cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

飯豊連峰 エブリサシ岳(1636m)

2012-06-26 | 登山





梅雨の合間の週末晴れ予報は逃がすわけにはいかないので,日帰り可能な
距離(私の定義では片道400キロまでかな)で一番天気が良さそうな飯豊
連峰の新潟側に位置するエブリサシ岳(1636m)に登ってきました。
3年前の2009.6.9に登った時は,ハクサンイチゲが満開でそれはそれはお
見事だったのですが,今年は道路の除雪が遅れ,このコースからの入山が
許されたのは6/20(水曜)からだったのでした。さてさて今回,イチゲ
ちゃんは・・・・・???

6/24(日)
0:00 水戸スタート
3:50 水戸から約380キロ離れた新潟県「奧胎内ヒュッテ」付近登山者駐車場着
4:00  準備を整えスタート
7:30  大石山(1567m)
8:30  エブリサシ岳(1636m)着
9:30  1時間飯豊の山塊を堪能し下山開始
13:20  駐車場着
13:50 駐車場スタート
18:30 水戸着

登り標準CT 7時間50分 → 4時間30分(GG頑張ってます(^_^)v)
下り標準CT 6時間30分 → 3時間50分
標高差 1636m-340m=1296m

前日土曜日は「ダメ。ゼッタイ。」というキャンペーンのお仕事があり,
暑い中を駆け回って大汗かいたので,帰宅しシャワー浴びたらビールの誘惑
に負けてしまいそのまま就寝。23時30分に目が覚めて,前夜車中泊常連
の私には珍しい0時に自宅をスタートし,登山口駐車場に3時50分に到着。
土日にかけて飯豊を楽しむ人達の車がそこそこ駐まってました。

夏至は過ぎたものの年間で一番昼が長いこの季節でも山に囲まれたスタート
地点の4時はまだ薄暗く,ヘッデンを点けて1番でスタート。
最初は工事用の舗装道路と林道を40分程度歩いて,「足の松尾根」登山口
に到着。まずはブナの大木に被われた森の中を5分程度進み,そこから
急登・急登連続の尾根をひたすら登りました。尾根の名のとおり登山道は
松の根っこが張り巡らされていてとっても登りづらい道で,登りはともかく
下山時はほんと神経使いました。

ここで皆様にお知らせがあります。今回ほど寄り道をせずせっせと山を登っ
たことはありません。なぜなら,なんと・・・なんと・・・なんと「デジカ
メ」忘れちゃったから(^^;) 前回は登り5時間かかっていたので写真撮影に
30分も要していたことが検証されました。よって,今回の日記は写真はあ
りませ~んのはずだったのですが,今時の携帯はなかなかのもんですね。
通常はサイズ480×640に設定しているので,それを3Mピクセルのサイズ1536×2048
にし(最高は8Mピクセルのサイズ2448×3264),画質もNormalからSuperFineに
して撮影したら,これまたなんとそこそこの写真が撮れました。今後はこれで
十分かも!!!

それでは携帯写真ギャラリーいきます。



はじめて見ました「ひめさん百合」じゃなく「ヒメサユリ」^^





これが「緑のシャチ」と化した飯豊の支脈



飯豊山塊の西に位置する200名山の二王子岳(1420m)。



これから登るエブリサシ岳。エブリ爺さんはどの辺にいるのかな?



ありゃりゃ~やっぱり時既に遅しだったか。ハクサンイチゲはご覧の通りの
スカイツリー状態。今年の雪は多くても,花は季節に正直に生きていますネ。
やっぱり6月中旬が限界か。



花が少ないと絵になりません(涙)。



遅咲きの清楚な一輪



朳差岳山頂(1636m)



頂上から頼母木山(たもぎやま)・地神山1849m方面。ずっと奥に飯豊本山が
あります。
そうそう,H&Bさんはどの辺あたりを歩いているのかなと思って眺めてま
したよ。



エブリサシ小屋と二王子岳(1420m)。下山時にお話した方が土曜日は10人位泊ま
ったって言ってました。





ロールシャッハテスト 上:今年 下:3年前 これをお化けと見るか,
それともエブリ婆さんと見るか。皆さんはどっち?



それでは今回はヒメサユリで締めたいと思います。ちなみに,ピンク&
ホワイトイワカガミ,カタクリ,マイヅルソウ,ツバメオモト,アカモノ,
ハクサンチドリ,その他沢山の黄色い花が咲いていました。
やっぱり飯豊はイイデ~(^_^)v


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