アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

地熱発電推進…地元反発根強く

2013年07月15日 | Weblog

福島県会津地方にそびえる磐梯山の麓。初夏を迎えた今月2日、猪苗代町のある温泉旅館をスーツ姿の男性2人が訪れた。

食事を終えた2人は、食堂で宿主の男 性(58)と向き合った。「せめて調査だけでもさせてください」。

宿主が「一度始めたら元を取るまでやるでしょ。途中で引き返したりしますか?」と尋ねる と、あいまいな返事しか返ってこなかった。

 2人は磐梯朝日国立公園で計画される地熱発電の開発企業担当者。福島県の7市町村、

300平方キロ超に及ぶ地域で泉質や地質を分析する地表調査に向けた“地元対策”だ。戸別訪問は、

協議が難航している裏返しでもある。

 宿主は担当者に誠意は感じた。それでも「代々受け継がれてきた温泉にどんな負荷がかかるか。

一度スタートしてからでは遅い」との思いは変わらない。

参院 選公示後は「再生可能エネルギーへの転換」を訴える選挙カーが近くにも来た。「政治家はダメなら代わればいいが、

われわれにとって温泉に代わるものはな い」

 ■課題が残る技術

 国内の地熱資源は世界3位の2347万キロワット。うち8割以上は国立・国定公園にあるが、

これまで建設された地熱発電所は18カ所、出力約52万キロ ワットと原発1つに満たない。

こうした中で昨年3月、当時の民主党政権は地熱発電推進を表明。環境省も国立公園で条件付きの掘削を認め、

磐梯朝日では国内 最大の地熱発電所建設を目指すという。

 だが、地元の反発は根強い。調査対象エリアの福島市・高湯温泉は自然湧出泉のため、地域での掘削を禁止している。

旅館「吾妻屋」の遠藤淳一社長(58) は「地熱発電は地域事情も関係ないのか。

一方的に進めるのであれば計画を白紙に戻してほしい」と主張する。

事業者側は「地熱発電で温泉が枯渇した例はな い」(国際石油開発帝石・安達正畝シニアコーディネーター)と話すが、

両者の溝は深い。

 「地熱は再生可能エネルギーの中で最も有望な技術だが、課題は残る」。

地球環境産業技術研究機構の秋元圭吾主席研究員(43)はそう指摘する。

 エネルギーは、(1)安定供給(2)経済性(3)環境負荷の3点を考慮する必要があるという。

地熱以外にも、太陽光や風力といった再生可能エネルギーへの期待が高まる。

だが、欠点のない万能なエネルギーはない。

 現在、火力発電がフル稼働で電力不足を補っているが、安価な燃料として注目されるシェールガスも、

米国産が入ってくるのは4年後だ。秋元氏は「特性を踏まえた組み合わせが重要で、

今、原発ゼロという選択は危険」と指摘する。

                       
産経新聞 7月14日(日)15時32分配信引用

 

いつの世も、公共事業、先進技術、対する、国民の不安はあるが、

古くは陸蒸気が走ると、農業、畜産に影響が有るから反対、

そうして、殆どの鉄道は、街や、集落をさけ敷設されたが、

皮肉にも、鉄道が走り駅周辺に人が増え結果、開発が進み

西武、東武、京王、小田急、新京成、駅前から大規模な開発が

進んだ、新京成などは常盤平団地を半円を描くよう3駅がある

電気では、初めて電燈がともされる時、目に悪いから見るな

圏央道、サマーランドから先は、自然保護団体の反対で

20年前後も、工事が遅れ開通した、経緯があるが、

いずれも、反対した方々は、今はそれを利用している。

原発反対派の方も、今まで原発の電気利用して生活を

営んでいるし、火力発電は㏇2を、多く出すが自然保護団体の

反対で、火力発電が地球温暖化を理由に、反対し電気を

使用反対を唱えた話は私は、未だ耳にした事がない。

ましてや、自ら電力会社からの配電を停止し生活している

方もいない、ガソリンエンジン自動車も同様である

HV車は、ガソリンの消費量は少ないが、充電池の

生産、廃棄処理に沢山の㏇2を、排出する事は無視

ソーラー発電も同様である事を、企業も利用者も無視し

マスコミも、広告収入が激減すから取り上げない。

 

                  恥しき貧乏髯や壱五日        鈍刀




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