実るもの
みんなも そこへ行けばいい

笑った顔や泣き顔が 梢と梢で見え隠れ
そうはそうでもあなたはあなた  
お気に召すままに

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