侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

クリスマス・スペシャル・クラッシックスイン東京国際フォーラム2010年12/25

2011-01-04 21:44:40 | Weblog


 開演前のステージ
 ここから数々の名曲が紡ぎ出される。
 それぞれの楽器がそれぞれの音色を主張しつつも調和し、新たな世界を創出する。

 素晴らしい芸術!
 そこから受け取るものは多種多様だ。

 喜び、悲しみ、憂い、勇気、希望、憎悪、、エトセトラ

 あらゆる感情を生み出す音楽世界に惑溺した。

 ああ~~音楽っていいですねぇ~~な一時だった。

 秘密なのだが、何時もお切符を頂戴するさる方のおかげで
 このような至福の時を満喫出来る。

 Oご夫妻に心から感謝申し上げます!
  

 ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
 ヴェルディ「運命の力」 「ナブッコ」より《行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って》 歌劇椿姫より「乾杯の歌」
       歌劇アイーダより「凱旋行進曲」
 
 ヘンデル 「ハレルヤコーラス」
 モーツアルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
 
 合唱団の中にお目の不自由なお若いお嬢さんもおられたが彼女は暗譜しており
 楽譜無しで歌って居られた。
 どんどん音楽世界に入り込んでいくに従い、彼女の表情は
  全開していくようだった。

 音楽は聞く側よりも演奏する側が何倍も楽しい!に違いない!

 終演後は ビールを片手にイルミネーションで輝く巨大ツリーや
 居並ぶ舶来のクリスマストーイや、レストラン、ワインのブースを
 彷徨きまわり、ウレシイクリスマス気分にひたりきり
 帰りたくない気分の聖夜は更けていった、、

 
  西洋のお祭りだけど、ヤッパリ、ワクワクする。


   カワイイ手作りっぽいクリスマスオーナメントに引き寄せられ、、、

  

   思わずマッチ売りの少女?のように灯りに照らされるお部屋をのぞきこんでいるような気分になってしまった。

 

  2010年の締めくくりの聖夜、帰路、一人銀座の街を彷徨いつつ、
 一年を振り返るに、色々の出来事が走馬燈の様にあらわれては消えていく、、 
   スクーリングを通じて遭遇した沢山の未知との遭遇、その後に取り組むレポートに四苦八苦したことも
 むしろ充実した時だった。
  心乱れることも沢山あり、ノイローゼ気味な自分にうんざりもしたけれど
 それも自分なのだと引き受けた。
   夏にはとことん討論会を通じて若い挑戦者たちから
 沢山の勇気をいただいた。
 そのご縁で新たな活動にも連ならせていただいたり
 充実した時もありつつ不条理な出来事にもむきあっていくと
 いうかなりアンビバレントな心境ではあったが
 こうして年があらたまると、又新たな展開に
 踏み込んで行けそうな予感もしてくる。

 もうあの閉塞感の中に自らを閉じこめるような感情の持ち方だけはしたくない、、と思う。

 が生きてある限り光と影はつきものなのかも知れず

 明るいだけでもつまらないのかも、、

 だから時折の不条理なつらさもわたしにはスパイスとして必要なのかもしれない。

 いずれにしろ さわやかな心持ちでは過ごしたい、2011年です!

 二月は姉と共にお伊勢参りに詣でます。自ずと頭のたれる、神宮に詣でて
 あの静けさの中で思いを新たにしたい。

 今年は休学の憂き目にあうけれども、その分沢山のしたいことに存分にチャレンジしようと思う!



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