画廊では金彩・銀彩の霜月の赤絵陶器展を開催中。
寒くなってくる季節に暖かみをもたらしてくれる器たちは幸せな気分を届けてくれる。
そのような昂揚のあることも確かだし、はたらく喜びもある。
都会にしがみついて暮らしをたてていかなくても、思い切って
すと~~~~ん!と飛び降りてしまえば、妙に葛藤なぞせずにすむのかもしれないが、
ぐずぐずと足踏みをしてしまう。
自分の心にまとってしまっているあれやらこれやらの余分なものを
脱ぎ捨てる勇気がないのだともいえよう。
窓の外では夕闇を照らす灯りが灯る中、足早に行き過ぎる人
共に連れ立って、そぞろ歩く人、車も行き交い
ありふれた都会の景色なのだが、それはそれで懐かしくも美しい光景である。
土にあくがれ、土のあるところに行きたいと妄想するけれど
其の妄想をする私に、ホントニホントニ出来ると思ってるの~~と
別の私が冷ややかに声をかけてくる、、
そんな会話を繰り返す、日々なのだ、、