アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

映画「八甲田山」 Ⅱ

2013年06月06日 | 近世歴史と映画

雪中行軍隊

    徳島大尉(第1大隊第2中隊長):高倉健

    田辺中尉:浜田晃        

    高畑少尉:加藤健一

    船山見習士官(気象担当):江幡連

    長尾見習士官(疲労度調査):高山浩平

    倉持見習士官(装備点検):安永憲司

    斉藤伍長:前田吟

    松尾伍長:早田文次

    川瀬伍長:吉村道夫

    佐藤一等卒:樋浦勉

    加賀二等卒(喇叭手):久保田欣也

    小山二等卒:広瀬昌助

    徳島の従卒:渡会洋幸

青森歩兵第5連隊

    津村中佐(連隊長):小林桂樹

    木宮(きのみや)少佐(連隊本部):神山繁

    三上少尉(遭難救助隊):森田健作

    花田伍長(遭難救助隊):伊藤敏孝

雪中行軍隊

    神田大尉(第2大隊第5中隊長):北大路欣也

    伊東中尉(第1小隊長):東野英心

    中橋中尉(第2小隊長):金尾哲夫

    小野中尉(第3小隊長):古川義範

    鈴森少尉(第4小隊長):荒木貞一

    中村中尉(第5小隊長):芹沢洋三

    野口見習士官(中隊本部):山西道広

    藤村曹長:蔵一彦

    谷川曹長(第5小隊):森川利一

    村山伍長(第5中隊):緒形拳

        青森5連隊でただ一人、田代温泉へ至る。

     高橋伍長(第1小隊):海原俊介

    渡辺伍長(第2小隊):堀礼文

    江藤伍長:新克利

    平山一等卒:下条アトム

    長谷部一等卒:佐久間宏則

         神田大尉の従卒。弘前31連隊雪中行軍隊斉藤伍長の弟。

     裸で凍死する兵卒:原田君事

    橇隊の兵卒:大竹まこと「最初の死者」

        小野中尉の従卒:浜田宏昭

 

 

 《小林稔侍の話》

 『八甲田山』(七七年)のときの顔が好きです。歯をくいしばってるような、

なんとも言いようのない、素敵な顔でした。

ちょうどヤクザ映画が終わって、独立されて……。

時の流れの狭間に入ってた頃だったんですね。結果的には犬ヒット映画になったのですが、

上映前は「まるで教育映画みたいだ」と不評だったんです。

なのに健さんは三年もあの映画だけに絞ってやっていた。

 だいたい普通のスターさんは一つの波で終わるものでしょう。一つの時代は作るけれど、

次の時代には終わってしまう存在ですよ。しかし、あの人は波を三つも持っている。

デビューした頃は青春スターで、その次はヤクザもので、その後が『八甲田山』と

『幸福の黄色いハンカチ』(七七年)……。いまだに主役を張ってるのはあの方くらいでしょう。

それにしても『八甲田山』。あのときの顔は今もまぶたに焼き付いています。

僕はね、健さんの映画はすべてを見てるんだ。デビュー作からすべてを。

 


小学教諭、体育館で抱擁

2013年06月06日 | Weblog

埼玉県狭山市の市立小学校の体育館で5月、いずれも40代の男性教諭と女性教諭が抱き合っていたことが保護者に見られ、

県教委と市教委が「不適切な行為だった」として、2人の処分を検討していることが分かった。市教委と学校は5日夜、

保護者への説明会を開き、陳謝した。

 市によると、男性教諭はこの小学校に勤務し、女性教諭はかつて勤務していた元同僚同士。

2人は5月18日の夕方、体育館の床で抱き合いながら、お互い手を伸ばして体を触り合っていたという。

 たまたま用事があって来校していた保護者が見つけ、発覚した。男性教諭は既婚者で、女性は未婚。

互いに恋愛感情を持っていたという。

表現の言葉が、私には有りません。

民間企業なら解雇になるでしょうが、今回は、小学校の体育館とゆう公共の場で、教育現場です。

おそらく、口頭による厳重注意で終わるでしょう。

  

                                                 
                                                              2013年6月5日(水)20:37 朝日新聞 一部引用


梅雨は何処どうして?

2013年06月04日 | 家庭菜園

なぜだ!

梅雨入りしたはずなのに、何故か雨が、降りません。

我ミニ菜園は砂漠状態で、

仕方なく毎日、夕方から朝まで


スプリンクラーで散水してます。

おかげで、作物も、雑草も元気に生育!


映画「八甲田山」

2013年06月03日 | 近世歴史と映画

 

 映画 八甲田山

              

監督      森谷司郎

脚本      橋本忍

製作      橋本忍

野村芳太郎

田中友幸

出演者   高倉健       

北大路欣也

三國連太郎

加山雄三

音楽      芥川也寸志

撮影      木村大作

編集      池田美千子


 

高倉健の話

東映から外に出て仕事をしてからいろいろなことを学びました。東映のときは毎日

毎日、同じスタッフで仕事をしていたでしょう。ぽかぽかとした日向にいるような気

分で仕事ができました。会社だって心地のいい人たちを前面に押し立てて僕に仕事を

させようとするよねえ。それが外の風に当たるとまったく違った。ひとりで考えなく

てはならないことが増えました。

 それで『八甲田山』。

 あれはもう仕事を通り越してた。三年間、コマーシャルやらなかったし、

インタービューにも出なかった。

そんな余裕は無かった。史実では弘前連隊三十八人は十一日間の予定で雪中行軍したことになっているんです。

ところが演じ方の僕らは三年間、百八十五日も雪のなかにいたんですから。

自衛隊は今でも八甲田山で雪中訓練をやっているんですが、昔と違って現代的な装備で、

それほどきびしい条件ではないようです。けれども僕らは明治時代の服装でロケをやったわけでしょう。史実のままでした。

 毎日、朝四時半に起きて……。朝か弱いなんて言ってられないよ。

軍隊の装備をつけてメークアップして六時に点呼をとる。それからロケ地まで三時間くらい進軍して(笑)、

帰ってくるのなんか夜中の二時、三時ですよ。演技なんか考えている余裕はな

かった。どうやって体を持たせるか。撮影のない夏にはジムに通って健康管理して。

僕だけじゃありません。なかには体の弱い仲問もいたから、そいつにはオフの間の

トレーニンダ方法やビタミン剤の飲み方まで教えたりもしました。

 あのときは芝居なんて考えられなかった。雪のなかで立ってるだけでやっとの演技

で、まるでドキュメンタリーを撮ってたようなもんだよ。ただ、まわりの俳優さんは

「高倉健が我慢してるんだから」と何も言わないでやってたところもあるよね。今に

なって思えば僕が代表して「こんなことはできません」と言えばよかったのかもしれ

ないなあ。でも、言わないんだよ。僕には言えない。何も言わないで厳しいところへ

 それでも映画のセリフのなかでいくつか忘れられないものはあります。

 たとえば『八甲田山』のなかで、飯泉の嫁をやった秋吉久美子さんが僕ら軍人を

案内するシーンのセリフがそれです。暴風雪のなかをかよわい女性が先頭に立って、

軍人たちを案内する。道案内を終えた秋吉さんにお礼をするために、僕が号令をかける

場面があるんです。

 「全員、整列」

 「案内入寂に向かって、かしらI、右」

 一列に並んで敬礼をするんですが、あのときは出演者みんながシーンとしました。

映画のなかでも印象に残るシーンなんです。つまり、あのセリフ自体は特別な言葉じ

やないけれど、場面がいいからセリフが印象に残る。いいセリフとはいいシーンで使

われるものなんじやないでしょうか。


福島泰蔵大尉の残された母子

2013年06月02日 | 近世歴史と映画

 

 いかに、戦争とは、どんな時代でも、無残で残酷で有り無意味であり、残された家族は、

悲痛であり、またそれを、永遠に心の傷として残すのである。


 戦死後、妻キヱは、3年忌を前に、下記の手紙を、実家宛に送っている。



軍人の妻として、苦渋の手紙である。

 

因みに当時の、戦死者の祭祀料は、

少佐

75円

大尉

50円

中尉

35円

少尉

25円

准士官・下士

10円

兵卒

5円

当時の煙草は1箱4銭であった。

なを、恩給法は(大正12年法律第48号)に規定される。


その後の残された母子の消息については、私は胸が痛く文献を、探す気力がないので

お許し願いたい。

 

・昭和七年四月、群馬の刊根川べりに建碑。

 福島は、生涯を通じて、学究心の強かった激情闘魂の壮士。

 


参考 文献

八甲田連峰 吹雪の惨劇
小笠原狐酒・著)

八甲田山 死の彷徨
(新田次郎・著)

青森市史 別冊
 雪中行軍遭難60周年誌
(青森市史編纂室・編纂)

雪の八甲田で何が起ったのか
(川口泰英・著)

青森歩兵第五連隊
 雪中遭難記録写真集
小笠原狐酒・監修)

われ、八甲田より生還す
 弘前隊・福島大尉の記録
(高木勉・著)

八甲田山から還ってきた男
 雪中行軍隊長 福島大尉の生涯
(高木勉・著)

八甲田山 死の雪中行軍
 真実を追う
(三上悦雄・著)

青森聯隊遭難 雪中行軍
(百足登・編纂)

遭難始末
(青森歩兵第五聯隊・編纂)

八甲田遭難記
(陸上自衛隊第九混成団本部・編纂

広報とわだ No.1031
(十和田市・発行)