この布草履台は特製!
九州日田の杉材使用、美しい仕上がりの制作者は江東区のシルバーボランティアさん。
本当にイイシゴトをして居られる。
色々な形や素材の台があるけれど、やはり、この天然の木材を使用している台が好ましい。
編み始めが肝心! このスタートさえ会得すれば、あとは単純な作業、、でもない、
第二の関門は鼻緒をつける中間地点、そして最後の関門は前尾をつけるところ。
この三点をクリアーすれば、美しい布草履が完成する。
手塩にかけて何かを丹精してこしらえる行為というのは無上の喜びをもたらしてくれる。
第二関門の鼻緒つけ。最初の頃は二本のロープを編み込んでいたが現在は進化・更新し
草履の鼻緒のように布を縫い筒状にした中にふわふわにした芯を通して編み込んでいく。
なので非常に足にソフトな感触である。
編み終わりにロープをそろそろと引いてかかとの丸みがでてくると参加者の皆さんは一様に「ほっ~」と感嘆の声を上げる。
快感!を味わう瞬間です。
この布草履、何度も洗ってはき続けられる。夏場は特に心地がよい。フローリングの床がきれいになる。
洗濯機に入れる前にバケツに入れて下洗いをしておいてから洗濯機で入れて洗う。
特に古布はつかいふるされ、手にもなじみが良く、編み込んでいく過程に癒しの効用すらあるように思う。
本日の会場、ニュートンプレイスは広大な中庭のある極楽浄土かとおもえるような美しいマンションである。
お二階にあるガラス張りのお庭が見渡せる集会室でのワークショップはまさに蓮のうてなで瞑想するがごとくでした。
次回は侘寂菜花筵で5/20日開催の予定。